
PIXUSインクジェットプリンターお手入れガイド
文書情報
著者 | Canon Inc. |
会社 | Canon Inc. |
場所 | Vietnam |
文書タイプ | ユーザーマニュアル |
言語 | Japanese |
フォーマット | |
サイズ | 6.46 MB |
概要
I.キヤノンFINEカートリッジ対応インクジェットプリンターのトラブルシューティング
このマニュアルは、キヤノン製インクジェットプリンター(機種名:[機種名を入力])の一般的なトラブルシューティングとメンテナンス方法を説明します。インク詰まりや印刷不良、用紙詰まりといったよくある問題への対処法、FINEカートリッジの交換方法、プリントヘッドのクリーニング方法などを解説しています。エラーメッセージが表示された場合の対処法も掲載。印刷品質を維持するためのインク残量検知機能やカートリッジの適切な取り扱いについても説明しています。法律に違反する行為(通貨及証券模造取締法違反)についても注意喚起しています。
1. 印刷品質に関するトラブルとFINEカートリッジ
印刷結果がかすれたり、色が不正確な場合は、プリントヘッド(FINEカートリッジ)のノズルが目詰まりしている可能性が高いです。まずは、ノズルチェックパターンを印刷してノズルの状態を確認しましょう。目詰まりが確認された場合は、プリントヘッドのクリーニングが必要です。クリーニングの方法と手順が詳細に説明されています。それでも改善が見られない場合は、より強力なクリーニング機能を使用することをお勧めします。ただし、強力クリーニングは通常のクリーニングよりもインクを消費するため、必要な場合のみ実施してください。インクが不足している場合、またはクリーニング後も改善が見られない場合は、FINEカートリッジの交換が必要になります。交換時には、正しい型番のカートリッジを使用し、正しく取り付けることが重要です。また、本書の裏表紙に記載されている対応FINEカートリッジ番号を参照してください。インク残量検知機能が搭載されていますが、新品でないカートリッジを使用する場合は、インク残量が正確に表示されない場合があります。そのため、常にインク残量に注意し、梱包箱に記載されている取付期限までにカートリッジを取り付け、開封後6ヶ月以内に使い切ることを推奨しています。片方のカートリッジがインク切れの場合でも、もう片方のカートリッジで印刷を続けることは可能ですが、印刷品質が低下する可能性があります。そのため、最適な印刷品質を維持するためには、新しいFINEカートリッジへの交換を推奨します。ブラックインクまたはカラーインクのみで印刷する場合でも、インク切れのカートリッジを取り付けたまま印刷する必要があります。カートリッジを取り外した状態では、エラーが発生し印刷できなくなります。さらに、黒のみの文章印刷やモノクロ印刷でも、ブラック以外のインクが使用される場合があります。インクの詰め替えは推奨しておらず、FINEカートリッジの交換は迅速に行い、取り外した状態での放置は避けるべきです。交換用カートリッジは新品を使用してください。使用済みのカートリッジを使用すると、ノズルの目詰まりなどが原因で印刷不良を起こしたり、インク残量警告が正しく表示されなくなる可能性があります。
2. プリンター本体のメンテナンスと清掃
プリンターの適切なメンテナンスは、印刷品質と機器の寿命を維持するために非常に重要です。本節では、プリンター本体の清掃方法と、長期間使用しない場合の対処法について説明します。清掃には、ティッシュペーパーやペーパータオルは使用せず、必ず柔らかい布を使用してください。紙粉や糸くずがプリンター内部に入り込み、プリントヘッドの目詰まりや印刷不良の原因となる可能性があります。また、ベンジン、シンナー、アルコールなどの揮発性化学薬品は絶対に使用しないでください。故障や本体表面の損傷につながる可能性があります。清掃を行う前には、必ず電源を切り、電源コードを抜いてください。本体の外側を清掃する際も、ティッシュや粗い布は使用しないでください。表面に傷がつく可能性があります。中性洗剤や、ベンジン、シンナー、アルコールなどの揮発性化学薬品も使用しないでください。