
パナソニック DMR-UBX7050 チャンネル録画ガイド
文書情報
著者 | Panasonic |
会社 | パナソニック |
文書タイプ | 取扱説明書 |
言語 | Japanese |
フォーマット | |
サイズ | 10.22 MB |
概要
I.録画機能と再生機能
パナソニック ディーガ (UBX7050/UX7050) は、高画質 4K HDR 対応の Ultra HD ブルーレイ 再生も可能な、多機能なレコーダーです。最大15倍録モードに対応し、チャンネル録画 機能では、HDD容量がいっぱいになると古い番組から自動上書き消去されます。毎日約5分の自動メンテナンス中は、一部機能が使用できません。どこでもディーガ 機能を利用すれば、スマートフォンやパソコンで録画番組を視聴できます。ただし、スマホ視聴 や パソコン視聴 には、機器登録(ペアリング)が必要です。最大6台の端末を登録できますが、同時視聴は1台のみです。USB-HDD 接続にも対応し、SeeQVault フォーマットにも対応しています。ただし、USB3.0対応HDD使用時は、無線LANとの干渉に注意が必要です。
1. 録画モードと録画時間
このパナソニック ディーガ(UBX7050/UX7050) は、最大15倍速の録画モードに対応しています。録画可能な時間は、選択した録画モードによって異なります。チャンネル録画を行う場合、ハードディスク容量がいっぱいになると、古い番組から自動的に上書き消去されます。そのため、HDD の容量管理にご注意ください。また、毎日約5分間の自動メンテナンス中は、チャンネル録画、再生、ダビングなどの一部の機能が使用できなくなる点にご注意ください。録画予約機能も充実しており、おまかせ録画やカテゴリーまとめて予約で効率的な録画予約が可能です。ただし、同じ番組の再放送は、番組名に話数(例:「第2話」)が含まれる場合、約180日間は自動的に予約されません。
2. 再生機能とダビング機能
ディーガは、録画した番組の再生機能も充実しています。Ultra HD ブルーレイディスクの再生にも対応しており、4K HDR対応テレビとの接続で高画質映像をお楽しみいただけます。ただし、HDR対応メッセージが表示された場合は、テレビのHDR設定を確認する必要があります。ダビング機能も搭載しており、録画した番組を他のメディアにコピーすることも可能です。HDDに保存した番組を、USB-HDDにダビングできます。また、8cmディスクへの記録や編集はできませんが、再生とHDDへのダビングは可能です。CD-DA規格に準拠していないCD(コピーコントロールCDなど)は、動作や音質が保証されません。SeeQVaultフォーマットにも対応しているため、互換性のある機器間でのデータ持ち運びも可能です。ただし、保存している番組数が多い場合、電源投入直後はダビングや消去などの操作に数分かかる場合があります。
3. 外部機器接続と再生互換性
このディーガは、USB3.0対応のスーパースピード USB端子を搭載しており、チャンネル録画用USB-HDDを接続できます。HDMI音声出力端子に接続した機器では、ビエラリンク(HDMI)機能や4K出力機能は動作しません。HDMIケーブルは別売です。USB3.0対応USB-HDDを使用する際は、2.4GHz帯への電波干渉により、無線リモコン操作やお部屋ジャンプリンク、インターネット接続が不安定になる可能性があるため、設置場所にご注意ください。また、BD-Live対応ディスクを再生する際は、レコーダーとディスクの識別IDがインターネット経由でコンテンツプロバイダに送信される場合があります。ディスクの状態によっては、再生できない場合があります。
4. スマートフォン パソコンでの視聴 どこでもディーガ
どこでもディーガ機能を利用することで、本機で録画した番組をスマートフォンやパソコンで視聴できます。スマホやパソコンで視聴するには、インターネット接続が必要です。また、スマートフォンやタブレットなどの端末と本機との間で機器登録(ペアリング)を行う必要があり、ペアリングの有効期限は90日間です。本機に登録できる端末は最大6台ですが、外出先から同時に視聴できるのは1台のみです。さらに、本機に取り込んだ音楽・写真・動画もスマートフォンで楽しめます。離れて暮らす家族がスマートフォンで撮影した写真や動画も、テレビの大画面で視聴できます。ただし、放送制限によっては視聴できないチャンネルがあります。また、LTEや3G回線での視聴は多くのパケットを消費するため、パケット料金にご注意ください。海外での視聴は、携帯端末の仕様と各国の法規をご確認ください。
II.ネットワーク接続と機能
