
パソコン接続マニュアル
文書情報
言語 | Japanese |
フォーマット | |
サイズ | 22.25 MB |
専攻 | インターネット利用 |
文書タイプ | マニュアル |
概要
I.BIGLOBEインターネット接続手順とアカウント設定
このマニュアルは、BIGLOBEプロバイダを利用したインターネット接続方法を解説しています。Windows 98環境での設定を想定しており、メールアカウントの作成、回線接続、接続エラーへの対処法などが中心です。サインアップ手順では、クレジットカードまたは銀行口座振替による支払方法、電話番号や住所などの個人情報の入力、ユーザIDと仮パスワードの取得について説明しています。また、メール利用に関する注意点として、チェーンメールの送信禁止や大量データ送信の抑制についても触れています。インターネット無料体験サービス(31日間、合計3時間)も利用可能です。 アクセスポイント選択や、メールアカウント(3文字以上16文字以内)設定の重要性を強調しています。
1. インターネット接続手順
このセクションでは、BIGLOBEへのインターネット接続手順が詳細に説明されています。まず、BIGLOBEの無料体験サービスについて言及しており、電話料金のみで31日間、合計3時間までインターネットを利用できることを説明しています。接続に際しては、アドレスの入力における注意点(大文字小文字の区別、記号の正確な入力など)が強調され、間違ったアドレスを入力した場合の対処法も示されています。さらに、ページが表示されない、といったエラーメッセージが出た場合の対処法についても説明されており、アドレスの再確認や操作のやり直しを促しています。 接続テスト中に中断した場合や、住所氏名などの入力中に中断した場合の対処法も具体的に説明されており、パソコンの電源を切ってからやり直す必要があること、また、一部情報は既に送信されている可能性があるため、二重登録を避けるための注意喚起がなされています。 回線接続エラーや環境エラーが発生した場合の対処法も記述されており、エラーの種類によって対処法が異なることが示されています。特に、サインアップセンターへの接続テスト中にエラーが発生した場合や、設定完了ボタンをクリックする際の手順が具体的に説明されています。ビジネスホンや構内交換機を使用している場合の「外線発信番号」の入力についても言及しています。全体を通して、初心者にも分かりやすいように、図解や補足説明が多数含まれていることが推測されます。
2. メールアカウント設定
このセクションでは、BIGLOBEのメールアカウント設定方法について説明しています。メールアカウントの取得にあたり、希望するメールアカウントを事前に準備しておくことの重要性が強調されています。アカウント名は3文字以上16文字以内であること、そして、数字の0とアルファベットのo、数字の1とアルファベットのlを区別して正確に入力する必要があることが指摘されています。 一度取得したメールアカウントは変更できないため、慎重な設定が求められます。また、アカウント名の作成にあたっては、氏名をもとにしたシンプルなものから、より個性的で覚えやすいものまで、様々な例が挙げられており、ユーザーが自身の状況や好みに合わせて適切なアカウント名を選択できるようサポートしています。ビジネス利用を想定したアカウント名の例も提示され、実用的なアドバイスが提供されています。複数のアカウントが必要な場合、家族会員サービスを利用することで、ハローキティのハッピーメールなど、家族で共有できる機能を利用できることも示されています。メール送信に関する注意点として、チェーンメールや年賀状メールのような一斉送信メールは避けるべきであること、また、大量の画像データなどを添付したメール送信は通信料金が高額になる可能性があることが注意喚起されています。 メールの書き方によっては、文字化けが発生する可能性があり、その点にも注意が必要であると述べられています。
3. BIGLOBEへの入会手続き