これらの薬品は表面を傷めます。給紙ローラに汚れがある場合、改善がみられない場合は、湿らせた綿棒などで清掃してください。ただし、給紙ローラは指で触らず、綿棒を使って清掃してください。それでも改善が見られない場合は、お客様相談センターまたは修理受付窓口に修理を依頼してください。電源の切り方についても、正しい手順に従うことが重要です。電源ボタンを押して電源を切り、電源ランプが消灯したことを確認してから、電源コードを抜くか、テーブルタップのスイッチを切ってください。電源コードを先に抜くと、プリントヘッドのキャップが正しく行われず、乾燥や目詰まりを起こす可能性があります。長期間使用しない場合は、月1回程度の印刷を行うことを推奨します。プリントヘッドは、サインペンと同様に、長期間使用しないと乾燥して目詰まりを起こす可能性があるためです。
3. エラーメッセージと対処法 その他トラブル
印刷中に液晶モニターにエラーメッセージが表示される場合があります。エラーメッセージの内容によって対処法が異なりますが、本マニュアルに記載されている対処法に従ってください。例えば、インク切れによるエラーの場合、FINEカートリッジの交換が必要です。また、用紙詰まりが発生した場合、後トレイから用紙をゆっくりと取り除く必要があります。それでもエラーが解消しない場合は、お客様相談センターまたは修理受付窓口に修理を依頼してください。電源ランプが緑色に点滅している間は、本機が初期動作中であるため、点灯するまでお待ちください。エラーランプがオレンジ色に点灯している場合は、本機にエラーが発生している可能性があります。対処方法については、「液晶モニターにエラーメッセージが表示されている」セクションを参照してください。PictBridge対応機器から印刷する場合、接続前に印刷モードに切り替えたり、接続後に電源を入れたり、再生モードにする必要がある場合があります。ご使用の機器に付属の取扱説明書を参照してください。CD-ROMのアイコンが表示されない場合は、パソコンを再起動するか、他のCD-ROMが表示できるか確認してください。それでも解決しない場合は、キヤノンお客様相談センターにお問い合わせください。ワイヤレス通信対応機器から印刷する場合は、印刷品質の設定はできません。用紙の端や角が汚れる場合は、紙厚レバーを右側にセットしてください。画像を高い濃度で印刷すると、特に普通紙の場合、インクを吸収しすぎて用紙が波打つことがあり、印刷面がこすれる原因となる場合があります。コピーをする場合は、濃度の設定を低くして印刷し直してください。それでもトラブルが解決しない場合は、「印刷結果に満足できない」セクションを参照してください。名刺サイズやカードサイズ用紙は、横向きにはセットできません。
II.印刷に関するトラブルと対処法
印刷結果がかすれたり、色が正しくない場合は、プリントヘッド(FINEカートリッジ)のノズル詰まりの可能性があります。ノズルチェックパターンを印刷して状態を確認し、必要に応じてプリントヘッドクリーニングを実施してください。それでも改善しない場合は、強力クリーニングを試みてください。インクが不足している場合、FINEカートリッジを交換してください。交換の際は、正しい型番のカートリッジを使用し、取り付け位置を確認してください。インク残量警告に注意し、開封後6ヶ月以内に使い切ることを推奨します。モノクロ印刷でも、ブラック以外のインクが使用される場合があります。インクの詰め替えは推奨しません。
1. 印刷結果のトラブルシューティング
印刷結果がかすれたり、色が正しく表示されない場合は、プリントヘッド(FINEカートリッジ)のノズルが目詰まりしている可能性があります。この場合、まずノズルチェックパターンを印刷して、ノズルの状態を確認する必要があります。ノズルに欠けや白い筋が見られる場合は、プリントヘッドのクリーニングが必要です。クリーニング手順はマニュアルに詳細に記載されています。クリーニング後も改善が見られない場合は、プリントヘッドの位置調整を試みることも有効です。 これらの手順で解決しない場合は、インクの不足やカートリッジの不具合も考えられます。