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コードレス電話機取扱説明書:VE-CV03

文書情報

言語 Japanese
フォーマット | PDF
サイズ 2.18 MB
文書タイプ 取扱説明書

概要

I.設置と接続 設置場所 コードの長さ 接続機器

この電話機は、電源コンセントと電話回線からの距離を考慮して設置してください。コードの長さが足りない場合は、市販の2芯モジュラーコードをご利用ください。壁掛け設置についてはP.67、68を参照。 ナンバーディスプレイ を使用する場合、1本の電話回線を分岐している場合や他の電話機(FAXなど)と接続している場合は、それらをはずしてください。 電子レンジなどから約3m以上離し、金属製の壁や家具の近くでの使用は避けてください。子機親機、充電台のアダプターコードなども約2m以上離してください。 プッシュ回線 またはダイヤル回線 の設定は自動で行われますが、必要に応じてP.52で手動設定できます。 構内交換機やホームテレホン、ISDNターミナルアダプターなどとの接続には注意が必要です。

1. 設置場所と電源 電話回線との距離

電話機を設置する際には、電源コンセントと電話回線(モジュラーコンセントなど)までの距離、およびコードの長さを事前に確認することが重要です。コードの長さが不足している場合は、必要な長さの2芯モジュラーコード(市販品)を使用してください。 設置場所を選ぶ際には、電子レンジやその他の電気製品、AV機器、OA機器、通信機器などから離れた場所を選ぶことを推奨します。これらの機器から発生する磁気や電気雑音は、通話品質に悪影響を及ぼす可能性があり、特に電子レンジを使用する際は、電話機を約3メートル以上離してください。さらに、コンクリート壁、金属製の扉、金属箔付きの断熱材、金属製の壁や家具の近くでの設置や使用は避けてください。これらの素材は、通話品質の低下や雑音の発生につながる可能性があります。 親機と子機、充電台のACアダプターコード、子機同士、または他の機器との間隔も、約2メートル以上確保するようにしてください。これらの対策により、クリアな通話を確保し、機器の誤動作を防ぐことができます。壁掛け設置を希望する場合は、マニュアルのP.67、68を参照してください。

2. 電話回線接続と注意事項

本機を様々な環境で使用する場合の接続に関する注意事項が記載されています。例えば、構内交換機やホームテレホン、ホームターミナル切替器などの内線電話機として接続されている場合は、本機がご利用いただけない場合があります。ナンバー・ディスプレイ機能を使用する場合は、1本の電話回線を分岐している場合や、モジュラージャックから他の電話機(FAXなど)を接続している場合は、それらを必ず取り外してください。これらを接続したままナンバー・ディスプレイを使用すると、機能が正常に動作しない可能性があります。また、プッシュ回線とダイヤル回線の自動判別機能について説明があり、電話回線種別を手動で設定する必要がある場合(例:「カイセンシュベツヲ セッテイシテクダサイ」と表示された場合)には、マニュアルのP.52を参照し、適切な設定を行うように指示されています。電話機コードを接続せずに放置すると、一定時間後に画面が切り替わり音楽が再生されるなどの現象が起こる可能性も指摘されています。 これらの注意点を守ることで、電話機の正常な動作を確保し、トラブルを未然に防ぐことができます。

3. 不備時の対応と初期不良

万一、電話機に不備が見つかった場合は、お買い上げの販売店にご連絡ください。 本書には、日付や時刻の表示がないこと、バックライトが自動消灯することなど、機器の仕様に関する説明も含まれています。さらに、子機に名前をつけて待ち受け画面に表示させることも可能であると記載されています。 重要な設定内容は必ずメモ等に記録し保管してください。記憶内容の変化、消失による損害については、メーカーは一切責任を負えない旨が明記されています。これは、誤った取り扱い、静電気ノイズ、故障修理、誤動作、子機の電池切れなど、様々な要因によって記憶内容が変化・消失する可能性があるためです。これらの情報は、ユーザーが機器を安全かつ適切に使用するための重要な注意点として提示されています。