BIGLOBEへの入会手続きは、電話回線を通じて行う方法と、郵送またはFAXで契約申込書を提出する方法が説明されています。クレジットカード決済が基本ですが、クレジットカードを利用できない18歳未満の方は、銀行口座振替または郵便局自動払込を利用できると明記されています。契約申込書を用いた入会方法では、必要事項の記入と捺印が必要であり、オンラインでの手続きが不安なユーザーにも安心できる選択肢が提示されています。 オンラインでの入会手続きに失敗した場合も、契約申込書を用いた方法が推奨されています。契約申込書が到着してから会員証が送付されるまでには約10日かかると記載されています。 入会手続きにおいて、ユーザIDと仮パスワードが発行され、後日正式なパスワードが記載された会員証が送付される流れが説明されています。仮パスワードは入会後14日経過すると無効になるため、早急に正式なパスワードへの切り替えを行うよう促しています。また、入会特典(入会月、通信料金無料)については、BIGLOBE電話で入会サービスや特定のコース選択の場合には適用されないこと、さらに、入会月に解約した場合も特典を受けられないことが明記されています。 個人情報の入力にあたり、「入力代行センター」への連絡方法(電話またはFAX)が示されています。
II.BIGLOBE会員登録と契約
BIGLOBEへの会員登録は、電話回線を通じて行う方法と、郵送(FAX)で契約申込書を送付する方法の2通りがあります。クレジットカード決済が基本ですが、18歳未満の場合は銀行口座振替または郵便局自動払込が可能です。契約申込書には必要事項を記入し、捺印の上、郵送またはFAXで提出します。登録完了後、ユーザID、仮パスワードが発行され、後日正式なパスワード記載の会員証が郵送されます。家族会員サービスも提供されており、最大4人まで利用できます。 契約前にBIGLOBEサービス会員規約をよく読んで確認する必要があります。
1. 契約申込方法 オンラインと郵送
BIGLOBEへの会員登録は、大きく分けて2つの方法があります。1つは、マニュアルに記載されている手順に従い、パソコンを通してオンラインで手続きを進める方法です。この方法では、画面上の入力欄に個人情報を入力し、電話回線を通じて入会手続きが行われます。サインアップセンターからユーザIDと仮パスワードが発行され、後日、正式なパスワードが記載された会員証が郵送されます。もう1つは、巻末にある『BIGLOBE契約申込書』に必要事項を記入し、郵送またはFAXで提出する方法です。この方法は、オンラインでの手続きに不安のある方や、オンラインでの個人情報のやり取りに抵抗のある方にとって、安心できる選択肢となります。オンラインで手続きを行う場合でも、何らかの理由で中断した場合の対処法が詳細に記されており、中断時点によって再手続きの方法が異なると説明されています。例えば、サインアップセンターへの接続テスト中に中断した場合は、最初からやり直す必要がありますが、住所・氏名・コースなどの入力中に中断した場合は、中断時点からやり直すことができます。 また、契約申込書の提出方法についても、クレジットカードが利用できる場合と利用できない場合で、それぞれ異なる申込書を使用する必要があることが説明されています。
2. 支払い方法 クレジットカード 銀行口座振替 郵便局自動払込
BIGLOBEへの会員登録にあたっては、複数の支払い方法が提供されています。基本的な支払い方法はクレジットカード決済です。クレジットカードを利用できる場合、オンラインでの手続きや契約申込書による郵送手続きが可能です。しかし、クレジットカードを利用できない18歳未満の方は、銀行口座振替または郵便局自動払込を利用することができます。この場合、巻末にある『BIGLOBE契約申込書(クレジットカードが利用できない場合)』と『預金口座振替依頼書(自動払込利用申込書)/届出書』を用いて申し込む必要があります。 保護者のクレジットカードで決済を行う場合は、必ず郵送でお申し込みを行う必要があることにも注意が必要です。 支払い方法にかかわらず、入会手続き完了後、通常約10日でBIGLOBEカスタマーサポートから会員証が郵送されます。 また、家族会員として登録することも可能で、その詳細についてはBIGLOBEのホームページを参照するよう促しています。入会前に必ずBIGLOBEサービス会員規約を確認するよう、繰り返し注意喚起がなされています。
3. 会員情報と会員証
会員登録が完了すると、ユーザIDと仮パスワードが発行されます。ユーザIDは会員番号のようなもので、変更することはできません。仮パスワードは入会後14日間を過ぎると無効になるため、入会後10日前後で届く正式なパスワードが記載された会員証で、速やかにパスワードを切り替える必要があります。会員証は、入力代行センターに連絡した住所宛に送付されます。 この会員証には、正式なパスワードに加え、会員情報に関する重要な情報が含まれていると考えられます。 会員登録に関する情報の入力ミスや中断によって、二重登録の可能性が生じる場合があり、その際には、氏名、カード番号、コースの3項目については必ず同じ内容で入力し、48時間以内にサインアップするよう指示があります。また、一部の情報はサインアップセンターに送信されている可能性があるため、二重登録を避けるための注意喚起がなされています。 会員登録手続き全体を通して、正確な情報入力と手順の確認の重要性が繰り返し強調されています。
