ボッシュ 電動工具 DIY ツール みがく 吸じんランダムアクションサンダー PEX 260AE

PEX260AE吸じんランダムサンダー取説

文書情報

会社

ボッシュ

文書タイプ 取扱説明書
言語 Japanese
フォーマット | PDF
サイズ 2.62 MB

概要

I.ボッシュPEX260AE吸じんランダムアクションサンダーの安全に関する注意事項

この取扱説明書は、ボッシュ製PEX260AE吸じんランダムアクションサンダーの安全な使用方法とメンテナンス方法を説明しています。安全を最優先事項として、感電火災けがの防止に焦点を当てた重要な情報が含まれています。電動工具を使用する前に、このマニュアルをよく読んでください。特に、誤った取り扱いによる死亡または重傷の可能性、火花による発火の危険性、粉じんによる健康被害に関する注意書きを理解し、必ず守ってください。 作業前には必ず電源コードの損傷がないか確認し、保護メガネを着用してください。 子供の手の届かない安全な場所に保管し、他者への貸し出し時は必ず取扱説明書を一緒に渡してください。 異常故障が発生した場合は、直ちに使用を中止し、ボッシュ電動工具サービスセンターに点検・修理を依頼してください。

1. 使用上の警告と安全に関する基本事項

このセクションでは、ボッシュPEX260AE吸じんランダムアクションサンダーの使用における基本的な安全対策が強調されています。誤った使用方法による使用者への傷害、または物的損害の可能性について警告がなされており、状況によっては重大な結果につながる可能性があることが指摘されています。 火災、感電、けがなどの事故を未然に防ぐため、安全上の注意を必ず守るよう指示されています。取扱説明書をよく読み、指示に従って正しく使用する必要性、使用後はいつでも見られる場所に保管すること、他人に貸し出す際は取扱説明書を一緒に渡すことの重要性が述べられています。 また、警告表示の区分として、誤った取り扱いによる死亡または重傷の可能性がある場合と、物的損害のみが想定される場合の2種類が示され、それぞれの注意喚起がなされています。 作業者以外の人間が電動工具やコードに触れること、作業場へ近づくことを厳しく禁じています。 さらに、使用しない場合は乾燥した場所で、子供の手の届かない安全な場所に保管すること、電動工具使用中は身体をアースされているもの(パイプ、暖房器具など)に接触しないよう注意することなどが具体的に説明されています。作業場周辺の状況にも配慮する必要性が指摘され、雨ざらしや湿った場所での使用は避け、屋外作業時はゴム手袋と滑り止め付き履物、帽子やヘアカバーの使用が推奨されています。 保護メガネの着用も必須とされています。 コードや延長コードの定期点検、損傷時の修理依頼、電源プラグを差し込む前のスイッチ確認など、細かな点まで安全に関する注意が喚起されています。

2. 電動工具の取扱いとメンテナンスに関する注意事項

このセクションでは、PEX260AEの安全な使用とメンテナンスに関する具体的な指示が提示されています。 電動工具を使用しない時、修理時、付属品交換時、その他危険が予想される際は、必ずスイッチを切り、電源プラグを抜くよう指示されています。 また、調節キーやレンチなどの工具は必ず取り外すこと、電動工具は注意深く手入れをし、刃物類は常に手入れをしてよく切れる状態を保つことが推奨されています。スイッチで始動、停止操作のできない電動工具は使用しないよう警告されています。 電源コードは使用中に傷つけないように注意し、本体の後ろ側に離して使用すること、破損時はコードに触れずに電源プラグを抜き、そのコードは二度と使用しないことが強調されています。金属研磨時の火花による引火・爆発の危険性についても注意喚起がなされ、周囲への配慮が求められています。 異常や故障時には直ちに使用を中止し、電源プラグを抜いて販売店またはボッシュ電動工具サービスセンターに点検・修理を依頼するよう指示されています。 可動部分、締め付け状態、部品の破損、取り付け状態など、運転に影響を及ぼす個所の点検を徹底するよう促しており、破損した部品の交換や修理は取扱説明書に従うか、販売店またはサービスセンターに依頼するよう指示されています。スイッチの故障についても同様に修理依頼が推奨されており、自己修理は事故やけがの原因となるため避けるべきであると明確に記載されています。

