ボッシュ 電動工具 DIY ツール バッテリードリル UNEO

UNEOバッテリードリル取扱説明書

文書情報

会社

ボッシュ

文書タイプ 取扱説明書
言語 Japanese
フォーマット | PDF
サイズ 1.70 MB

概要

I.安全上のご注意と事故防止 Safety Precautions and Accident Prevention

本説明書はボッシュ電動工具、特にバッテリードリルの安全な使用方法について説明しています。感電火災けが等の事故を防ぐため、必ず記載されている『安全上のご注意』をよくお読みください。 誤った取扱いは、死亡または重傷につながる可能性があります。バッテリーの充電は換気の良い場所で、指定の付属品のみを使用し、電源プラグは使用後に抜いてください。工具本体やバッテリーを高温になる場所に保管しないでください。 作業中は適切な服装をし、周囲の安全を確認しましょう。埋設物の存在を確認し、先端工具の破損にも注意が必要です。 常に安全を第一に考え、常識を働かせて作業を行いましょう。 作業に疲れている場合は使用を中止してください。 Bosch電動工具の安全性を確保するため、必ずこれらの注意を守ってください。

1. 事故の種類と予防 Types of Accidents and Prevention

この説明書では、ボッシュ電動工具の使用における事故防止を最優先に説明しています。火災、感電、けがといった様々な事故を未然に防ぐため、使用前に『安全上のご注意』を熟読し、指示に従って正しく使用することが不可欠です。 誤った使用方法による傷害、または物的損害のみならず、記載事項を軽視した場合、状況によっては重大な結果を招く可能性があります。そのため、安全に関する全ての記述を厳守する必要があります。 取扱説明書は、使用者が死亡または重傷を負う可能性のある内容と、物的損害のみが想定される内容に区分されています。いずれの場合も、安全な作業を行うために、細心の注意を払う必要があります。 この説明書を常に利用者の手の届く場所に保管し、他人に貸し出す際は必ず一緒に渡すようにしてください。

2. バッテリーと充電器の安全な取り扱い Safe Handling of Battery and Charger

バッテリーの充電は、必ず換気の良い場所で行ってください。充電中はバッテリーや充電器を布などで覆わないようにしてください。充電後、または使用後は必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。バッテリーの端子間を短絡させることは絶対に避けてください。 また、指定された付属品やアタッチメントのみを使用してください。取扱説明書またはボッシュ電動工具カタログに記載されているもの以外を使用すると、故障や事故の原因になります。バッテリーを火の中に投入することも絶対に避けてください。 バッテリー工具やバッテリーを、温度が50℃以上に上がる可能性のある場所に保管しないでください。金属製の箱や夏の車内などは特に危険です。充電器のコードは定期的に点検し、損傷している場合は、販売店またはボッシュ電動工具サービスセンターに修理を依頼してください。延長コードを使用する場合は、同様に定期的な点検と、必要に応じた交換が必要です。

3. 作業環境と作業方法 Work Environment and Methods

作業する際は、加工物をしっかりと固定してください。クランプや万力などを利用することで、安全に作業でき、両手で工具を操作することができます。不意な始動を避けるために、スイッチに指を掛けたまま運搬したり、バッテリーを挿入する前にスイッチが切れていることを確認してください。無理な使用方法を避け、バッテリー工具の能力に合った速度で作業を行いましょう。 作業場は常に整理整頓し、ちらかった場所や作業台は事故の原因となるため、清潔で安全な環境を維持することが重要です。子供を近づけないようにし、作業者以外がバッテリー工具や充電器のコードに触れないように注意してください。指定された用途以外に使用しないよう注意し、適切な服装で作業することが求められます。だぶだぶの衣服やネックレスなどの装身具は、回転部に巻き込まれる危険性があるため着用を避けてください。

4. 工具の点検と保守 修理 Inspection Maintenance and Repair

使用前には、保護カバーやその他の部品に損傷がないか必ず点検してください。損傷した部品は交換または修理が必要です。取扱説明書に指示されていない修理は、お買い求めの販売店またはボッシュ電動工具サービスセンターに依頼してください。 電源プラグやコードが損傷している充電器、落としたり損傷を受けた充電器は使用しないでください。損傷した保護カバーやその他の部品の交換や修理も、取扱説明書の指示に従ってください。 スイッチで始動・停止操作ができないバッテリー工具は使用しないでください。バッテリー工具の修理は、必ず専門業者に依頼してください。サービスマン以外がバッテリー工具、充電器、バッテリーを分解したり、修理・改造を行うことは絶対に避けてください。 作業中は、常に油断せず、取扱方法、作業方法、周囲の状況に十分注意し、慎重に作業を進めてください。常識を働かせ、疲れている場合は使用を中止してください。埋設物(電線管、水道管、ガス管など)の存在を確認せずに作業を行うと、感電や漏電、ガス漏れ事故の原因となるため、十分に注意が必要です。