II.ナンバーディスプレイとその他の機能

本機はナンバーディスプレイに対応しており、携帯電話、PHS、INSネット契約者からの着信でも電話番号が表示されます(非通知、圏外表示の場合あり)。ただし、構内交換機使用時、停電時、内線電話使用時は利用できません。キャッチホン・ディスプレイ (P.15, 50)との併用はNTTにご相談ください。 トールセーバー(P.40)機能で通話料金を節約できます。迷惑電話着信拒否(P.49)機能も搭載。 外線リモコン(P.41)機能で外出先から留守番電話の操作が可能です。 留守設定をしないと、約15回呼び出し後に自動的に通話が繋がり、相手に通話料金がかかります。

1. ナンバーディスプレイ機能

本機はナンバーディスプレイ機能を搭載しており、相手が番号通知でかけてきた場合、携帯電話、自動車電話(デジタル方式)、PHS、INSネット契約者からの着信でも電話番号を表示します。ただし、非通知設定の場合や圏外の場合は表示されません。 ナンバーディスプレイ機能を使用する際には、いくつかの注意点があります。1本の電話回線を分岐している場合や、他の電話機(FAXなど)を同じ回線に接続している場合は、それらを必ず取り外してください。これらの機器が接続されたままだと、ナンバーディスプレイ機能が正常に動作しない可能性があります。また、構内交換機を使用している場合や、停電時、内線電話として使用している場合などは、ナンバーディスプレイ機能は利用できません。 ナンバーディスプレイ対応のアダプターは使用できません。本機は単体でナンバーディスプレイ機能を提供しており、専用の別途アダプターは必要ありません。 内線/ドアホン通話中に着信があった場合、相手の電話番号が表示されない場合があります。これらの状況下では、ナンバーディスプレイ機能が利用できないため、設定を解除する必要があるかもしれません(P.44参照)。 FAX接続時は、FAX機器によっては正しく設定していても0発信を必要とする場合がありますので、FAXの説明書を参照してください。

2. その他の付加機能

本機には、ナンバーディスプレイ以外にも様々な便利な機能が搭載されています。 キャッチホン・ディスプレイ機能(P.15、50)は、通話中に別の電話がかかってきた際に、その電話番号を確認してから応答できる機能です。この機能を利用するには、NTTのサービスに申し込む必要があります。既にNTTのサービスを契約されている方は、NTTにご相談ください。 トールセーバー機能(P.40)は、外出先から本機に電話をかけて留守電メッセージを確認する際に、呼出音の回数でメッセージの有無を確認し、料金を節約できる機能です。 迷惑電話着信拒否機能(P.49)は、特定の相手からの着信に対して話中音(話し中)を流す機能で、着信を拒否できます。 外線リモコン機能(P.41)は、外出先から電話をかけて留守番電話機能を操作できる機能です。外出先からメッセージの再生や留守設定などの操作が可能です。 本機には、モニター機能(P.18)、エニーキーアンサー機能(P.53)、応答専用機能(P.40)なども搭載されています。これらの機能は、ユーザーの利便性を高めるために設計されています。それぞれの機能の詳細については、マニュアルを参照してください。

III.トラブルシューティングとよくある問題

「カイセンシュベツヲ セッテイシテクダサイ」または「デンワキ コードヲ セツゾクシテクダサイ」と表示された場合は、P.52の手順に従って設定してください。 記憶内容(留守電メッセージなど)は停電時でも保持されますが、誤った操作や静電気ノイズ、故障などにより、まれに変化・消失する場合があります。その場合、当社は責任を負いかねますのでご注意ください。 通話中に雑音が入る場合は、電子レンジを遠ざけるか、ADSLサービス会社にご相談ください。 子機 の電池の過放電を防ぐため、ランプを消し忘れたり、充電台からアダプターを抜いたまま放置しないよう注意してください。

1. 電話回線種別の設定に関するトラブル

電話機に「カイセンシュベツヲ セッテイシテクダサイ」と表示された場合は、電話回線契約がプッシュ回線に変更されたことを意味します。このメッセージが表示された場合は、回線工事が完了した後、マニュアルのP.52に従って電話回線種別を「プッシュ回線」に設定変更する必要があります。 また、「デンワキ コードヲ セツゾクシテクダサイ」と表示された場合は、電話機コードを確実に接続する必要があります。電話機コードを接続せずに放置すると、約20分後に画面が次々と切り替わり、音楽が流れ続けるという現象が発生します。 電話機コードを接続した状態で電源コードを抜き差しすると、電話回線種別の設定が自動的に開始されます。 内線電話として使用する場合や、構内交換機、0発信、FAX、ISDNターミナルアダプター、ホームテレホンとの接続、またはFAXや他の電話機を同一回線に追加接続している場合も、適切な設定が必要となる場合があります。これらの場合も、マニュアルのP.52を参照して、正しい設定を行うようにしてください。