3. 吸じんランダムアクションサンダー特有の安全上の注意

このセクションは、吸じんランダムアクションサンダーPEX260AE特有の安全上の注意点を解説しています。 サンディングペーパーや付属品は取扱説明書に従って確実に取り付けるよう指示され、破損や亀裂はけがの原因となるため注意が必要です。 使用中に機体の調子が悪かったり、異常音がした場合は直ちにスイッチを切って使用を中止し、販売店またはボッシュ電動工具サービスセンターに点検・修理を依頼するよう指示されています。 火花が出る作業を行う際は、マイクロフィルターや吸じん装置を接続しないこと、爆発や自動発火の可能性のある粉じんは速やかに処理するよう注意喚起がなされています。 液体浸入による感電や故障の危険性についても言及されており、本機を無理に強く押しつけないよう警告されています。モーターやサンディングベルトの寿命を縮めるだけでなく、けがの原因にもなるためです。 高所作業時は下方を確認し、コードを引っかけないように注意し、作業中は換気をよくすることが推奨されています。これは作業中に発生する粉じんが健康を害する可能性があるためです。石綿を含む材料や、溶けやすい材料(プラスチック、人造大理石など)への研磨作業は行わないよう警告されています。

II.PEX260AEの使用上の注意とメンテナンス

PEX260AEを使用する際は、サンディングペーパーやアクセサリーを正しく取り付けることが重要です。研磨作業を行う際は、材料をしっかりと固定し、本体を無理に押しつけないよう注意してください。 高所作業時は、下方を確認しコードを引っ掛けないよう注意が必要です。 また、研磨材の種類や作業内容に応じて、回転数や押し付け力を調整してください。 長時間使用時や有害な粉じんが発生する場合は、吸じん装置を接続することを推奨します。 マイクロフィルター内の粉じんは定期的に除去し、破損した場合は交換してください。 定期的なメンテナンスとして、通風口やラバーパッドの清掃、コードの点検を行い、損傷が見つかった場合は速やかに修理依頼してください。 本機は家庭用DIY用途を想定した製品です。業務用としての頻繁な使用は、ボッシュのプロ用製品を推奨します。

1. サンディングペーパーの取り付けと取り外し

このセクションでは、PEX260AEのサンディングペーパーの取り付けと取り外し方法について説明しています。けがの発生を防ぐため、電源プラグをコンセントから抜いてから作業を行うよう指示されています。サンディングペーパー取り付けアダプターを使用することで、吸じん用の穴をより正確に合わせることができる点も強調されています。 サンディングペーパーはマジックテープ式で、工具なしで簡単に交換できます。新しいサンディングペーパーを取り付ける際は、ラバーパッドに付着したゴミを取り除き、サンディングペーパーをしっかりと押さえるように取り付ける必要があります。サンディングペーパーは吸じん用の穴あきタイプなので、ラバーパッドの穴に合うように取り付けることが重要です。作業効率を上げるため、サンディングペーパーを取り付ける際のアダプターの使い方も解説されています。 正確な取り付けは、吸じん効率の向上にも繋がるため、安全で効率的な作業を行うために重要な手順であることが示唆されています。 また、サンディングペーパーの交換頻度や、適切な交換時期について言及されている箇所はありません。

2. マイクロフィルターの取り付けと取り外し 粉じんの除去

このセクションでは、マイクロフィルターの取り付け、取り外し、そして作業後の粉じん除去方法について解説しています。長時間研磨する場合や、有害な粉じんが発生する研磨作業の場合は、吸じん装置を接続して使用するよう推奨されています。 マイクロフィルターを取り付ける前に、「メインスイッチ」がオフになっていることを確認し、それから電源プラグをコンセントに差し込むよう指示されています。作業開始前に試し作業を行うことも推奨されています。 一定の力で材料に押しつけることでサンディングペーパーの寿命を長くすることができ、必要以上に強く押しつけると研磨能率は上がらず、本体やツールを消耗させるだけであると説明されています。 発火の危険性を避けるため、材料やサンダー本体を過熱させないように注意する必要があります。高速研磨や粒度の細かいペーパー使用時には、研磨面が過度に熱くならないように注意し、低速での長時間加工は避けるべきです。サンダー本体が熱くなった場合は、3分間ほど最高速度で空転させてモーターを冷やす必要があります。 作業終了時には、マイクロフィルターから粉じんを取り除くことが重要です。金属加工中の火花、ニスやポリウレタンなどの粉じんの混ざり、熱くなったサンディングペーパーの破片などを吸じんした場合は、発火の危険性があるため、必ず粉じんを除去する必要があります。マイクロフィルター内のペーパー部が破損した場合は、フィルターカバーを交換する必要があります。