III.インターネット利用上の注意点
インターネット利用にあたっては、チェーンメールや大量データの送信は避けるべきです。迷惑メールやデマメールには注意し、決して転送しないようにしましょう。また、メールの文字化けを防ぐため、適切な書き方を心がける必要があります。 接続エラーが発生した場合の対処法として、パソコンの再起動や、BIGLOBEサインアップナビの再起動などが記載されています。 メールの送受信には、電話回線を利用するため、通信速度や料金に影響が出ます。より高速な回線(ISDN、衛星通信、CATVなど)を利用する場合は、専用機器が必要となる場合があります。
1. メールに関する注意点 チェーンメール 大量データ送信の禁止
このセクションでは、インターネット利用におけるメールの適切な使用方法について説明しています。特に、チェーンメールや年賀状メールのような、特定の宛先に一斉送信するメールの送信は、他の利用者の迷惑となるため、絶対に避けるべきだと強調されています。 チェーンメールは、不幸の手紙のように、特定のメールを数十人に転送するよう指示する内容のものが多く、迷惑メールの一種として認識されています。 また、デマメール(芸能人に関する噂話、偽ウイルス情報、当たり屋、儲け話など)についても言及し、そのようなメールを受け取っても、決して転送しないよう注意を促しています。 さらに、テキストデータのみならず、画像データやファイルを添付したメール送信は、情報量(サイズ)が膨大となり、電話回線を利用する際には送信・受信ともに時間を要し、通信料金が高額になる可能性があるため、注意が必要です。インターネットは利用者全員のものであるという認識の下、情報通信の円滑な流れを維持するために、これらのルールを守るよう呼びかけています。メールの送信においては、書き方によっては文字化けが発生し、相手が正しく内容を理解できない可能性があるため、注意深い文章作成が求められています。
2. 接続エラーと対処法
インターネット接続中に発生するエラーと、その対処法が説明されています。「ページが表示されません」「ページが見つかりません」といった一般的なエラーメッセージに加え、「The file you requested was not found」「Our apologies...」「Sorry, Not Found.」といった英語のエラーメッセージにも言及し、それらのメッセージが表示された場合、指定したホームページが存在しないことを示している旨が記載されています。 エラーが発生した際には、目的のホームページのアドレスを再度確認し、操作をやり直すよう促しています。また、回線接続エラーが発生した場合の対処法として、「OK」ボタンをクリックしてサインアップナビの画面に戻り、数分待ってから「設定完了」ボタンまたは「申し込みを行う」ボタンをクリックする手順が説明されています。 さらに、パソコンと電話回線が正しく接続されていない場合に表示される「環境エラー」画面についても言及され、この場合はサインアップナビを終了し、パソコンの電源を切る必要があると説明しています。 サインアップセンターへの接続テスト中、またはID情報などの確認・アクセスポイント選択中に中断した場合の対処法についても、状況に応じて適切な手順が提示されています。中断時点によって、最初からやり直す必要がある場合と、一部の手続きからやり直す場合があることが注意深く解説されています。
3. 通信速度と回線
インターネットの利用において、通信速度の重要性と、高速な回線利用のための選択肢が示されています。CATV網などの高速な回線を利用すれば、より快適にインターネットを利用できると説明されています。しかし、ISDN回線、衛星通信、CATVなどを利用する場合には、それぞれ専用の機器やボードが必要となることを明記しています。 これらの機器やボードに関する詳細な情報は、それぞれの通信サービス業者や機器の発売元へ問い合わせるよう促しています。 通信速度は、特にメールの送受信やファイルのダウンロード・アップロードにおいて大きく影響するため、利用環境に合わせて適切な回線を選択することが重要であると暗に示唆しています。特に、画像データやファイル添付によるデータ量の増加は、通信時間と通信料金の増加に直結するため、注意が必要であると再確認させています。メール受信完了後、自動的にインターネット接続が切断される仕組みについても説明があり、その後のパソコンのスタンバイ状態やメール着信ランプの点灯などについても言及されています。