インク残量が少なくなっている、またはインクが完全に切れている場合は、FINEカートリッジを交換する必要があります。この際、正しい型番のカートリッジを使用し、正しく取り付けなければ、印刷できません。本機で使用可能なFINEカートリッジの型番は、マニュアルの裏表紙をご確認ください。インク残量検知機能は、新しいカートリッジ装着時に満杯とみなして計測を開始しますが、新品でないカートリッジでは正確な表示ができない場合があります。最適な印刷品質を保つには、梱包箱に記載された取付期限までにカートリッジを取り付け、開封後6ヶ月以内に使い切ることをお勧めします。片方のカートリッジがインク切れでも、残りのカートリッジで印刷できますが、印刷品質は低下する可能性があるため、新しいカートリッジへの交換が推奨されます。なお、ブラックインクまたはカラーインクのみで印刷する場合でも、インク切れのカートリッジを取り外さずに印刷する必要があります。カートリッジを取り外すとエラーが発生し、印刷できなくなります。黒のみの文章印刷やモノクロ印刷でも、ブラック以外のインクが使用される場合があることを理解しておいてください。また、インクのみの詰め替えは推奨しません。
2. インクカートリッジ FINEカートリッジ の取り扱いと交換
FINEカートリッジの交換は迅速に行い、取り外した状態での放置は避けてください。交換用カートリッジは必ず新品を使用してください。使用済みのものを装着すると、ノズルの目詰まりなどにより印刷不良が発生したり、インク残量警告が正しく表示されなくなる可能性があります。カートリッジの取り扱いには注意が必要です。FINEカートリッジホルダを手で止めたり、無理に動かしたりしないでください。また、本体内部の金属部分に触れないように注意してください。スキャナユニット(プリンタカバー)を10分以上開けたままにすると、FINEカートリッジホルダが移動することがあります。その場合は、いったん閉じ、再度開けてください。衣服や周囲を汚さないよう、カートリッジの取り扱いには十分注意してください。取り外した保護テープは再装着せず、地域の条例に従って処分してください。FINEカートリッジの金色の端子やプリントヘッドノズルには触らないでください。正しく印刷できなくなる可能性があります。 また、本機の電源を切る際には、必ず電源ボタンを押して電源を切り、電源ランプが消えたことを確認してから電源コードを抜く、またはテーブルタップのスイッチを切る必要があります。電源ランプが消える前に電源コードを抜くと、プリントヘッドにキャップが正しく装着されず、乾燥や目詰まりが発生する可能性があります。
III.プリンターのメンテナンス
本機の適切なメンテナンスは、印刷品質と機器寿命を維持するために重要です。定期的なプリントヘッドクリーニング、給紙ローラの清掃を行いましょう。清掃には柔らかい布を使用し、ベンジンやシンナーなどの揮発性化学薬品は使用しないでください。長期間使用しない場合は、月1回程度の印刷を推奨します。FINEカートリッジの交換は迅速に行い、取り外した状態での放置は避けてください。使用済みFINEカートリッジは、キヤノンの回収プログラムをご利用ください。環境保全にご協力をお願いします。
1. プリントヘッドのクリーニングとメンテナンス
プリンターの印刷品質を維持するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。特に、プリントヘッドのクリーニングは重要なメンテナンス項目の一つです。ノズルチェックパターンを印刷することで、ノズルの目詰まり状況を確認できます。パターンに欠けや白い筋があれば、プリントヘッドのクリーニングを行う必要があります。クリーニングを行うと、使用済みのインクがインク吸収体に吸収されるため、インクを消費します。通常のクリーニングで効果がない場合は、強力クリーニングを試すことができますが、強力クリーニングは通常のクリーニングよりも多くのインクを消費するため、必要に応じてのみ実施してください。 プリントヘッドのメンテナンスは、印刷品質の維持だけでなく、プリンターの寿命にも大きく影響します。定期的なクリーニングによって、ノズルの目詰まりを防ぎ、良好な状態を保つことが重要です。クリーニング方法については、マニュアルに詳細な手順が記載されているので、必ずそれにしたがって行ってください。また、長期間使用しない場合も、プリントヘッドの乾燥を防ぐために、定期的に(月1回程度)印刷することを推奨します。これは、サインペンが長期間使用されない場合、キャップをしていてもペン先が乾燥して書けなくなるのと同じ原理です。適切なメンテナンスを行うことで、常に最高の印刷品質を維持することができます。
