DSC-P31/P71

サイバーショット基本操作ガイド

文書情報

会社

Sony Corporation

文書タイプ 取扱説明書 (Instruction Manual)
言語 Japanese
フォーマット | PDF
サイズ 1.36 MB

概要

I.ソニーサイバーショットDSC P31 P71の 液晶画面 と バッテリー に関する注意点

この取扱説明書は、ソニーのデジタルスチルカメラ、特にCyber-shot DSC-P31DSC-P71について説明しています。液晶画面に黒い点が表示されても故障ではありません。また、ニッケル水素電池の使用に関する重要な情報が含まれています。充電方法、メモリー効果の回避策、そして電池の取り扱いに関する注意点を解説しています。USB接続によるパソコンへの画像転送方法についても触れられています。正しいメモリースティックの使用方法も重要です。フォーマット作業や、メモリースティックエラーへの対処法も記載されています。

1. 液晶画面に関する注意点

ソニーCyber-shot DSC-P31/P71液晶画面、および搭載機種の液晶ファインダーは、有効画素99.99%以上の高精度技術で作られています。しかし、黒い点や白、赤、青、緑の点が表示されることがありますが、これは故障ではありません。これらの点は画像に記録されませんのでご安心ください。液晶画面の表示に関する問題は、多くのユーザーが抱える可能性のある問題であり、この説明はユーザーの不安を解消するのに役立ちます。 また、液晶画面の表示に関する情報の正確さは、製品の信頼性とユーザーエクスペリエンスの向上に貢献します。さらに、液晶画面の品質に関する記述は、製品の製造技術の高さを示しており、製品の価値を高めるのに役立ちます。液晶ファインダーについても同様の注意が適用されます。これらの記述は、ユーザーが製品を安心して使用できるよう、故障ではないことを明確に示しています。これは、デジタルスチルカメラのユーザーにとって非常に重要な情報であり、製品に対する信頼感を高めるのに役立ちます。

2. ニッケル水素電池の充電と取り扱い

DSC-P31では、緊急用にアルカリ電池を使用できますが、性能のばらつきが大きく、低温下では著しく弱まるため注意が必要です。付属のニッケル水素電池は、初めて使用する前に必ず充電してください。充電環境は10℃~30℃が推奨され、それ以外の温度では充電効率が低下する可能性があります。バッテリーチャージャーは、安全なコンセントを使用し、不具合発生時は直ちに電源を遮断してください。ニッケル水素電池の持ち運びには、必ず付属の電池ケースを使用しましょう。金属で+と−がショートすると、発熱、発火の危険があります。長期間使用しなかったニッケル水素電池は、十分に充電されない場合がありますが、これは電池の特性によるもので故障ではありません。数回充電を繰り返すことで回復します。充電完了前に電源コードを抜いたり、電池を外したりすると、メモリー効果や電池劣化の原因となります。また、容量が残った状態で繰り返し充電すると、メモリー効果が発生し、電池残量警告が早く表示される場合があります。メモリー効果とは、一時的に電池の容量が低下したように見える現象です。完全に使い切ってから充電することで、正常な状態に戻ります。充電時間は約13時間ですが、チャージランプはそれ以上点灯する場合がありますが故障ではありません。ソニーニッケル水素電池以外の電池は充電しないでください。指定外の電池を充電すると、液漏れ、発熱、破裂の原因となり、やけどをする恐れがあります。ニッケル水素電池の電極は、時々乾いた布で清掃してください。汚れがあると、正常に充電できない場合があります。バッテリー充電に関する情報は、製品の安全な使用と寿命を延ばすために非常に重要です。

3. 電池の電極清掃とACパワーアダプター

ニッケル水素電池の電極や、カメラ本体の電池端子が汚れていると、充電不良を起こす可能性があります。そのため、定期的に乾いた布などで電極バッテリーチャージャーの端子を清掃することが推奨されています。電池電極の清掃は、ニッケル水素電池の性能を維持し、安全に充電を行うために非常に重要です。バッテリーチャージャーの安全な使用方法についても記載されており、使用中に不具合が生じた場合は、すぐにコンセントからプラグを抜いて電源を遮断するよう注意喚起されています。ACパワーアダプターについても同様に、安全なコンセントを使用し、不具合発生時は直ちに電源を遮断するよう促しています。これらの記述は、ユーザーが製品を安全に使用するための具体的な手順を示しており、安全な製品使用のための重要な情報となります。ACアダプターバッテリーチャージャーの安全な取り扱いは、火災や感電事故を防ぐ上で非常に重要です。この情報は、製品の安全な使用を確保する上で不可欠なものです。

II.撮影に関する機能と設定

シーンセレクション機能を用いた夜景風景撮影、近接撮影セルフタイマーの使用など、様々な撮影モードと設定方法が説明されています。フラッシュ機能、オートフォーカス(AF) 、露出設定についても解説。高画質のファイン設定と標準のスタンダード設定を選択できます。画像サイズ(画素数)と画質(圧縮率)も選択可能で、メモリースティックの容量に注意が必要です。

1. 撮影モードと設定 オートモードとシーンセレクション

通常はオートモード(モードダイヤル:自動設定)で撮影できますが、より効果的な撮影のため、シーンセレクション機能が提供されています。夜景夜景&人物風景などのシーンに合わせて最適な設定を選択することで、より質の高い写真が撮影できます。特に夜景撮影では、シャッタースピードが遅くなるため、三脚の使用が推奨されています。シーンセレクションは、撮影状況に合わせて最適な設定を自動的に選択する機能で、初心者でも簡単に高画質の画像を撮影することができます。夜景モードでは、暗い場所でも鮮明な画像を撮影できます。風景モードでは、広大な風景を綺麗に撮影することができます。人物を強調した夜景撮影も可能です。これらの機能は、撮影状況に応じて最適な設定を選択できるため、ユーザーは撮影に集中することができます。モードダイヤルの操作方法についても説明されており、ユーザーは簡単にモードを切り替えることができます。デジタルスチルカメラ撮影モードの多様性は、ユーザーの撮影の幅を広げ、より多くの表現を可能にします。

