SCPH-79000取扱説明書：安全ガイド

PlayStation 2 (プレイステーション2) 本体と周辺機器は、安全な場所に設置し、適切に保管することが重要です。特に、小さなお子さんやペットのいる家庭では、幼児の手の届かない場所に置く必要があります。これは、誤って機器を倒したり、小さな部品を口に入れたりする事故を防ぐためです。また、本体や周辺機器を床に直接置かないようにしましょう。これは、つまずきや踏みつけによる怪我、そして機器の故障を防ぐためです。 PS2本体を安定した場所に設置し、周囲に十分なスペースを確保してください。また、直射日光や高温になる場所、湿気の多い場所を避け、常に安定した状態を保つように心がけてください。これは、機器の故障や変形を防ぐ上で非常に大切です。さらに、PlayStation 2 を使用しない場合は、電源コードをコンセントから抜いて、安全に保管してください。 長時間使用しない場合でも、本体の電源は完全に切れていないため、コンセントから抜くことで、電力消費を抑え、火災などのリスクを軽減します。 PS2の安全な使用方法を理解し、実践することで、長期間にわたって安心して機器を使用できます。

PlayStation 2で使用するディスクの取り扱いには注意が必要です。ひび割れ、変形、または補修したディスクは、絶対に使用しないでください。ディスクが本体内部で破損し、けがや故障の原因となる可能性があります。 DVDやゲームソフトのディスクは、常に清潔に保つことが重要です。指紋やほこりなどが付着すると、画像の乱れや音質の低下を引き起こす可能性があります。使用前には、柔らかい布で優しく拭いて汚れを取り除きましょう。また、ディスクを保管する際には、直射日光の当たる場所や高温多湿の場所を避け、専用のケースに保管することで、ディスクの劣化を防ぎます。 PS2で使用するディスクは、CD規格に準拠した製品を使用してください。著作権保護技術を搭載した一部の音楽CDは、規格に準拠していない場合があり、再生できない可能性があります。ディスクの損傷による故障を防ぎ、快適なゲーム体験を維持するために、適切な取り扱いを心がけてください。 さらに、寒い場所から暖かい場所に急に移動させた場合など、結露が発生することがあります。結露が発生した場合は、ディスクを取り出し、電源を切り、数時間放置してから再度使用を試みてください。

DUALSHOCK 2コントローラーを含む、PlayStation 2のコントローラーは、適切な方法で使用することが重要です。長時間、連続してコントローラーを使用すると、腕や手首に痛みを感じる場合があります。特に、バイブレーション（振動）機能を使用する際は、30分程度の休憩を挟むようにしてください。 コントローラーを使用中に、体の一部に不快感や痛みを感じた場合は、すぐに使用を中止し、休憩を取ってください。症状が改善しない場合は、医師の診察を受けてください。 また、脱臼、肉離れ、ねんざなど、手首や腕に障害のある方は、長時間連続してコントローラーを使用しないように注意してください。 コントローラーの適切な使用方法と、休憩を挟むことで、ゲームを快適に楽しみながら、健康被害のリスクを最小限に抑えることができます。さらに、コントローラーを床に放置しないように注意し、破損や故障を防ぎましょう。 アナログコントローラーを使用する際は、電源を入れた後にスティックを大きく円を描くように動かし、スティックの稼働範囲を調整してください。この作業は、コントローラーの最適な状態を維持するために重要です。

PlayStation 2 は、5℃～35℃の温度範囲内で使用してください。極端に高温または低温の場所では、故障の原因となる可能性があります。直射日光の当たる場所、暖房器具の近く、または窓を閉め切った車内（特に夏期）などは避けてください。 高温環境下では、PS2本体が変形したり、故障したりする可能性があります。また、低温環境下では、正常に動作しない可能性があるため、適切な温度環境を維持することが重要です。常に周囲の温度に注意し、機器を適切な場所に保管することで、機器の寿命を延ばすことができます。 特に、夏場の車内は温度が急激に上昇するため、放置しないように注意しましょう。 PlayStation 2を適切な環境で使用することで、機器の故障やトラブルを回避し、より長く快適にゲームを楽しむことができます。

PlayStation 2 (プレイステーション2)をテレビに接続する方法は、使用するテレビの種類によって異なります。 基本的には、テレビのビデオ入力端子にPS2本体を接続します。 ただし、ビデオデッキやビデオ一体型テレビを経由して接続する場合、コピープロテクション信号の影響で、DVDビデオの再生時に画像が乱れる可能性があります。可能な限り、PlayStation 2とテレビを直接接続することを推奨します。 接続ケーブルも重要です。コンポーネント映像出力、D映像入力、AVマルチ入力など、テレビの端子と対応するケーブルを使用する必要があります。 接続方法を間違えると、画像が表示されない、または画質が悪くなる可能性があります。そのため、テレビの説明書と併せて、PS2の取扱説明書をよく確認し、適切な接続方法を選びましょう。 特に、RGB入力のみ対応のテレビにマルチAVケーブル(VMC-AVM250)を使用すると、DVDビデオが正常に表示されない場合があります。付属のAVケーブルを使用するなど、適切なケーブルを選択することが重要です。

