2017_001002

しましん報告書2017

文書情報

言語 Japanese
ページ数 64
フォーマット | PDF
サイズ 4.28 MB

概要

I.しまね信用金庫ディスクロージャー誌2017

地域に密着した金融サービスを提供し、地域経済の持続的な発展に努めている当金庫の業績や内部管理体制に関する情報がまとめられています。

1 しまね信用金庫ディスクロージャー誌2017

しまね信用金庫ディスクロージャー誌2017は、地域の皆様にしましんをより一層ご理解いただき、親しみを持っていただけるよう、業績の推移、日常の業務活動、コンプライアンス、リスク管理等の内部管理態勢、地域社会とのつながりなどをまとめたものです。

II.平成28年度の業績

前期より預金残高、貸出残高ともに増加。収益面では、貸出金利息収入の減少を主因に資金運用収益は減少しましたが、経常利益は増加しました。当期純利益は前期比29百万円増加し、181百万円となりました。

1.平成28年度の業績

当金庫は、島根県東部を事業地域の中心として、地元の中小企業や住民の皆様が会員となって、お互いに助け合い、 発展していく相互扶助の理念に基づき、地域の皆様へ金融サービスを提供する地域金融機関です。地元のお客さまから o預かりした大切な資金(預金積金)は、地元で資金を必要とするお客さまに融資を行うことで、事業や生活の繁栄の oお手伝いをすると共に、地域社会の一員として地元の中小企業や住民の皆様との強い絆とネットワークを形成し、地域 経済の持続的発展に努めております。 また、金融機能の提供にとどまらず、文化・環境・教育といった面も視野に入れ、地域貢献の体制整備に取組んでおります。

III.地域貢献活動

中小企業支援、文化・環境・教育分野への取り組みを通じて、地域貢献に努めています。

1. 地域経済への取り組み

しまね信用金庫は、地域金融機関として、中小企業の支援・育成、地域住民の生活向上など、地域社会の再生、活性化につながる活動に力を入れています。

2. しましん青友会等への支援

地域企業経営者や後継者の方を対象に、「しましん青友会」を結成し、講演会や勉強会、奉仕活動などを行い、地域経済の発展に貢献しています。

3. 地域貢献活動

地域文化や産業の発展のため、各種行事への参加やボランティア活動、お客さまサポート体制の充実や地域支援を通して、貢献活動を展開しています。

4. しまね企業参加の森づくりへの参加

地域貢献活動の一環として、「しまね企業参加の森づくり」事業に参画し、平成27年11月に島根県・松江市・松江森林組合との間で「森林保全活動に関する協定書」を締結しています。

5. CSRの取組み

平成28年3月には役職員ならびにその家族が植栽活動を実施し、7月には下刈り作業を行いました。

IV.リスク管理体制

金利リスク、信用リスクなどのリスクを認識し、定期的に評価・計測を行って対応する体制を整えています。

1. リスク管理の体制

当金庫は、金融機能の提供にとどまらず、文化・環境・教育といった面も視野に入れ、地域貢献の体制整備に努めております。また、経営改善支援の所管部署を審査部、販路支援やビジネスマッチング、事業承継等の支援の所管部署を地域貢献部とし、中小企業の経営支援にあたっては、当金庫単独の対応ではなく、外部の専門家や外部機関との連携・協力により支援の強化を図っています。

当金庫は、お客さまの大切な財産の運用を安全・確実・気軽にご利用いただけるように、また、目的や期間に応じて選択いただけるよう各種預金を取り揃えております。

2. 内部管理基本方針

しましんは、地域の文化や産業の発展のため、各種行事への参加やボランティア活動、お客さまサポート体制の充実や地域支援を通して、貢献活動を展開しています。

CSRの取組みとして「しまね企業参加の森 づくり」事業に参画し、平成27年11月に島根県・松江市・松江森林組合と当金庫にて「森 林保全活動に関する協定書」を締結しておりま す。 「しましんだんだんの森」と命名した松江市 八雲町の荒野にて、平成28年3月には役職員 ならびにその家族が植栽活動を実施し、7月に は下刈り作業を行いました。

3. 金融ADR制度への対応

当金庫は、個人向け国債・投資信託の販売等の登録金融機関業務や、 日本政策金融公庫をはじめとする政府系金融機関の融資を取り扱っており ます。また、終身保険、医療保険、がん保険、標準傷害保険、年金受給者専用 団体傷害保険、住宅関連長期火災保険、住宅関連の債務返済支援保険など の窓口販売業務、でんさいサービス、マルチペイメントネットワークの取扱 いや外貨宅配サービス及びスポーツ振興くじ(toto)の払戻し業務等、お客 さまのニーズに合わせ積極的に対応させていただいております。

V.自己資本の充実状況

定量的・定性的な観点から、自己資本の充実状況を開示しています。

定性的開示事項

※金融庁の自己資本比率向上計画に基づく経営状況の点検評価による。

【自己資本の充実状況】 自己資本比率、流動性準備率が「マルク」以上となり、将来の金利環境の変化に備えた引当金の積み増し、有価証券の利食いによる含み損の減少等により自己資本が強化されたものと評価。 ※平成27年3月末貸借対照表及び本資料の貸借対照表を比較した結果。 ※金融庁の自己資本比率向上計画に基づく経営状況の点検評価による。

【自己資本の充実状況】 自己資本比率、流動性準備率が「マルク」以上となり、将来の金利環境の変化に備えた引当金の積み増し、有価証券の利食いによる含み損の減少等により自己資本が強化されたものと評価。

定量的開示事項

※金融庁が公表している自己資本比率向上計画に係る資本充足の目途が立てられた金融機関の経営状況の点検評価に関する 事務連絡(平成25年4月1日付け)に基づき算出したものである。

【自己資本の充実状況】 Tier1自己資本の健全性評価は「マルク」となり、自己資本充実率は3.50%である。 Tier1自己資本は平成28年度末において、365,878千円となり、法令で定める要件を満たしています。 ※金融庁が公表している自己資本比率向上計画に係る資本充足の目途が立てられた金融機関の経営状況の点検評価に関する 事務連絡(平成25年4月1日付け)に基づき算出したものである。

【自己資本の充実状況】 Tier1自己資本の健全性評価は「マルク」となり、自己資本充実率は3.50%である。 Tier1自己資本は平成28年度末において、365,878千円となり、法令で定める要件を満たしています。