IV.便利なインターネットサービス
このマニュアルでは、様々なインターネットサービスが紹介されています。例えば、天気予報、乗換案内、オンラインショッピング、ニュースサイト、検索エンジン(NETPLAZA, goo)などが挙げられています。また、個人の日記へのリンクサイトや、健康チェックサービスなどの利用方法についても触れられています。 さらに、無料の電子メールマガジン配信サービスも提供されており、映画、音楽、ファッションなどの最新情報を受け取ることができます。 検索エンジン機能を利用して、必要な情報を効率的に検索できます。
1. 便利なウェブサイト サービスの紹介
このセクションでは、インターネット上で利用できる様々なサービスが紹介されています。具体的には、旅行情報サイト「電脳旅行社」(格安ツアー、航空券、ホテル検索など)、日本語新聞「バンコク週報」(タイの生活情報、レストラン情報など)、占いサイト「瑛利奈の山手タロット館」、個人の日記をまとめたサイト「日記猿人」、テレビ番組表サイト「インターネットTVガイド」、テレビドラマデータベースなどが挙げられています。 これらのサイトは、それぞれ異なるジャンルの情報を提供しており、ユーザーの多様なニーズに応えるためのリソースとして紹介されています。「電脳旅行社」の例では、ホームページ内の「旅に出たくなる本たち」コーナーで紹介されているバックパッカー向け雑誌「旅行人」へのリンクについても触れられています。また、「旅行人」から「バンコク週報」へのリンクも紹介されており、インターネット上での情報収集とサイト間の連携が自然な流れで示されています。 さらに、「PCポータル」というデスクトップ上のメニューを利用することで、好みのジャンルのリンク集や企業情報に簡単にアクセスできる機能も紹介されています。マネー、くらし・教育、趣味、マルチメディアといったカテゴリーが用意されており、ユーザーは自身の興味や目的に合わせて情報を選択することができます。 これらのサービス紹介を通して、インターネットが幅広い情報を提供し、ユーザーの生活を豊かにするツールとして活用できることが示されています。
2. 専門性の高い情報サイト
このセクションでは、より専門性の高い情報を提供するウェブサイトがいくつか紹介されています。例えば、日本航空(JAL)のホームページでは、国内線・国際線の予約サービス、ツアー情報、ホテル情報、海外ミュージカルの予約などが利用可能であることが説明されています。 また、日本道路公団(当時)のホームページでは、高速道路のルート探索、工事情報、料金情報などが提供されており、全国の道路公団へのリンクも掲載されているとあります。 経済・金融情報に関心のあるユーザー向けには、「日経マネーDIGITAL」が紹介され、金融商品の紹介や利回りランキングなどの情報が提供されていると記述されています。 さらに、「BIGLOBEデータベースサービス」では、企業情報、株価情報、特許技術情報、新聞雑誌情報など、ビジネス関連の情報を網羅している有料サービスの存在が示されています。 東京証券取引所のホームページも紹介されており、リアルタイムで更新される株価情報や各種証券に関する解説が利用できると記載されています。これらのサイトの活用によって、ユーザーはそれぞれの専門分野における最新情報や詳細な情報を効率的に収集できることが示唆されています。
3. その他便利なサービスと情報源
このセクションでは、上記のサイト以外にも、いくつかの便利なインターネットサービスが紹介されています。「goo」という検索エンジンの紹介では、自動登録されたホームページから検索されるため、検索結果が多いこと、そしてニュース提供コーナーもあることが強調されています。 また、1960年代をテーマにしたノスタルジックなウェブサイト群の存在にも言及しています。 健康に関する情報提供サービスも紹介されており、「オンライン健康チェック」(有料)では本格的な健康チェックが可能で、健康に関するトピックスは無料で閲覧できると説明されています。 薬の情報を検索できるサイト「みのりの広場 医者からもらった薬がわかる」も紹介されており、薬の識別コードや製品名で検索できる福井市のみのり調剤薬局のホームページであることが明記されています。 さらに、初心者向けのインターネット利用マニュアル(有料)や会員情報誌「サーイ・イサラ」(有料)なども提供されていることが示されています。