2. 給紙ローラなどの清掃と注意点
プリンター本体の清掃も重要なメンテナンス項目です。清掃にはティッシュペーパーやペーパータオルは使用せず、必ず柔らかい布を使用してください。紙粉や細かい糸くずなどがプリンター内部に入り込むと、プリントヘッドの目詰まりや印刷不良の原因となる可能性があります。また、ベンジン、シンナー、アルコールなどの揮発性化学薬品は使用しないでください。これらの薬品はプリンターの故障や表面の損傷を引き起こす可能性があります。清掃する際には、必ず電源を切り、電源コードを抜いてから行ってください。本体の外側を清掃する際も、ティッシュやキメの粗い布は使用しないでください。表面に傷をつけてしまう可能性があります。中性洗剤なども使用を避けてください。給紙ローラの清掃方法についても説明されています。給紙ローラの清掃は、用紙詰まりなどのトラブルを防ぐために重要です。もし給紙ローラに汚れが付着している場合は、湿らせた綿棒などで清掃してください。ただし、給紙ローラは直接指で触らず、必ず綿棒などを用いて清掃してください。これらの清掃方法を実行しても改善が見られない場合は、お客様相談センターまたは修理受付窓口に修理を依頼してください。 電源コードの抜き差しに関しても注意が必要です。電源ランプが消灯するまで電源コードを抜かないでください。電源コードを先に抜いてしまうと、プリントヘッドのキャップが正しく行われず、プリントヘッドが乾燥・目詰まりを起こす可能性があります。
3. 使用済みカートリッジの処理と環境への配慮
使用済みFINEカートリッジの適切な処理も、プリンターのメンテナンスと同様に重要です。使用済みカートリッジは、キヤノンの回収プログラムを利用して処分することを推奨します。この回収プログラムは、環境保全と資源の有効活用、さらに教育支援を行うことを目的としています。お客様のご協力によって成り立っている活動であり、使用済みインクカートリッジを近くの回収窓口までお持ちいただくことで、環境保全と資源の有効活用に貢献できます。 詳細については、キヤノンのホームページ(canon.jp/ecology)を参照してください。 また、FINEカートリッジの交換はすみやかに行い、取り外した状態での放置を避けるべきです。交換用カートリッジは新品のものを使用し、使用済みカートリッジを再利用したり、交換用カートリッジとして使用することは避けてください。これらの適切な処理とメンテナンスを通じて、環境への配慮とプリンターの長寿命化に貢献しましょう。
IV.エラーメッセージと対処法
液晶モニターにエラーメッセージが表示された場合は、マニュアルを参照して対処法を確認してください。用紙詰まりが発生した場合は、用紙を取り除いてください。それでもエラーが解消しない場合は、キヤノンお客様相談センターにご連絡ください。PictBridge対応機器からの印刷時にエラーが表示される場合、機器の説明書を参照するか、各機器の相談窓口にお問い合わせください。 インク吸収体の交換が必要な場合も、お客様ご自身での交換はできませんので、お客様相談センターにご連絡ください。
1. 液晶モニターに表示されるエラーメッセージへの対処法
