
コードレス電話機 VE-GP05DL 取扱説明書
文書情報
言語 | Japanese |
フォーマット | |
サイズ | 7.37 MB |
会社 | NTT |
文書タイプ | 取扱説明書 |
概要
I.通話録音と便利な機能
このパナソニック電話機は、重要な会話を記録できる通話録音機能を搭載しています。さらに、相手の声が聞き取りにくい場合に役立つボイスセレクト、携帯電話への通話料金を節約できる選んでケータイ機能も備えています。ナンバーディスプレイサービスに対応し、着信番号をディスプレイに表示します。着信履歴は着信メモリーに最大10件まで保存されます。 留守番電話機能も充実しており、外出先からリモート操作も可能です。着信鳴り分け機能で、グループ別に異なる呼び出し音を設定できます。 便利なワンタッチダイヤル機能も搭載。
1. 通話録音機能
このパナソニック電話機は、通話録音機能を搭載しており、重要な会話を記録することができます。 この機能は、ビジネスシーンでの取引内容の記録や、プライベートでの大切な会話の保存などに役立ちます。通話録音は、電話機本体の設定で簡単にオン/オフを切り替えられます。録音されたデータは、電話機内部のメモリに保存され、必要に応じて再生することができます。ただし、メモリ容量には限りがあるため、定期的に不要なデータの削除を行うことをお勧めします。録音時間や録音件数には制限がある可能性があるので、マニュアルを参照ください。メモリーがいっぱいになると、応答メッセージは用件録音ができないとき(応答専用)の固定応答メッセージに切り替わります。また、8秒以上無音が続いた場合や、声が小さい場合は、用件を録音できません。これらの制限事項を理解した上で、効果的に通話録音機能をご利用ください。重要な通話内容を確実に記録し、証拠として残したい場合に最適な機能です。
2. ボイスセレクト機能
相手の声が聞き取りにくい状況でも、クリアな音声で会話できるボイスセレクト機能が搭載されています。この機能は、ノイズの多い環境や、相手の声が小さい場合などに特に有効です。ボイスセレクトは、電話機本体のボタン操作で簡単にオン/オフを切り替えられます。具体的な操作方法は、取扱説明書を参照してください。この機能により、聞き取りにくい通話を快適にすることができます。高齢者の方や、聴覚に障がいのある方にも配慮された、非常に便利な機能と言えるでしょう。音声品質の向上により、よりスムーズなコミュニケーションを実現できます。通話品質の改善に繋がるボイスセレクト機能は、快適な通話体験を提供します。
3. 選んでケータイ機能
携帯電話への通話料金を節約したい方に便利な選んでケータイ機能(固定電話発・携帯電話着通話サービス)が備わっています。この機能を使うことで、事業者識別番号(例:「00XX」)を利用して、固定電話会社を経由して携帯電話へ発信することで、通常よりも低い料金で通話することができます。事業者識別番号は、電話機本体にあらかじめ登録しておくことで、発信時に自動的に付加されます。携帯電話への通話頻度が高い方にとって、経済的な負担を軽減できる非常に有効な機能です。ただし、この機能は「090」や「080」から始まる電話番号にのみ対応しており、「070」などには対応していません。また、IP電話サービスを契約している場合は、事業者識別番号の設定によっては携帯電話にかけられなくなる可能性がありますので、注意が必要です。通話料金の節約に繋がるこの機能は、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとって魅力的な機能となります。
4. ナンバーディスプレイと着信メモリー機能
この電話機は、ナンバーディスプレイサービスに対応しており、着信者の電話番号を画面に表示します。これにより、知らない番号からの着信を事前に確認でき、迷惑電話対策に役立ちます。ナンバーディスプレイサービスの契約が必要となります。着信履歴は着信メモリーに最大10件まで保存されるので、後から確認することができます。着信メモリーには、非通知、公衆電話、表示圏外の番号も記録されます(ただし、「表示できません」と表示された場合は除きます)。着信履歴の確認は、親機と子機両方で可能です。電話番号だけでなく、日付も一緒に記録されるので、通話履歴を管理するのに便利です。ナンバーディスプレイと着信メモリーの連携により、通話履歴の管理が容易になります。この機能は、ビジネスシーンでもプライベートでも活用できる便利な機能です。