ディーガ は、インターネット接続で様々な機能を利用できます。どこでもディーガ を利用するには、802.11ac/n(5GHz推奨)の無線LANルーターが必要です。暗号化方式はAESを使用してください。ネットワーク設定では、お部屋ジャンプリンク機能も利用できますが、アクセス制限を設定することも可能です。ただし、無線LAN環境では、電子レンジなどの電波干渉に注意が必要です。スカパー!プレミアムサービス対応チューナーなどは、LANケーブルでの接続が推奨されています。インターネット接続 は、モデム、ルーター等の費用はお客様負担となります。
1. 無線LAN接続と設定
ディーガ(UBX7050/UX7050)は、無線LAN機能を搭載しており、どこでもディーガ機能やネットワーク経由でのアップデートなど、様々なネットワークサービスを利用できます。無線LAN接続には、802.11acまたは802.11n(2.4GHz/5GHz同時使用可)の無線ブロードバンドルーター(アクセスポイント)が必要です。5GHz帯の使用を推奨しており、2.4GHz帯を使用する場合は、電子レンジやコードレス電話機との干渉に注意が必要です。暗号化方式はAESにしてください。ルーターの設定によっては、ファイアウォールや無線ブロードバンドルーターの設定が必要になる場合があります。また、公共のWi-Fiなどセキュリティレベルの高い環境では、ご利用いただけない場合があります。無線LAN接続時は、LANケーブルでの接続はできません。動作確認済みのルーターについては、サポートサイト(http://panasonic.jp/support/bd/)でご確認ください。 スカパー!プレミアムサービス対応チューナーやCATVセットトップボックスは、安定した動作のためLANケーブルでの接続を推奨します。
2. インターネット接続と注意点
ディーガの様々な機能、特にどこでもディーガ機能や、ネットワークアップデート、ファイル共有機能などには、安定したインターネット接続環境が必要です。インターネット接続に必要な機器(モデム、ルーター、ハブなど)や通信事業者との契約、設置、設定、通信費用はすべてお客様のご負担となります。 インターネットに接続すると、ネットワーク上の機器から本機にアクセスできるようになります。機器ごとのアクセス制限を設定したい場合は、「お部屋ジャンプリンク/スカパー!Link(録画)設定」でアクセス許可を取り消すことができます。 不正なアクセスを防ぐため、暗号化方式を必ず「AES」に設定し、暗号化されていないネットワークには接続しないでください。 また、第三者が本機の設置・設定を行った場合は、機器パスワードの初期化と機器登録の解除を行うことを推奨します。利用権限のない無線ネットワーク(SSID)への接続は、不正アクセスとみなされる可能性があります。
3. ネットワーク関連機能と制限
ディーガは、お部屋ジャンプリンク機能やどこでもディーガ機能を提供しています。これらの機能を使用するには、802.11acまたは802.11n(5GHz)の無線LAN環境とAES暗号化が必要です。ネットワーク設定によって、無線ブロードバンドルーター(アクセスポイント)の暗号化方式などが変更される場合があります。パソコンがインターネットに接続できなくなった場合は、無線ブロードバンドルーターの設定に従って、パソコンのネットワーク設定を変更してください。どこでもディーガ機能は、外出先からスマートフォンやタブレットで番組を視聴したり、パソコンで録画予約などの操作を行うための機能です。この機能を利用するには、対応サービスへの加入が必要です。携帯電話やパソコンを紛失した場合は、不正使用を防ぐため、速やかに通信事業者またはサービス提供者に連絡してください。本機と宅内ネットワークに接続したパソコンにある写真や動画、音楽データを本機のHDDに保存し、ネットワーク接続したファイル共有機能対応機器で共有できます。ただし、ファイル共有機能に対応したパソコンについてはサポートサイトをご確認ください。
4. ネットワーク接続トラブルシューティング
無線LAN接続で問題が発生した場合は、まず機器の位置や角度を変えて通信状態を確認してください。それでも改善しない場合は、有線接続を試みてください。無線LANはすべての環境での動作を保証するものではありません。距離や障害物によって通信速度が低下したり、接続できない場合があります。 また、USB3.0対応のUSB-HDDを使用すると、2.4GHz帯への電波干渉により通信速度が低下したり、通信が不安定になる可能性があります。この場合、無線方式でのリモコン操作ができなくなったり、お部屋ジャンプリンクやインターネット接続が不安定になる可能性があります。 本機の動作が不安定な場合は、電源を一度切り、再起動してみてください。それでも改善しない場合は、販売店にご相談ください。 本機の接続に必要なインターネット接続機器(モデム、ルーター、ハブなど)の費用はすべてお客様のご負担となります。