より高音質で臨場感のあるサウンドを楽しむためには、デジタルオーディオ機器への接続が推奨されます。市販のオーディオ用光デジタル接続コードを使用することで、映画館やコンサートホールのような迫力のある音声を体験できます。 PS2本体のDIGITAL OUT端子と、デジタル入力端子のあるオーディオ機器を接続します。接続する際には、必ず市販の適切な光デジタル接続コードを使用してください。 ただし、すべてのPlayStation 2規格のソフトウェアがDIGITAL OUT端子からの音声出力をサポートしているわけではありません。一部のソフトウェアでは、デジタル接続コードを使用しても音声が再生されない場合があります。このような場合は、付属のAVケーブルなどを使用して、アナログ音声ケーブルで接続する必要があります。 接続方法や設定は、デジタルオーディオ機器の説明書も参照して行ってください。 高音質のサウンドを楽しむためには、機器の接続方法と、使用するソフトウェアの互換性を確認することが重要です。

PlayStation 2は、プログレッシブ出力に対応しています。プログレッシブ出力は、より滑らかで高精細な映像を提供します。 しかし、一部のDVDビデオでは、プログレッシブ出力を使用すると映像の一部が不自然になることがあります。そのような場合は、本体の設定でプログレッシブ出力を「切」にすることで、インターレース方式で映像を再生できます。 プログレッシブ出力の設定は、システム設定画面で行います。 DVDビデオの再生において、プログレッシブ出力を使用するかどうかは、映像の品質と安定性のバランスを考えて決定する必要があります。 プログレッシブ出力の設定を変更することで、映像の表示状態を改善できる可能性があります。そのため、PS2の設定画面をよく確認し、適切な設定にしてください。 設定変更後には、DVDビデオの再生状況を確認し、必要であれば設定を調整してください。

PlayStation 2でDVDビデオを再生する際に発生する可能性のあるトラブルとその対処法について説明します。まず、DVDビデオの再生ができない、または映像が乱れる場合は、いくつかの原因が考えられます。 ディスクに傷や汚れがないか確認し、汚れている場合はクリーニングしましょう。 接続ケーブルに問題がないか確認し、必要であれば交換してみましょう。 テレビの入力端子を、PlayStation 2と接続している端子に切り替えているか確認してください。 また、コピープロテクション信号の影響で、ビデオデッキなどの中間機器を経由して接続すると画像が乱れる場合があります。可能な限り、PS2とテレビを直接接続することを試みてください。 さらに、テレビの種類によっては、使用するケーブルの種類も重要になります。例えば、コンポーネント映像入力端子のあるテレビでは、適切なケーブルを使用する必要があります。 DVDビデオのリージョンコードや信号方式が合っているかも確認しましょう。それでも問題が解決しない場合は、ソニーのサポートページ(http://www.jp.playstation.com/support/)をご確認ください。

PlayStation 2のコントローラー操作に関するトラブルとその対処法について説明します。コントローラーの操作ができない、または反応が悪い場合は、以下の点をチェックしましょう。 まず、使用しているコントローラーが、プレイしているゲームに対応しているか確認してください。DUALSHOCK 2コントローラー専用ソフトウェアを、通常のDUALSHOCKコントローラーで操作しようとすると、正常に動作しない場合があります。 コントローラーをPS2本体のコントローラー端子1に正しく接続しているかも確認してください。ソフトウェアによっては、コントローラー端子1からコントローラーを抜いた際に、ソフトウェアが意図したとおりに動作しない場合があります。「ゲームプレイ機能 切」に設定することで解決できる可能性があります。 また、リモートコントローラーを使用している場合は、複数のボタンを同時に押しても機能しない場合があります。 コントローラーのスティックが正常に動作しているか、調整が必要かどうか確認してください。 コントローラーの故障も考えられるため、別のコントローラーで試してみましょう。それでも問題が解決しない場合は、ソニーのサポートページをご確認ください。

PlayStation 2で発生する可能性のあるその他のトラブルと、それに対する対処法、サポート情報について説明します。 ゲームソフトによっては、PlayStation 2で正常に動作しない場合があります。これは、ソフトウェアの互換性の問題です。 また、PlayStation 2規格のソフトウェアは、PlayStation規格ソフトウェアに比べて高速回転で読み込まれるため、振動や音が大きくなることがあります。これは仕様によるものです。 音声が正常に出力されない場合、デジタル音声出力に対応していないソフトウェアを使用している可能性があります。アナログ音声ケーブルを使用するようにしてください。 PS2本体の動作に異常を感じた場合、または上記のトラブルシューティングを試しても問題が解決しない場合は、ソニーのサポートページ(http://www.jp.playstation.com/support/)を参照するか、インフォメーションセンターにお問い合わせください。 サポートページでは、よくある質問(FAQ)や、トラブル解決のための詳しい情報が提供されています。