II.留守番電話と不在着信対応
この電話機は、充実した留守番電話機能を備えています。自作応答メッセージを録音したり、外出先から留守電を操作することも可能です。不在着信は着信メモリーに記録され、電話番号を確認できます。非通知や公衆電話からの着信も記録され、ナンバーディスプレイサービスと連携することで、より詳細な情報が得られます。留守番電話の用件録音時間や件数にも配慮されています。
1. 留守番電話の基本機能
このパナソニック電話機は、不在着信時に用件録音を行う留守番電話機能を搭載しています。留守設定は親機・子機両方から行えます。留守電応答メッセージは、デフォルトのメッセージに加え、自分の声で自作応答メッセージを録音することも可能です。応答メッセージのカスタマイズにより、よりパーソナルな対応ができます。留守電へのアクセスは、トーン信号の出る電話機からリモート操作も可能で、外出先からでもメッセージの確認や設定変更が可能です。ただし、リモート操作には事前に暗証番号の登録が必要です。用件録音は、一定時間無音状態が続いたり、声が小さすぎると録音されない場合があります。また、メモリーがいっぱいになると、応答メッセージが固定メッセージに切り替わるため、容量にはご注意ください。留守番電話の録音時間と録音件数には制限がある可能性があります。詳細な仕様は取扱説明書でご確認ください。
2. ナンバーディスプレイと留守電連携
ナンバーディスプレイサービスと連携することで、留守電にメッセージを残した相手の電話番号を再生中に確認できます(親機のみ)。この機能は、誰から連絡があったのかをすぐに把握するのに役立ちます。ナンバーディスプレイサービスを利用していない場合でも、着信メモリーに不在着信の電話番号が記録されます。ただし、非通知、公衆電話、表示圏外の電話は「表示できません」と表示され、電話番号が記録されない場合があります。非通知、公衆電話、表示圏外からの着信は、着信メモリーに記録されますが、ナンバーディスプレイサービスの契約が必要です。留守設定を解除していても、非通知・公衆電話・表示圏外の電話には、1回鳴動後に留守番電話が応答し、用件録音するように設定できます。ナンバーディスプレイサービスの契約状況によって、機能の利用可否が変わる点にご注意ください。
3. 着信鳴り分けと不在着信対応
この電話機では、電話帳に登録したグループ(1~9)ごとに、異なる呼出音を設定できる着信鳴り分け機能があります。これにより、重要な連絡先からの着信を聞き逃すリスクを軽減できます。この機能は、ナンバーディスプレイサービスと併用することで、より効果的に活用できます。ただし、キャッチホン・ディスプレイでは、通話中に着信があっても着信鳴り分けは機能しません。着信鳴り分けを解除する場合は、設定メニューから「登録しない」を選択することで、デフォルトの設定に戻ります。あらかじめ、電話帳の電話番号をグループに分けて登録する必要があります。非通知、公衆電話、表示圏外からの電話の呼出音も、個別に設定できます。グループ登録によって、着信を効率的に管理できます。着信音の設定によって、重要な連絡を見逃すリスクを軽減できます。
4. 停電時と不在着信時の動作
停電時や親機のACアダプターを外した場合、利用できる機能が制限されます。留守番電話の用件再生中や、外線リモート操作中に停電すると、再生は停止し、リモート操作の場合は電話が切断されます。停電時は、親機の受話器を使って外線への発信・着信(キャッチホン切替は不可)とワンタッチダイヤルは使用可能です。その他の機能は使用できません。停電復旧後、電話回線に接続している場合は、留守設定や用件録音の内容、各種設定は保持されます。しかし、電話回線に接続していない場合は、約1時間後に初期値に戻るので、日付と時刻の設定をやり直す必要があります。重要なデータは、別途メモなどに記録しておくことを推奨します。停電によるデータ損失の可能性があることを、予めご了承ください。
III.ドアホン連携機能
このパナソニック電話機は、ドアホンと連携することで、外出先からでも来客対応ができます。ドアホンワープ機能を使用すれば、外出先の電話機にドアホンの呼び出しを転送できます。ただし、フリーダイヤルは使用できません。子機との通話も可能ですが、親機や別の子機への転送はできません。 留守番中の来客者の音声は録音されません。