2. 雑音や通話不良に関するトラブル

通話中に雑音が入る場合、電話機を電子レンジなどの電気製品から約3メートル以上離してください。 また、コンクリート壁、金属の扉、金属箔付きの断熱材、金属製の壁や家具の近くで使用すると雑音が大きくなったり、通話できなくなる場合があります。親機と子機、充電台のACアダプターコード、子機同士、または他の機器との間隔を約2メートル以上離すことで、雑音の発生を抑制できます。近隣住民がコードレス電話を使用している場合、まれに動作不良や雑音が入る可能性がありますが、これは故障ではありません。 ADSL回線を使用している場合、通話中に雑音が入る場合は、各ADSLサービス会社にご相談ください。 電話番号を通知していても、携帯電話やPHSにかけた場合は、非通知になる場合があります。これは、携帯電話やPHSの仕様によるものです。

3. 記憶データの消失とその他のトラブル

本機は停電時でも一定期間、記憶内容を保持しますが、誤った操作、静電気ノイズ、故障修理、誤動作、子機の電池切れなどの外部要因により、まれに記憶内容が変化または消失することがあります。重要な内容は必ずメモに記録し保管してください。記憶内容の変化、消失による損害については、メーカーは一切責任を負いかねます。 電話機コードが接続された状態で停電が発生した場合、停電復旧後も記憶内容は保持されます。しかし、プッシュ回線契約者で停電が継続している場合、留守番電話の用件再生中や外線リモコン操作中に停電が発生した場合などは、記憶内容の消失に注意が必要です。 子機の電池が過放電するのを防ぐために、通話終了後にランプを消し忘れたり、充電台に置いたまま子機のACアダプターを抜いたまま長時間放置しないように注意してください。 親機で発信はできるが、着信時に呼出音が鳴り、応答すると「ツーツー」という話中音になる場合は、電話回線の不良(絶縁不良)や、ナンバー・ディスプレイに加入しているにも関わらず設定が「なし」になっている可能性が考えられます。

IV.ISDN回線とADSL回線での接続

ISDN回線を使用する場合は、ISDNターミナルアダプターが必要です。電話機とパソコンを同時に接続するにはスプリッタも必要です。 ADSL回線は、タイプ1(加入電話と共有)とタイプ2(共有しない)があり、タイプ2では電話機は使用できません。 ISDN回線とADSL回線を使用する際の接続方法、注意点については、説明書をよくお読みください。 極性の確認、DSUの必要性なども記載されています。

1. ISDN回線接続時の注意点

ISDN回線を使用する場合は、電話機とパソコンを同時に接続するためにISDNターミナルアダプターが必要です。電話機は直接ISDN回線に接続できません。 ISDNターミナルアダプターのアナログポートに電話機を、デジタルポートにパソコンを接続します。ポートや端子の名称はメーカーによって異なる場合がありますので、ISDNターミナルアダプターの取扱説明書をよくご確認ください。 ISDNターミナルアダプターと電話回線の接続には、DSU(デジタル・サービス・ユニット)が必要です。ただし、DSUが内蔵されている機種もあります。 ISDN回線には極性があります。極性が合わないと電話が繋がりませんので、必ず極性を合わせて接続してください。 電話機の回線種別はプッシュ回線に設定してください。 ISDNターミナルアダプターを使用すると、電話機の受話音量が大きくなる場合があります。アダプターの種類によっては音量調整が可能なものもあります。また、子機が着信しなかったり、誤った番号にダイヤルする場合があります。停電中は使用できない場合があります。キャッチホンサービスが利用できない場合もありますので、FAXの取扱説明書をよくご確認ください。 コードレスFAXには接続できません。

