
就職活動の考え方は自由!納得した進路選択をしよう
文書情報
言語 | Japanese |
ページ数 | 43 |
フォーマット | |
サイズ | 8.45 MB |
学校 | 北海道大学・短大・高専 |
出版年 | 2016 |
概要
I.就職活動の考え方
就職活動には一つの正解がなく、自分の考えや納得に基づいて進めることが重要です。さまざまな情報を入手し、自分にとって何が最善かを冷静に判断しましょう。
1 自分の適性を見極める
就職活動では、自分の適性を把握することが重要です。自分の関心や得意分野を理解することで、進路選択の幅が広がります。大学のキャリアセンターや就活支援サイトなどを利用して、適性検査や自己分析ツールを活用しましょう。
2 業界や企業の研究
希望する業界や企業について、十分に研究しておきましょう。業界の動向や企業の経営理念、事業内容などを把握することで、自分の適性やキャリアプランとのマッチングを検討できます。
3 情報収集
就職情報は、大学やハローワーク、就活サイトなどさまざまな場所から収集できます。業界や企業の動向、採用日程、エントリー方法などを幅広く集めましょう。また、先輩や友人から話を聞くのも有益です。
4 エントリーシートの作成
エントリーシートは、自分をアピールするための重要なツールです。自分の強みや経験を簡潔かつ効果的にまとめ、企業が求める人物像に合わせた内容を作成しましょう。志望動機や自己PRを念入りに検討することが大切です。
5 面接対策
面接は、企業と直接対面してアピールする機会です。自己紹介や志望動機、経験などを明確に伝えられるよう、事前に練習をしておきましょう。また、企業の研究や業界知識も身につけておくと、質疑応答で有利になります。
6 内定後の対応
内定を得た後は、入社までの準備に重点を置きます。会社の規定に従って必要な手続きを行い、入社式や研修に向けて心を整えましょう。また、就職に関する各種手続きや福利厚生制度も確認しておきましょう。
II.就職活動のプロセス
就職活動は段階を踏んで行われます。求人に応募し、選考を受け、内定を得ます。各ステップを慎重に進め、自分の適性やキャリアプランに合った企業を探しましょう。
1 就職活動のステップ
ステップ6 求人に応募する 内定者 sobre に 求職活動が開始されます。 企业的にウェブサイトを利用して応募できますが、応募後はスケジュールを調整することが重要です。
III.企業の役割と雰囲気
企業は家庭と同様の役割を持ち、特定の業務を専門的に分担しています。会社の雰囲気や人事担当者の様子を事前に確認し、自分が働きやすい環境かどうかを判断しましょう。
1.役割と雰囲気
会社は、家庭と同じように役割分担制を取って業務を効率的に運営しています。この役割分担を専門に行う組織が「部門・部署」と呼ばれ、その仕事内容は「業務・職種」と呼ばれています。
例えば、食品製造会社では、食品の製造が中心ですが、そのほかにも製品を販売する部門、経理や事務部門、原材料を調達する部門など、さまざまな部門があります。そのため、活躍できるフィールドはたくさんあります。
2.会社の雰囲気を知るには
会社の雰囲気を知るには、以下の方法があります。
- 会社のホームページや説明会に参加する
- 人事担当者と話をする
- 口コミや評判を調べる
面接官となる人事担当者の様子をしっかり観察することも重要です。
IV.就職活動における注意点
書類作成の際は、情報を正確かつ簡潔に記載しましょう。面接では、共感や積極性を示し、自分のスキルやモチベーションをアピールしましょう。
1. 就職活動の注意点
就職活動において、企業の広報活動は3月1日以降、正式内定日は10月1日以降であり、前年度から変更はありません。また、企業が学生に対して内々定と引き替えに他社への就職活動を取りやめさせる行為や、正式内定開始日(10月1日)前に内定承諾書の提出を求めるハラスメント的行為には注意が必要です。
2. 企業によるハラスメント行為の防止
平成28年3月1日から、若者雇用促進法が改正され、新卒者等の募集を行う企業に対して青少年雇用情報(職場情報)の提供が求められるようになりました。企業は、応募者または応募しようとする学生から職場情報の提供を求められた場合、情報提供項目3類型(P7参照)それぞれに1つ以上の情報提供が義務とされています。また、幅広い職場情報の提供が努力義務とされています。
3. 希望職種への配属の注意点
企画・広報職などを希望する人も多いですが、新規商品やサービスの企画は、顧客の動向を十分に把握していなくては務まりません。そのため、入社後は営業職として数年間お客様と直接接し、知識を身につけてから企画部門に異動するケースもあるようです。また、必ずしも最初から自分の希望する職種(業務)を担当できる訳ではないため、特に『総合職』などと呼ばれる職種での採用は、そのような意味を持っていると思ってください。
4. 会社の雰囲気の把握
メモを取ることに没頭して手帳ばかり見ているということにならないようにしましょう。また、担当者の話で納得できたことや興味深い内容には頷くなどの共感の意を示しましょう。無表情で聞いている人には人事担当者も関心は示しません。
V.採用の内定と取消し
内定は、採用が正式に決まったことを意味します。企業側が正当な理由なく内定を取り消すことはできませんが、労働契約が成立した場合などは例外があります。
1. 採用の内定
企業は、採用内定者の労働契約を締結したと認められる場合、労働契約法第16条の解雇権の濫用についての規定が適用されます。 企業は、やむを得ない事情により、どうしても採用内定取消し又は入職時期繰下げを検討しなければならない場合には、あらかじめ公共職業安定所に通知するとともに、公共職業安定所の指導を尊重するものとします。 文書により、採用の時期、採用条件及び採用内定期間中の権利義務関係を明確にする観点から取消し事由等を明示するものとします。 採用内定者について労働契約が成立したと認められる場合には、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない採用内定取消しは無効とされることについて、事業主は十分に留意するものとします。
2. 採用の取消し
大学生等の就職活動に関する申し合わせ事項の「平成28年度大学、短期大学及び高等専門学校卒業・修了予定 者に係る就職について(申合せ)(P25参照)及び「採用選考に関する指針」(P28参照)では、大学等卒業 予定者の正式内定日は10月1日以降と定められています。 また、9月30日以前に、内々定をもらった学生に対して、企業が内定承諾書、誓約書の提出を求めることや、
VI.その他
「企業説明会」とは異なり、インターンシップは採用活動とみなされないよう注意が必要です。また、就職差別につながる恐れのある書類の提出を企業に求めないよう要請されています。
1. 会社の雰囲気を知る
会社見学では、会社の雰囲気や人事担当者の様子を観察することが重要です。ただし、手帳ばかり見てメモを取ることに没頭してはいけません。
2. 共感の意を示す
担当者の話で納得できた点や興味深い内容には、頷くなどして共感を示しましょう。無表情で聞いている人には、人事担当者も関心を持たないでしょう。
文書参照
- 男女雇用機会均等法
- 女性活躍推進法特集ページ