3. 研磨方法とメンテナンス

このセクションでは、PEX260AEを用いた研磨作業の方法と、メンテナンスについて説明しています。 研磨作業は、粗削りと仕上げの2段階に分けて行うことが推奨されています。粗削りでは、粒度の粗いサンディングペーパーを使用し、本機を軽く押しつけます。回転数を上げることで研磨量が増加します。仕上げでは、粒度の細かいサンディングペーパーを使用し、適度な力で円形、平行、楕円形、十文字などに動かして作業します。 材料はしっかりと固定することが重要です。また、作業内容に合わせて羊毛ボンネットやスポンジなどのアクセサリーを選択し、回転数を低速に設定することが推奨されています。ポリッシングスポンジや羊毛ボンネットを使用する際は、研磨材を付け、適度な力で円形または楕円形に動かす必要があります。 メンテナンスとして、通風口やラバーパッドに付いたゴミやホコリを吹き飛ばし、乾いた柔らかい布で本体の汚れを拭き取ることが推奨されています。ベンジンなどの溶剤の使用は、変色の原因となるため避けるべきです。 常に適切なメンテナンスを行うことで、PEX260AEの寿命を延ばし、安全で効率的な作業を継続することができると考えられます。

III.修理依頼について

本機に不具合が発生した場合、または修理が必要な場合は、お買い求めの販売店またはボッシュ電動工具サービスセンターにご連絡ください。 修理依頼の際は、具体的な不具合の内容を伝え、指示に従ってください。 修理は専門の技術者にお任せください。自己修理は危険であり、事故やけがの原因となる可能性があります。 ボッシュ電動工具サービスセンターの連絡先情報は、取扱説明書に記載されています。

1. 修理依頼の方法と連絡先

このセクションでは、ボッシュPEX260AEの修理を依頼する方法と、連絡先について説明しています。 製品に不具合が発生した場合、または修理が必要な場合は、まず購入店またはボッシュ電動工具サービスセンターに連絡を取るよう指示されています。 修理依頼をする際には、問題の詳細を明確に伝えることが重要です。連絡先の電話番号として、コールセンターフリーダイヤル0120-345-762が明記されています。 取扱説明書に記載されている指示に従っていても不具合が発生した場合も、購入店またはボッシュ電動工具サービスセンターに連絡を取るよう促しています。 修理費用については、お客様の使用状況によって費用が発生する場合があることを予め了承するよう求めています。これは、消耗品以外の部品の故障や、使用方法に起因する故障の場合に修理費用が発生する可能性があることを示唆しています。 自己修理は推奨されておらず、専門的な知識や技術がない場合、十分な性能を発揮しないだけでなく、事故や怪我の原因となる可能性があると警告しています。

2. 修理依頼前の確認事項

修理を依頼する前に、取扱説明書をよく読み、「故障かな?と思ったら」のセクションを確認し、それでも不明な点がある場合は、購入店またはコールセンターに問い合わせるよう指示されています。 これは、ユーザーが自ら問題を解決できる可能性があり、無駄な修理依頼を避けるためと考えられます。 また、修理依頼の前に、製品の状態を自身で確認しておく必要性を暗に示唆しており、不具合の内容を正確に伝えるために、事前にどのような状況で問題が発生したのかを整理しておくことが重要であることを示唆していると考えられます。 製品の具体的な状態や、発生している問題を正確に説明することが、スムーズな修理対応に繋がるため、修理依頼前に問題点を整理しておくことは非常に重要です。 このセクションは、修理依頼のプロセスをスムーズに進めるための具体的なステップを示しており、ユーザーが修理依頼をスムーズに行えるようサポートすることを目的としています。

3. 製品保証と品質管理

このセクションでは、ボッシュPEX260AEの品質管理体制と、万一不具合が発生した場合の対応について言及されています。 製品は厳重な品質管理体制の下で製造されていると明記されており、製品の信頼性を強調しています。 取扱説明書に書かれた通りに正しく使用したにもかかわらず不具合(消耗部品を除く)が発生した場合、購入店またはボッシュ電動工具サービスセンターに連絡を取るよう指示されています。 これは、製品に何らかの欠陥があった場合、メーカーが責任を持って対応することを示唆しています。 ただし、お客様の使用状況によっては修理費用を申し受ける場合があることも明記されており、これは使用上の誤りや不適切なメンテナンスによる故障の場合は、ユーザーに修理費用が請求される可能性があることを示しています。 この情報は、ユーザーに製品の品質とメーカーの対応方針を明確に伝えることで、信頼感の醸成に貢献する役割を果たしています。