2. 画像サイズ 画質 フォーカスに関する設定

撮影目的や好みに合わせて、画像のサイズ画素数)と画質(圧縮率)を選択できます。画質ファイン(高画質)とスタンダード(標準)の2種類から選べます。画素数を大きく、画質を高くするほど、画像は綺麗になりますが、データ容量が大きくなり、メモリースティックに記録できる枚数は少なくなります。ピント合わせに必要な距離は、DSC-P71で50cm、DSC-P31で10cm以上です。それより近い被写体を撮影する際は、近接撮影モードを使用してください。オートフォーカス(AF)機能については、カメラの前に立ってシャッターを押すと、ピントや明るさが正しく設定されないことがあるため、SET UPメニューの[AFイルミネーター]を[オート]にすることを推奨しています。AFイルミネーターは、撮影時に自動的に発光し、フォーカスをロックするのに役立ちます。これらの設定項目は、ユーザーが撮影の自由度を高めるために提供されているものであり、ユーザーは自身のニーズに合わせて最適な設定を選択できます。メモリースティックの容量を考慮した撮影計画も重要です。高画質の写真を多く撮影する場合は、十分な容量のメモリースティックを用意する必要があります。

3. フラッシュ セルフタイマー その他設定

フラッシュの発光量は、メニューの[フラッシュレベル]で変更できます。フラッシュモードがオートまたは強制発光のとき、暗い場所では液晶画面にノイズが目立つ場合がありますが、撮影画像には影響しません。セルフタイマーを使用する際は、シャッターを押す前に被写体となる人がカメラの前に立って待つ必要があります。セルフタイマーを途中で止めるには、コントロールボタンをもう一度押してください。メニューが表示されているときは、MENUボタンを押してメニューを消してください。モードダイヤルを特定の位置に設定することで、特定の機能を使用できます。これらの操作方法は、ユーザーがカメラをより効率的に使用できるように設計されています。フラッシュ機能、セルフタイマー機能、その他の機能は、多様な撮影シーンに対応できるように設計されています。これらの機能は、ユーザーがより創造的な写真撮影を可能にします。また、メニュー操作についての説明は、ユーザーがカメラの設定を理解しやすくするために提供されています。これらの機能設定に関する情報は、ユーザーがカメラを最大限に活用するための重要な要素です。

III.トラブルシューティングとサポート

カメラの不具合故障が発生した場合の対応について説明。テクニカルインフォメーションセンターへの連絡方法や、修理に関する情報が記載されています。カスタマー登録を推奨しており、その方法と問い合わせ先(電話番号:03-5977-7255、ウェブサイト:http://www.sony.co.jp/di-regi/)が明記されています。さらに、デジタルスチルカメラとパソコンの接続方法に関するサポートウェブサイト(http://www.sony.co.jp/support-di/)へのリンクも提供されています。

1. 製品不具合とテクニカルサポート

製品の品質には万全を期しておりますが、万一不具合が生じた場合は、「テクニカルインフォメーションセンター」にご連絡ください。修理に関するご案内をさせていただきます。修理が必要な場合は、お客様のご自宅まで指定宅配便でカメラを取りに伺います。このセクションでは、製品の使用中に発生する可能性のある様々な問題に対する具体的な解決策や対応策が提示されています。ユーザーは、発生した問題に応じて適切な対応をとることができます。不具合が発生した場合の対応手順が明確に記載されているため、ユーザーは安心して製品を使用することができます。また、テクニカルサポートへの連絡方法や、修理に関する情報が提供されているため、ユーザーは問題解決のために必要な情報を容易に入手できます。テクニカルインフォメーションセンターは、ユーザーにとって重要な情報源であり、製品に関するあらゆる質問や問題に対処するための窓口として機能します。ユーザーは、このサポートを通じて、製品を安全かつ効率的に使用することができます。サポートに関する情報は、ユーザーの満足度向上に貢献します。

2. カスタマー登録とサポートウェブサイト

ソニーでは、デジタルスチルカメラをお買い上げいただいた皆様へのサポートをより充実させるため、「カスタマー登録」をお勧めしています。詳しくは同梱の「カスタマーご登録のお勧め」をご覧ください。カスタマー登録に関するお問い合わせは、ソニーマーケティング(株)カスタマー専用デスク(電話番号:03-5977-7255、受付時間:月~金曜日 午前10時~午後6時、年末年始・祝日を除く)までご連絡ください。また、デジタルスチルカメラとパソコンの接続方法や、最新のサポート情報については、ウェブサイト(http://www.sony.co.jp/support-di/)をご参照ください。このセクションでは、ユーザーが製品に関する情報を容易に入手し、サポートを受けることができるように、ウェブサイトと電話番号による問い合わせ先が明確に記載されています。カスタマー登録は、ユーザーにとってより充実したサポートを受けるための重要なステップであり、製品に関する最新の情報を取得したり、問題発生時に迅速な対応を受けることができます。ウェブサイトへのリンクは、ユーザーが簡単に情報を検索できるようになっています。電話番号は、緊急時の問い合わせに役立ちます。これらの情報は、ユーザーの満足度を高め、製品に対する信頼感を向上させるのに役立ちます。