2. ADSL回線接続時の注意点

ADSLを利用するには、ADSL各サービス会社への申し込みが必要です。ADSLには、加入電話と回線を共有するタイプ1と、共有しないタイプ2があります。タイプ2の場合は、電話機を使用できません。タイプ1の場合は、スプリッタの電話端子に電話機を接続します。ポートや端子の名称はサービス会社やメーカーによって異なりますので、各社の説明書を確認してください。 電話機とパソコンを同時に接続するには、スプリッタが必要です。 ADSL回線を使用している場合、通話中に雑音が入る場合は、各ADSLサービス会社にご相談ください。 電話番号を通知していても、携帯電話、PHSにかけた場合は非通知になります。

3. ISDN ADSL回線接続時の共通事項

ISDN回線とADSL回線の両方において、FAXの外部電話機接続端子に接続して使用する場合、ナンバー・ディスプレイ機能やドアホンワープ機能は動作しません。また、接続方法を誤ったり、接続が外れたりすると、電話は着信できるもののドアホンの呼び出し音が鳴らなかったり、電話が使えなくなる場合があります。 ISDN回線でターミナルアダプターを接続して使用する際は、相手の応答時に極性反転するアナログポートを使用する必要があります。 転送先の電話番号にフリーダイヤルは使用できません。また、転送先からの操作もできません。

V.その他重要な情報

ニカド電池はリサイクル可能な資源です。使用済み電池パックはショートを防ぐため、端子を絶縁してからリサイクル協力店へ。 連続通話時間連続待ち受け時間 はあくまで目安であり、使用環境によって短くなる場合があります。 重要な設定内容は必ずメモしておいてください。記憶データの消失に対する責任は負いかねます。

1. 電池に関する注意点

本機に使用されているニカド電池はリサイクル可能な貴重な資源です。交換後不要になった電池パック、または使用済み製品から取り外した電池パックをリサイクルする際は、ショートによる発煙や発火の恐れがありますので注意が必要です。端子を絶縁するためにテープを貼るか、ポリ袋に入れて、リサイクル協力店にある充電式電池回収BOXに投入してください。 通話終了時にランプを点灯させたまま消し忘れて約1日以上放置したり、充電台に置いたまま子機のACアダプターを抜いて長時間放置すると、電池が過放電し、電池パックの寿命を縮める原因になります。 連続通話時間および連続待ち受け時間は、電波を正常に受信できる静止状態での平均的な利用時間です。充電状態、気温などの使用環境、利用場所の電波の状態、機能の設定などによって、ご利用可能時間は約半分程度になることがあります。

2. 重要な情報の保管とデータ消失に関する注意

本機は、停電時などでも一定期間、記憶内容を保持しますが、お客様または第三者による誤った取り扱い、静電気ノイズの影響、故障修理中、誤動作、子機の電池切れなどの外部要因により、まれに記憶内容が変化・消失することがあります。 保持される期間に関係なく、重要な内容は必ずメモなどに記録して保管してください。記憶内容の変化、消失によって生じた損害については、当社は一切責任を負いかねます。 停電時などの外部要因により、録音や通話において発生した損害についても、同様に当社は責任を負いかねます。 暗証番号、留守着信呼出音回数、録音時間などの設定も、誤った操作や外部要因によって消えたり、変わったりする可能性があるため、重要な情報は必ずメモなどに記録しておきましょう。

3. その他の操作に関する注意点

外線リモコン操作を行う際は、必ずプッシュホンでダイヤルしてください。 外線リモコンを連続して操作したい場合は、リモコン番号を押してください。各操作後、10秒以上操作しないと電話が切れます。 トールセーバー機能(P.40)を設定しておくと、呼出音が3回聞こえた時点で新しい用件がないことを確認できます。確認後すぐに電話を切れば、通話料金はかかりません。 在宅応答の設定をせずに留守設定しないと、電話がかかってきた際に約15回の呼出音の後、自動的に電話が繋がり、相手に通話料金がかかる場合があります。 録音中に約8秒以上無音が続くと録音が切れます。メッセージを入れる際は、相手に続けて話すように伝えてください。 ナンバー・ディスプレイご利用時の設定によっては、相手に通常とは異なるメッセージが流れる場合があります(例:非通知着信拒否:P.50)。