III.録画予約とその他の機能
チャンネル録画 予約には、「おまかせ録画」や「カテゴリーまとめて予約」機能があります。同じ番組の再放送は、約180日間予約されません。HDD には、パソコン内の写真、動画、音楽データも保存できます。ただし、音楽ファイルは一時的な保管場所として使用し、パソコンへのバックアップをおすすめします。番組編集 機能は、部分消去、番組結合、番組分割など一部制限があります。また、保存番組数が多い場合は、電源投入後数分間、一部操作が制限される場合があります。
1. 録画予約機能
このディーガは、様々な録画予約機能を提供しています。基本的なチャンネル録画予約に加え、「おまかせ録画」や「カテゴリーまとめて予約」といった便利な機能も搭載。これにより、複数の番組をまとめて効率的に予約することができます。番組の重複予約を防ぐため、同じ番組の再放送については、番組名に「第2話」や「#2」などの話数を含む番組(連続ドラマやアニメなど)を既に録画済みの場合、約180日間は自動的に予約されません。HDD容量がいっぱいになった場合は、古い番組から自動で上書き消去されます。容量不足による上書き消去を防ぐには、「保存の優先モード」を「保存優先」に設定することをお勧めします。録画予約に関する設定は、購入時の設定に戻すことも可能です。その場合、予約内容や録画済みの番組は全て削除されますのでご注意ください。 どこでもディーガ機能を利用して、外出先からパソコンやスマートフォンで録画予約を行うことも可能です。
2. 番組編集機能と制限
ディーガは、録画した番組を編集する機能も備えています。しかし、編集できる内容は限定的で、「部分消去」「番組結合」「番組分割」「サムネイル変更」「録画モード変換」など一部の機能のみが利用可能です。まとめ番組やチャプターの編集はできません。また、保存している番組数が多い場合、本機の電源を入れた後、最大数分間、SeeQVaultフォーマットしたUSB-HDDへのダビング、消去などの再生以外の操作ができない場合があります。録画モード変換は、USB-HDDの番組に対しても実行できますが、電源ON時とOFF時で表示されるメッセージが異なります。 これらの制限事項を理解した上で、番組編集機能をご利用ください。
3. HDDとファイル共有機能
本機は内蔵HDDに加え、USB-HDDにも対応しており、チャンネル録画や番組保存に活用できます。さらに、本機と宅内ネットワークに接続したパソコン内の写真、動画、音楽データを本機のHDDに保存し、ネットワーク接続したファイル共有機能対応機器で共有することができます。ただし、音楽ファイルは一時的な保管場所として使用し、大切なファイルはパソコンなどに必ずコピーして保存してください。音楽ファイルを削除した場合は、再度ダウンロードできません。また、何らかの不具合による音楽ファイルの損失および損害に対して、当社は一切の責任を負いません。ファイル共有機能が利用できるパソコンについては、サポートサイトをご確認ください。本機の機器名からはファイル共有サーバーは開けません。パソコンに本機の名前のアイコンが表示されるまで時間がかかる場合があります。表示されない場合は、フォルダのアドレスバーからネットワークを更新してください。
4. その他機能と注意点
本機には、「持ち出し番組の作成」機能があります。この機能を「する」に設定すると、お気に入りの番組は自動的に持ち出し番組が作成されます。スマートフォン用視聴アプリ「どこでもディーガ」で持ち出し番組を持ち出す際に便利です。ただし、持ち出し番組を記録するためのHDD容量が必要となり、おとりおきの視聴可能期間が短くなります。 本機は、RAM 2マークの付いたDVD-RAMディスク(6X以上の高速記録対応)の記録や編集には対応していません。8cmディスクへの記録や編集もできません。 本機の電源を切ったり、USB接続ケーブルを抜いたりする際は、本体表示窓の点滅が終了してから行ってください。点滅中は認識や読み込み・書き込みを行っており、電源を切ったりケーブルを抜いたりすると、本体が正常に動作しなくなったり、記録内容が破壊されたりする可能性があります。HDDやUSB-HDDへの保存中に、お部屋ジャンプリンクのチャンネル録画した番組の再生を行うと、保存は一時的に中断します。
IV.その他注意事項と免責事項