PlayStation 2の修理または交換を依頼する場合の規定について説明します。 製品の修理または交換は、ソニー・コンピュータエンタテインメントの判断に基づいて行われます。交換の場合、故障内容の詳細は説明されない場合があります。また、環境保護の観点から、修理・交換時に再生部品が使用されることがあります。 修理・交換を依頼する際には、購入時の箱と梱包材を使用して、製品を梱包する必要があります。不適切な梱包により輸送中に製品が破損した場合、修理・交換をお断りすることがあります。 交換の場合、お客様から送付された製品（本体、箱など）および修理で取り外した故障部品は、ソニー・コンピュータエンタテインメントの所有物となります。 修理依頼品の返却期限は、依頼日から1年間です。期限を過ぎても受け取られない場合は、当社で処分させていただきます。その際は、修理料金に加え、保管費用および処分費用を請求させていただきます。 アフターサービスの利用には、これらの規定への同意が必要です。修理、交換に関する詳細な手順については、別途ご案内いたします。

PlayStation 2本体の修理または交換を依頼する際には、適切な梱包が求められます。 製品を送付する際は、必ず購入時の箱と梱包材を使用してください。購入時の箱を包装紙などで包むことで、輸送中の破損を防ぎます。 購入時の箱と梱包材がない場合、または、ラベルが剥がされている場合は、修理・交換をお断りする場合があります。 梱包が不十分で輸送中に破損が生じた場合も、修理・交換の対象外となる可能性があります。 そのため、梱包は、製品の安全な輸送のために非常に重要です。 輸送中の破損を防ぐため、十分な緩衝材を使用し、丁寧に梱包してください。 梱包方法については、アフターサービス規定を参照してください。 適切な梱包を行うことで、スムーズな修理・交換手続きを期待できます。

修理または交換を依頼したPlayStation 2本体の保管期間についても規定があります。 修理・交換依頼品の返却可能日をお知らせしている場合、依頼日から1年間経過してもお受け取りいただけない場合は、当社で処分させていただきます。 その際には、修理料金に加え、保管費用（保管場所までの輸送費用を含む）および処分費用を請求させていただきます。 また、所有権放棄された記録媒体（メモリーカード）内のデータは、第三者が不正に触れることがないように、合理的な管理体制のもとで処分します。 この製品の保証は、お客様の法律上の権利を制限するものではありません。 アフターサービスに関する規定を理解し、適切な手順に従うことで、スムーズな対応が期待できます。 修理・交換に関する問い合わせは、インフォメーションセンターまでご連絡ください。 保証に関する詳細については、別途ご案内いたします。

PlayStation 2は、著作権保護のため、コピープロテクション技術を搭載しています。この技術は、マクロビジョンコーポレーションなどの権利者が保有する特許に基づいています。 この技術の使用には、マクロビジョンコーポレーションの許諾が必要です。家庭での視聴以外の目的で使用することは禁止されています。また、リバースエンジニアリングや分解も禁止されています。 DVDビデオを本機で再生し、他の機器で録画する場合、録画動作が停止したり、録画が制限されたりする可能性があります。これは、DVDビデオに施されたコピープロテクションによるものです。 コピープロテクションを改変したり、除去したりしてDVDビデオを録画することは、私的使用のためであっても法律で禁止されています。 著作権を尊重し、合法的な範囲内で製品を使用することが重要です。 ソフトウェアやコンテンツの不正コピーは違法行為であり、厳重に罰せられます。 著作権保護に関する詳細な情報は、ソニー・コンピュータエンタテインメントのウェブサイトをご確認ください。

PlayStation 2には、アクセスコントロールが施されています。 DVDビデオおよび音楽CDを除く非専用ソフトウェア、ならびに専用ソフトウェアの複製物は、本アクセスコントロールにより使用できません。 本アクセスコントロールの無効化装置、または、そのプログラムや装置を組み込んだPlayStation 2を譲渡、引渡し、展示、輸出、輸入、送信することは法律で禁止されています。 これは、ソフトウェアの不正コピーや著作権侵害を防ぐための措置です。 ソフトウェアの著作権を侵害する行為は、法律により厳しく罰せられます。 不正コピーされたソフトウェアの使用は、機器の動作不良やセキュリティ上の問題を引き起こす可能性があります。 常に正規のソフトウェアを使用し、著作権を尊重した利用を心がけましょう。 アクセスコントロールは、ソフトウェアの著作権保護と、安全なゲーム環境の維持のために重要な機能です。

この説明書に記載されているPlayStation、DUALSHOCKは、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標です。 SONYおよび関連ロゴはソニー株式会社の登録商標です。 これらの商標の無断使用は、商標法に抵触します。 これらの商標は、それぞれの企業の製品やサービスを識別するために使用されており、法的保護を受けています。 無断でこれらの商標を使用することは、企業の権利を侵害する行為であり、法的措置が取られる可能性があります。 商標に関する詳細な情報は、それぞれの権利者にご確認ください。 商標権を尊重し、適切な表記を行うよう心がけましょう。