1. ドアホンとの接続と基本操作
このパナソニック電話機は、ドアホンと接続して使用できます。接続方法は、ドアホンアダプターの取扱説明書を参照ください。接続後、ドアホンを押して、親機または子機が「ピンポーン」と鳴ることを確認します。接続後一度もドアホンを押していない場合は、ドアホンからの呼び出しを受け付けません。ドアホンと子機間の通話は、親機や別の子機には転送できません。留守設定をしていても、来客者の声は録音されません。ドアホンと子機で通話する際は、交互に話してください。同時に話すと通話が途切れる可能性があります。ドアホン接続に関する詳しい手順や注意事項は、付属のドアホンアダプターの説明書に記載されています。ドアホンと電話機の連携により、来客対応をスムーズに行うことができます。 親機と子機それぞれの操作方法についても、説明書をよく確認してご利用ください。
2. ドアホンワープ機能
外出先からでもドアホンの呼び出しに対応できるドアホンワープ機能があります。この機能を利用すると、ドアホンからの呼び出しを、外出先の電話機(携帯電話、PHSなどトーン信号の出る電話機)に転送できます。転送には、プッシュ回線を使用することを推奨します(ダイヤル回線は転送に時間がかかるため)。ドアホンワープを使用する際は、転送先までの通話料金が発生します。転送先の電話番号にはフリーダイヤルは使用できません。また、ISDN回線に接続する場合は、極性反転するアナログポートを持つターミナルアダプターが必要です。ドアホンと転送先で通話中にキャッチホンがかかってくると、ドアホンからキャッチホンの呼び出し音が聞こえます。親機・子機で通話中、または親機を使用中は、ドアホンワープはできません。ドアホンワープ機能を利用することで、不在時でも来客に対応できるようになります。ただし、料金や接続環境に注意が必要です。 ターミナルアダプターの設定は、各メーカーにお問い合わせください。
3. その他ドアホンに関する注意事項
ドアホン関連機能を使用するにあたって、いくつかの注意事項があります。まず、本機はドアホンからの呼び出しを転送する機能は備えているものの、ドアホン自体を操作する機能はありません。 ドアホンと子機間の通話は、親機や他の子機に転送することはできません。また、留守設定中でも来客者の音声は録音されません。ドアホンと子機で通話する際は、交互に話してください。同時に話すと通話が途切れる場合があります。ドアホンワープ機能を使用する際には、転送ごとに通話料金が発生することを理解しておいてください。また、フリーダイヤルは使用できません。ISDN回線を使用する際は、ターミナルアダプターの設定が重要になります。これらの点を踏まえて、ドアホン機能を安全かつ効果的にご利用ください。 ドアホンの接続状態や機能の使用方法については、説明書をよくご確認ください。
IV.IP電話と回線設定
IP電話サービスをご利用の場合は、事業者識別番号の設定が必要です。設定しないと携帯電話への通話ができない場合があります。回線種別は電話回線とIP電話に対応しています。回線設定はプッシュ回線とダイヤル回線に対応しており、電話機本体で設定変更が可能です。設定方法は取扱説明書を参照ください。 ターミナルアダプターの設定が必要な場合があります。
1. 回線種別と設定
この電話機は、様々な回線種別に対応しています。利用している回線がプッシュ回線かダイヤル回線かを確認し、必要に応じて電話機本体の設定で変更する必要があります。設定方法は、取扱説明書の14、15ページを参照ください。回線種別の設定が正しく行われていないと、正しく機能しない場合があります。特に、IP電話サービスをご利用の場合は、正しい設定が重要になります。IP電話サービスを利用している場合、事業者識別番号を設定しないと携帯電話へ発信できない場合があります。IP電話解除番号を設定することで、一般加入電話回線を利用して携帯電話へ発信できるようになります。 回線設定は、電話回線の種類によって異なる場合がありますので、ご自身の回線タイプを確認の上、適切な設定を行ってください。不明な点がある場合は、固定電話会社またはIP電話事業者にお問い合わせください。