印刷中に液晶モニターにエラーメッセージが表示されることがあります。このセクションでは、そのようなエラーメッセージへの対処法について説明します。エラーメッセージの内容は様々ですが、それぞれに対処法が記載されています。例えば、インク切れの場合、FINEカートリッジの交換が必要です。カートリッジ交換時には、正しい型番のカートリッジを使用し、正しく取り付けなければ印刷できません。用紙詰まりが発生した場合には、後トレイから用紙をゆっくりと取り除く必要があります。それでもエラーが解消しない場合は、お客様相談センターまたは修理受付窓口に修理を依頼してください。電源ランプの状態にも注意が必要です。電源ランプが緑色に点滅している場合は、本機が初期動作中であることを示しており、点灯するまで待つ必要があります。エラーランプがオレンジ色に点灯している場合は、本機にエラーが発生している可能性があります。この場合も、マニュアルに記載されている対処法を参照してください。 PictBridge対応機器を使用している場合、エラーメッセージの内容や対処法は、PictBridge機器の種類によって異なる可能性があります。表示されるエラーや対処法については、PictBridge対応機器に付属の取扱説明書もあわせて参照してください。キヤノン製以外の機器の場合は、本機の液晶モニターに表示されているメッセージを確認してエラーを解除する必要があります。本機のエラー解除方法は、マニュアル内の該当セクションを参照してください。 インク吸収体が満杯になった場合もエラーが発生し、印刷できなくなります。この場合は、インク吸収体の交換が必要となりますが、お客様ご自身では交換できませんので、速やかにキヤノンお客様相談センターまたは修理受付窓口へご連絡ください。
2. PictBridge対応機器からの印刷エラーと対処法
PictBridge対応機器から直接印刷を行う際に、PictBridge対応機器側にエラーが表示される場合があります。このセクションでは、PictBridge対応機器から印刷を行う際に発生するエラーとその対処法について説明します。エラーメッセージと対処法は、使用しているPictBridge機器によって異なる可能性があります。説明されている内容は、キヤノン製PictBridge対応機器に表示されるエラーに関するものです。キヤノン製以外の機器を使用している場合、エラーの解除方法がわからない場合は、本機の液晶モニターに表示されているメッセージを確認してください。本機のエラー解除方法は、マニュアル内の該当セクションを参照してください。 PictBridge対応機器から印刷する際には、ご使用のカメラの機種により、接続前にPictBridge対応機器で印刷するモードに切り替える必要がある場合があります。また、接続後、手動で電源を入れたり、再生モードにする必要がある場合もあります。必ず、ご使用の機器に付属の取扱説明書を参照して、接続前に必要な操作を行ってください。 プリンターが使用中の場合もエラー表示がされる場合があります。パソコンなどから印刷している場合や準備動作を行っている場合は、終了するまでお待ちください。準備動作が終了すると、自動的に印刷を開始します。キヤノン製PictBridge対応機器を使用している場合、「iマーク」が表示されている項目を選ぶと、撮影時のExif情報を一覧や指定写真の余白に印刷できます(機種によっては設定できない場合があります)。
3. その他のエラーと対処法
このセクションでは、上記以外のエラーやトラブルシューティングについて説明します。例えば、写真データがない場合、セットしたメモリーカードに読み込める画像データが保存されていないか、ファイル名(フォルダ名)に全角文字が使われている可能性があります。全角文字を半角英数字に変更してみてください。FINEカートリッジが正しく取り付けられていない場合もエラーが発生します。この場合は、スキャナユニット(プリンタカバー)を開けて、FINEカートリッジを正しく取り付け直してください。それでもエラーが解決しない場合は、FINEカートリッジが故障している可能性があります。お客様相談センターまたは修理受付窓口に修理をご依頼ください。 用紙に関するエラーとして、名刺サイズ用紙、カードサイズ用紙は横向きにはセットできません。用紙詰まりが発生し、用紙が取り除けない場合や、取り除いても用紙詰まりエラーが解除されない場合は、お客様相談センターまたは修理受付窓口に修理をご依頼ください。電源ランプが消灯している場合は、本機の電源を入れてください。 その他、解決できない問題や、どこに問題があるのか判断できない場合は、キヤノンお客様相談センターにご相談ください。もしくは、キヤノンサポートホームページをご利用ください。