II.バッテリーと充電器 Battery and Charger

バッテリーは約500回の充電を可能にするよう設計されていますが、寿命は使用状況により異なります。充電中は作業せず、指定の充電器を使用してください。充電用ACアダプターは、指定された電圧(100V)で使用し、延長コードを使用する場合は状態を確認してください。バッテリーの消耗状態や室温によって充電時間が異なります。 エンジン発電機や変圧器での充電はしないでください。 バッテリー残量は本体の充電サインランプで確認できます。 バッテリーの適切なリサイクルにご協力ください。 使用済みバッテリーはボッシュ電動工具取扱店、ボッシュ電動工具サービスセンター、またはJBRCリサイクル協力店へお持ちください。

1. バッテリーの充電と取り扱い Battery Charging and Handling

バッテリーは換気の良い場所で充電してください。充電中はバッテリーや充電器を布などで覆わないように注意が必要です。これは、発熱による火災や故障を防ぐためです。使用後は必ず充電器の電源プラグをコンセントから抜いてください。これは、不用意な通電による事故やバッテリーへの負担を軽減するためです。バッテリーの端子間を短絡させることは、絶対に避けてください。これは、ショートによる発熱や火災の危険性があるためです。また、バッテリーを火の中に投入するのも絶対に避けてください。これは、バッテリー内部の化学物質が引火する危険性があるためです。バッテリーを50℃以上になる場所に保管するのも避けてください。例えば、金属の箱の中や夏の車内などは、高温になりやすい場所です。これらの注意事項を守ることで、バッテリーの寿命を延ばし、安全性を確保することができます。

2. 充電器の使用方法とメンテナンス Charger Usage and Maintenance

充電器を使用する際には、電源に100Vが確実に供給されていることを確認してください。特に延長コードを使用する場合は、事前にコードの損傷がないかを確認する必要があります。エンジン発電機や変圧器で充電器を使用することは、絶対に避けてください。これは、電圧の不安定性による故障や発火の危険性があるためです。充電器のコードは定期的に点検し、損傷している場合は、お買い求めの販売店またはボッシュ電動工具サービスセンターに修理を依頼してください。コードを無理に引っ張ったり、熱や油、尖ったものに近づけたりしないよう、注意深く取り扱ってください。コードが踏まれたり、引っ掛けられたりしないように、充電場所にも配慮が必要です。電源プラグやコードが損傷している充電器、落としたり何らかの損傷を受けた充電器は、絶対に使用しないでください。これは、感電や発火などの危険性があるためです。

3. バッテリーの寿命とリサイクル Battery Life and Recycling

バッテリーは約500回までの充電を可能にするよう設計されていますが、実際の寿命は使用条件により異なります。バッテリーが消耗している状態でメインスイッチを引き込み続けると、バッテリーが破損する恐れがあります。充電時間は、最適条件で約3時間ですが、室温、バッテリーの温度や状態、電源電圧などの要因により、多少長くかかる場合があります。充電中は作業しないでください。これは、故障の原因となる可能性があるためです。バッテリーが消耗すると、回路を保護するため、バッテリードリル本体が停止します。停止したら、バッテリーを充電してください。バッテリーの残量は、本体の充電サインランプで確認できます。使用済みバッテリーは、ボッシュ電動工具取扱店、ボッシュ電動工具サービスセンター、またはJBRCリサイクル協力店へお持ちいただき、リサイクルにご協力ください。ボッシュは有限責任中間法人JBRCに加盟し、使用済みバッテリーのリサイクルを推進しています。

III.使用方法とメンテナンス Usage and Maintenance

バッテリードリルを使用する前に、先端工具を正しく取り付け、正転・逆転・安全ロック切り替えスイッチを確認してください。作業中は本体をしっかり保持し、必要以上に強く押し付けないでください。穴あけ直後の先端工具は高温になっているため、触らないでください。 定期的に防じんキャップの状態を確認し、損傷があれば交換してください。本体の清掃は乾いた柔らかい布で行い、通風口などのゴミを取り除いてください。電源コード電源プラグの損傷は直ちに使用を中止し、販売店またはボッシュ電動工具サービスセンターに修理を依頼してください。 ボッシュ電動工具サービスセンターへの連絡先も記載されています。

1. 先端工具の取付けと取り外し Attachment and Detachment of Bits

先端工具を取り付ける際は、必ず取扱説明書に従って確実に取り付けてください。不確実な取り付けは、工具の脱落によるけがにつながる可能性があります。 不意の作動によるけがを防ぐため、作業前に「正転・逆転・安全ロック切り替えスイッチ」が安全ロックの位置(中央)になっていることを確認してください。穴あけ作業後、先端工具は高温になります。やけどの危険性があるため、冷めてから取り外してください。先端工具を取り扱う際には、刃先に触れないよう注意し、必要であれば手袋を着用してください。これは、思わぬ怪我を防ぐための重要な手順です。 SDSクイックビットなどの特殊なビットを使用する際は、それぞれの取扱説明書をよく読んでから作業するようにしてください。 使用後は、先端工具を清潔な状態に保ち、適切に保管することが重要です。 これは、工具の寿命を延ばし、安全な作業を継続するために不可欠なステップです。