2. IP電話サービスとの連携
この電話機はIP電話サービスにも対応しています。しかし、IP電話サービスを利用する際には、事業者識別番号の設定が重要になります。事業者識別番号を設定しないと、携帯電話への発信ができなくなる可能性があります。事業者識別番号の入力は、番号の後に(ポーズ)を入力して試してください。それでも発信できない場合は、固定電話会社またはIP電話事業者にご相談ください。事業者識別番号は、携帯電話への通話料金を節約できる「選んでケータイ」機能とも関連しています。「選んでケータイ」機能を使用するには、事業者識別番号を電話機に登録する必要があります。IP電話サービスと連携して利用する際の注意点や具体的な設定方法は、取扱説明書を参照してください。IP電話の設定が正しく行われていないと、通話に支障をきたす可能性がありますので、注意が必要です。 ISDN回線を使用する場合は、ターミナルアダプターの設定が必要になります。
3. その他回線に関する注意点
この電話機を使用する前に、近くに移動体識別用の構内無線局および特定小電力無線局が運用されていないことを確認してください。電波干渉が発生した場合は、ACアダプターを抜いてお客様ご相談センターにご連絡ください。本機は、ネームディスプレイサービスには対応していません。ホームテレホンや構内交換機に接続している場合は、一部機能が制限される場合があります。特に、ナンバーディスプレイ機能は使用できない場合があります。接続可能なホームテレホン機種は限られており(2003年12月現在生産完了)、対応機種については説明書を参照ください。ISDN回線に接続する際には、ターミナルアダプターの設定が必要です。ターミナルアダプターの設定については、その機器の取扱説明書を参照してください。回線に関する問題が発生した場合は、まずACアダプターを抜いてから、販売店または回線事業者にご連絡ください。 正しく設定することで、快適な通話環境を確保することができます。
V.停電時と故障時の対応
停電時は、親機の受話器を使って外線通話とワンタッチダイヤルが利用可能です。その他の機能は利用できません。故障時は、まずACアダプターを抜いてから、販売店にご連絡ください。保証期間中は保証書の規定に従って出張修理を行います。停電や外部要因によるデータ消失については、責任を負えない場合があります。 子機電池の交換方法は説明書を参照。
1. 停電時の機能制限
停電時や親機のACアダプターが外れた場合、使用できる機能が制限されます。停電中は、親機の受話器を使って外線への電話の発信と着信(キャッチホン切替は不可)を行うことができます。また、受話器を取ってワンタッチダイヤルで電話をかけることも可能です。しかし、その他の機能は使用できません。停電によるデータの損失を防ぐため、重要なデータはメモなどに記録しておくことを推奨します。電話回線に接続されている場合は、電話帳に登録した内容、留守設定、用件録音の内容、各種設定は停電後も保持されます。しかし、電話回線が接続されていない場合は、約1時間後に初期値(2005年1月1日00:00)に戻りますので、再度日付と時刻の設定を行う必要があります。停電時でも最低限の通話機能は確保されているものの、その他の機能は利用できないことを理解しておいてください。 ACアダプターの抜き差しは、電話機の故障を防ぐためにも適切な手順で行う必要があります。
2. 故障時の対応
電話機に故障が発生した場合、まずACアダプターを抜いてください。その後、71~77ページの「困ったとき」「こんな表示が出たら」に従って問題を解決できるか確認します。それでも解決しない場合は、お買い上げの販売店にご連絡ください。保証期間中であれば、保証書の規定に従って出張修理が受けられます。故障の原因によっては、データの損失が発生する可能性があります。重要なデータは、定期的にバックアップを取るか、別途メモなどに記録しておくことをお勧めします。 故障の原因が停電などの外部要因による場合、録音、通話、料金管理などにおいて発生した損害の補償は、必ずしも保証されない場合があります。そのため、予めご了承ください。修理依頼の際には、故障状況をできるだけ詳しく説明してください。スムーズな修理対応のためにも、事前に故障箇所の特定や状況把握をしておくことが重要です。
3. データ消失に関する注意点