本機を使用する際は、周囲の無線機器との干渉に注意が必要です。干渉が発生した場合は、場所の変更や電波の使用停止、または専門業者への相談が必要です。録画・編集ができなかった場合、データの損失や損害に対する責任は負いません。初期設定 を戻す際は、予約内容、録画番組、個人情報などが全て削除されます。B-CASカード の契約に関する事項は、有料放送事業者にご確認ください。 どこでもディーガ やその他機能利用には、対応サービスへの加入が必要な場合があります。
1. 使用上の注意事項
本機は日本国内でのみ使用可能です。法律で認められた範囲内での私的使用に限ります。使用状況によっては視聴できない場合があり、ご利用のネットワーク環境によっては、ファイアウォールや無線ブロードバンドルーターの設定が必要となる場合があります。共用設備などセキュリティレベルが高い環境では使用できない可能性があります。LTEや3G回線での宅外視聴は多くのパケットを消費するため、パケット料金にご注意ください。海外での視聴は、お使いのスマートフォンやタブレットなどの携帯端末が各国の規制基準を満たしているか確認する必要があります。また、ネットワーク環境によっては視聴できない地域があります。詳しくはサポートサイト(http://panasonic.jp/support/bd)をご覧ください。アンテナケーブルを直接接続する場合は、アンテナプラグが外れないようF型接栓を使用することをお勧めします。分配器を使用する場合は、全端子電流通過型の分配器を使用してください。接続状態によっては、分波器やブースターなどの別売部品が必要になる場合があります。接続方法がわからない、接続しても映らない場合は、販売店にご相談ください。本機とテレビの接続には、HDMIケーブル(別売)が必要です。無線LANを使用する場合は、LANケーブルは使用できません。無線ブロードバンドルーターは、802.11acまたは802.11n(2.4GHz/5GHz同時使用可)のものを選び、5GHz帯の使用をお勧めします。2.4GHz帯で電子レンジやコードレス電話機などを同時に使用すると、通信が途切れる場合があります。暗号化方式は「AES」にしてください。
2. セキュリティと不正利用防止
第三者が本機の設置・設定を行った場合は、設置設定後に機器パスワードを初期化し、「ディモーラ/使用情報の送信設定」で機器登録を解除してください。ネットワーク機能を再度利用するには、ディモーラサービスへの登録が必要になる場合があります。当社が検証していない接続機器やソフトウェアとの組み合わせによる誤動作や操作不能状態から生じた損害に関して、当社は責任を負いません。本機がお手元にない場所から問い合わせる際に、本機の接続状況や現象の目視確認が必要な場合は、対応サービス提供者がサービスを提供します。詳しくはホームページをご覧ください。利用権限のない無線ネットワークには接続しないでください。暗号化せずにネットワーク接続すると、第三者に不正に侵入され、通信内容が盗み見られたり、個人情報や機密情報が漏洩するおそれがあります。本機の機能およびサービスを提供するため、機器ID、機器パスワード、利用履歴情報は、適切なセキュリティ環境のもと安全に保管・管理します。利用履歴などの情報は、個人が特定できない状態で集計し、製品やサービスの向上などに利用させていただく場合があります。
3. 免責事項とその他注意事項
何らかの不具合により、正常に録画・編集できなかった場合の内容の補償、録画・編集した内容(データ)の損失、および直接・間接の損害に関して、当社は一切の責任を負いません。本機を修理した場合(HDD以外の修理を行った場合も)も同様です。本機を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局、特定小電力無線局、アマチュア無線局が運用されていないことを確認してください。万一、本機から移動体識別用の構内無線局に対して有害な電波干渉が発生した場合は、すみやかに場所を変更するか、電波の使用を停止し、連絡先にご連絡ください。また、移動体識別用の特定小電力無線局またはアマチュア無線局に対して有害な電波干渉が発生した場合なども連絡先にご相談ください。 本体表示窓の点滅中は、認識や読み込み・書き込みを行っています。点滅中に電源を切ったり、USB接続ケーブルを抜いたりしないでください。 本機使用中は温度が高くなりますが、性能・品質には問題ありません。本機の上下左右にスペースを空けてください。残量表示は実際より増減することがあります。-R記録や編集を約200回以上繰り返すと、残量が減少します。DRモード選択時の残量は、画面によって表示が異なる場合があります。