V.安全上の注意
本機を使用する際は、安全上の注意を必ず守ってください。アルコールやシンナーなどの引火性溶剤の近くに設置しないでください。ほこりや湿気の多い場所での使用は避け、電源プラグの周囲の清掃を定期的に行ってください。本機の上に物を置かないでください。異物混入時は、電源を切り、お客様相談センターにご連絡ください。インクが皮膚に付着した場合は、すぐに水で洗い流してください。著作権や肖像権に配慮し、違法な印刷を避けてください。
1. 設置場所と使用環境に関する注意事項
安全にお使いいただくために、設置場所と使用環境に関する注意事項を必ず守ってください。アルコールやシンナーなどの引火性溶剤の近くには設置しないでください。火災の原因となる可能性があります。また、ほこり、湿気、油煙の多い場所では、電源プラグを長期間差したままにすると、ほこりが湿気を吸って絶縁不良となり、火災の原因となる可能性があります。そのため、定期的に電源プラグを抜き、その周辺およびコンセントにたまったほこりや汚れを乾いた布で拭き取ることを推奨します。近くに雷が発生した場合は、電源プラグをコンセントから抜いて使用を控えてください。雷によって火災、感電、故障の原因となる可能性があります。本機の上にものは置かないでください。特に、クリップやホチキス針などの金属物や、アルコール・シンナーなどの引火性溶剤の入った容器は絶対に置かないでください。 万一、異物(金属片や液体など)が本機内部に入った場合は、電源ボタンを押して電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いて、お客様相談センターまたは修理受付窓口に修理をご依頼ください。これらの注意事項を遵守することで、火災や感電などの事故を未然に防ぎ、機器の安全性を確保することができます。
2. インクと本体の取り扱いに関する注意事項
インクの取り扱いにも注意が必要です。インクが皮膚に付着した場合は、すぐに水や石けん水で洗い流してください。目や皮膚に刺激が残る場合は、直ちに医師にご相談ください。FINEカートリッジ(インクカートリッジ)は振らないでください。インクが飛び散って周囲や衣服を汚す可能性があります。本体の清掃についても注意が必要です。本機の外側を清掃する際は、ティッシュやきめの粗い布などを使用しないでください。表面に傷がつくためです。中性洗剤や、ベンジン・シンナー・アルコールなどの揮発性化学薬品も使用しないでください。これらの薬品は表面を傷めます。 また、電源の切り方にも正しい手順があります。電源ボタンを押して電源を切り、電源ランプが消えたことを確認してから、電源コードを抜くか、テーブルタップのスイッチを切る必要があります。電源ランプが消える前に電源コードを抜くと、プリントヘッドのキャップが正しく行われず、プリントヘッドが乾燥・目詰まりを起こしてしまうためです。 これらの注意点を守ることで、機器の安全な使用と、長く良好な状態を維持することに繋がります。
3. 著作権 肖像権 偽造に関する法的注意事項
著作物や肖像権に関する法律にも配慮する必要があります。他人の著作物を権利者に無断で複製することは、個人的または家庭内その他これに準ずる限られた範囲においての使用を目的とする場合を除き違法となります。また、人物の写真などを複製する場合には、肖像権が問題になることがあります。 さらに、公文書や私文書の偽造も法律で厳しく禁じられています。公務員または役所が作成した免許書、登記簿謄本その他の証明書や文書、私人が作成した契約書その他権利義務や事実証明に関する文書、役所または公務員の印影、署名または記号、私人の印影または署名などを本物と偽って使用する目的で偽造することは法律により罰せられます。 これらの法律に違反しないように、適切な使用を心がけましょう。 本機を安全かつ合法的に使用する上で、これらの注意事項を理解し、遵守することが不可欠です。
文書参照
- キヤノンPIXUSホームページ (Canon Inc.)
- キヤノンサポートホームページ (Canon Inc.)
- らくちんCDダイレクトプリントfor Canon ((株)メディアナビ)