お客様または第三者による誤操作、静電気ノイズ、故障修理、誤動作、子機電池切れなど、様々な外部要因により、まれにメモリの内容が変化または消失することがあります。重要なデータは必ずメモなどに記録して保管してください。データの変化・消失による損害については、メーカーは責任を負えない場合があります。予めご了承ください。特に、停電時やACアダプターの抜き差し、故障修理の際には、データ消失のリスクがあることを認識しておくことが重要です。定期的なデータのバックアップや、重要なデータの記録を習慣化することで、リスクを軽減することができます。メモリの容量にも限界があるため、定期的なデータの整理・削除も推奨します。データ管理を適切に行うことで、予期せぬトラブルを回避することができます。
VI.その他重要な情報
本機は日本国内専用のパナソニックコミュニケーションズ株式会社製です。国外での使用はサポート対象外です。 電話番号、登録内容、録音された用件などの情報は、流出を防ぐために定期的に消去してください。 本機の分解・改造は法律で禁止されています。清掃には、アルコールや研磨剤などの使用を避けてください。
1. 本機の使用範囲と注意事項
この電話機は日本国内専用です。国外での使用はサポート対象外となります。パナソニックコミュニケーションズ株式会社が提供するサービスは、日本国内での使用に限定されます。 本機を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局および特定小電力無線局が運用されていないことを確認してください。万一、電波干渉が発生した場合は、ACアダプターを抜いて、お客様ご相談センターにご連絡ください。 お客様の個人情報(電話番号、登録内容、録音データなど)の流出を防ぐため、定期的に記憶されている情報を消去することを推奨します。 本機の分解や改造は法律で禁じられています。故障した場合は、購入店に修理を依頼してください。故障修理やデータ消失については、メーカーの責任範囲が限定される場合がありますので、予めご了承ください。データ消失のリスクを軽減するために、重要な情報は必ずメモなどに書き留めて保管してください。 パナソニック製品に関するお問い合わせは、お客様ご相談センターまで。
2. 電池パックの取り扱いと清掃方法
子機の電池パックは消耗品です。10時間充電しても通話数分後に電池残量表示が点滅したら、新しい電池パックと交換してください。交換後の不要になった電池パックは、ショートによる発煙・発火の危険があるため、端子を絶縁して適切にリサイクルしてください。電池パックのリサイクル方法については、お買い上げの販売店にお問い合わせください。電話機本体のお手入れには、アルコール類、研磨剤、ベンジン、シンナーなどは使用しないでください。変色や変質の原因となります。乾いた布でから拭きするか、柔らかい布に水を含ませて固く絞り、拭いてください。充電端子が汚れていると充電に支障をきたすため、月に一度は乾いた布で拭いてください。お手入れの際は、必ずACアダプターをコンセントから抜いてから行ってください。子機電池の交換や電話機本体の清掃方法を正しく理解し、適切なメンテナンスを行うことで、電話機の長寿命化に繋がります。
3. 保持される情報とデータ消失リスク
電話帳に登録した内容、留守設定、用件録音の内容、各種設定は、停電復旧後も保持されます。ただし、電話回線に接続していない場合は、約1時間後に初期値に戻ります。重要な情報は必ずメモなどに記録しておいてください。 停電などの外部要因により、録音、通話、料金管理において発生した損害の補償については、メーカーはその責任を負えない場合があります。予めご了承ください。お客様または第三者などが本機の取り扱いを誤ったとき、本機のメモリーなどが静電気ノイズの影響を受けたとき、故障修理などのとき、誤動作や子機の電池切れなどの外部要因により、まれに記憶内容が変化、消失することがあります。データバックアップの重要性と、データ消失リスクを常に意識した運用を心がけてください。データ保護の観点から、定期的なデータ確認と必要な処置を行うことが推奨されます。電話帳データ、留守設定データ、通話録音データなどは、定期的なバックアップを推奨します。
文書参照
- http://panasonic.jp/phone/