2. 作業方法と本体の取り扱い Operation Methods and Handling of the Main Unit

作業を開始する前に、「正転・逆転・安全ロック切り替えスイッチ」が安全ロックの位置(中央)にあることを確認してください。これは、不意の作動によるけがを防ぐために非常に重要です。 作業切り替えレバーは、作業に合わせてしっかりと切り替えてください。「カチッ」という音がして、レバーが正しくセットされたことを確認しましょう。 モーターの回転が完全に停止した状態で作業切り替えレバーを切り替えるようにしてください。メインスイッチを引き込んでいる最中は、作業切り替えレバーを切り替えないでください。これは、本体の損傷を防ぐために重要です。 作業中は、バッテリードリル本体をしっかりと保持してください。本体が振り回されないよう注意深く作業することが求められます。作業時にバッテリードリル本体は軽く押すだけで十分です。必要以上に強く押しつけると、先端工具が傷んだり、本体が故障したりする可能性があります。穴あけ直後の先端工具は高温になりますので、やけどをしないよう注意が必要です。

3. メインスイッチの操作と本体の保守点検 Main Switch Operation and Maintenance

メインスイッチの操作は、安全に作業を行う上で非常に重要です。作業中は、バッテリードリル本体をしっかりと保持し、振り回されないように注意してください。本体の故障を防ぐために、防じんキャップに損傷がないか確認し、損傷している場合は交換が必要です。 定期的な保守点検も重要です。可動部分の位置調整、締め付け状態、部品の破損、取り付け状態など、運転に影響を及ぼす全ての箇所に異常がないか確認してください。 この製品は厳重な品質管理体制の下に製造されていますが、不具合が発生した場合は、お買い求めの販売店またはボッシュ電動工具サービスセンターにご連絡ください。消耗部品を除き、適切な対応をさせていただきます。お客様のご使用状況によって、修理費用を申し受ける場合があります。 修理を依頼する際は、お買い求めの販売店またはボッシュ電動工具サービスセンター、もしくはコールセンターフリーダイヤル(0120-345-762)にご相談ください。 不意の作動を防ぐため、お手入れをする際も「正転・逆転・安全ロック切り替えスイッチ」が安全ロックの位置にあることを確認してください。クリーニングは、通風口やスリーブ、キーレスチャック内部のゴミやホコリを吹き飛ばし、乾いた柔らかい布で本体の汚れを拭き取ってください。

IV.修理と問い合わせ Repair and Inquiry

故障が発生した場合は、お買い求めの販売店またはボッシュ電動工具サービスセンターにご連絡ください。修理費用は使用状況により異なります。 ボッシュ電動工具サービスセンター、または販売店に問い合わせることで、修理や部品交換、使用方法に関する不明点を解決できます。 コールセンターフリーダイヤル:0120-345-762

1. 修理依頼の方法 How to Request Repair

製品に不具合が発生した場合、または取扱説明書を読んでも不明な点がある場合は、お買い求めの販売店またはボッシュ電動工具サービスセンターにご相談ください。 充電器の電源コードやプラグが損傷している場合も、直ちに使用を中止し、販売店またはサービスセンターに修理を依頼する必要があります。 また、取扱説明書に指示されていない修理や部品交換が必要な場合も、販売店またはサービスセンターへの修理依頼が必要です。 サービスマン以外がバッテリー工具、充電器、バッテリーを分解したり、修理・改造を行うことは、絶対にしないでください。これは、安全上の理由から非常に重要です。 修理費用は、お客様のご使用状況によって変動することがあります。あらかじめご了承ください。 ボッシュ電動工具サービスセンターは、専門的な知識と技術を持つサービスマンが対応し、迅速かつ的確な修理サービスを提供します。

2. 問い合わせ先と連絡方法 Inquiry Contacts and Methods

修理に関する問い合わせや不明な点については、お買い求めの販売店またはボッシュ電動工具サービスセンターにご相談ください。 より迅速な対応を求める場合は、コールセンターフリーダイヤル 0120-345-762 をご利用ください。 コールセンターでは、製品に関する様々なご質問にお答えします。 故障かな?と思ったら、まずは取扱説明書をよく読んで確認してください。それでも解決しない場合は、販売店またはコールセンターにお問い合わせください。 サービスセンターでは、製品の点検・調査を行い、適切な対処をいたします。 迅速かつ丁寧な対応を心がけておりますので、安心してご連絡ください。 不明点や疑問点は、ためらわずに問い合わせることが、安全な製品使用と製品寿命の維持につながります。