
SoftBank 101SI クイックスタートガイド
文書情報
言語 | Japanese |
フォーマット | |
サイズ | 6.94 MB |
会社 | ソフトバンク |
文書タイプ | クイックスタートガイド |
概要
I. ソフトバンクモバイル 製モバイルWi Fiルーターの基本設定とセキュリティ
この説明書では、ソフトバンクモバイルから提供されるモバイルWi-Fiルーターの基本的な使用方法と、安全なインターネット接続のためのセキュリティ設定について説明します。本機は、お買い上げ時にWPAとWEPの2つのSSIDが設定されていますが、より高いセキュリティのためにWPA/WPA2への変更をお勧めします。ただし、一部の周辺機器では接続できない場合がありますのでご注意ください。 USIMカードの挿入はデータ通信に必須です。 本機の電源ON/OFFは電源ボタンを約2秒長押しで行います。また、Wi-Fi機能の有効/無効切り替えや、**WPS(Wi-Fi Protected Setup)**機能を使った簡単な無線LAN接続設定も可能です。バッテリーは2,190mAhのリチウムイオンポリマー電池を使用し、充電状況はバッテリーLEDで確認できます。 無線LAN接続に関するトラブルシューティングや、各種設定はWeb UI(ユーザーインターフェース)を通して行います。 本機の使用にあたっては、安全上の注意をよくお読みの上、正しくお使いください。 2.4GHz帯を使用する無線LAN機器は、電子レンジなど他の機器との干渉に注意が必要です。
1. 初期設定とSSID
本製品は、初期状態でWPAとWEPの2つのSSIDが設定されています。より安全な通信を実現するには、WEPよりもセキュリティ性の高いWPA/WPA2への変更が推奨されます。ただし、一部の周辺機器ではWPA/WPA2に接続できない可能性があるため注意が必要です。 購入時の状態では、既にセキュリティ機能が有効になっているものの、より強固なセキュリティを確保するため、設定の変更が推奨されています。具体的な設定方法は、本マニュアルおよびご使用の無線LAN端末のマニュアルを参照ください。 また、パソコン本体やOSのバージョンアップに関するお問い合わせは、各パソコンメーカーのマニュアルを参照していただくようお願いいたします。 動作環境についても、対応ブラウザ、画面解像度、ハードディスク容量、メモリ容量、OS(日本語版と英語版に対応)が規定されており、それ以外の環境では正常に動作しない可能性があります。使用環境によっては、パソコン本体や接続機器、アプリケーションの影響で正常に動作しない場合もある点にご注意ください。
2. 電源ボタンとWi Fi WPSボタン操作
本機の電源は、電源ボタンを約2秒間押して離すことでON/OFFを切り替えることができます。 Wi-Fi/WPSボタンについても、約2秒間押すとWi-Fi機能の有効/無効を切り替えることができます。 Wi-Fi機能が有効な状態で約5秒間押すと、WPS(Wi-Fi Protected Setup)機能が開始されます。 WPS機能対応の無線LAN端末をお使いの場合は、無線LAN接続設定が簡単にできます。詳細な手順は、マニュアルの22ページ「WPS対応の無線LAN端末を接続する」を参照ください。 これらの操作方法は、シンプルで直感的に設計されているため、初めて使用するユーザーでも容易に操作できます。 しかし、操作方法に不明な点がある場合は、マニュアルを参照して、安全かつ正しく操作するように心がけてください。
3. USIMカードとバッテリー
ソフトバンクモバイルから提供されるUSIMカードは、お客様の電話番号などの情報が記録されており、本機を使用するためには必須です。USIMカードを装着しないとデータ通信はできません。 USIMカードに付属の取扱説明書も併せてご確認ください。 本機のバッテリーは、2,190mAhのリチウムイオンポリマー電池を使用しています。 使用前に必ず電池パックを取り付けてください。取り付けおよび取り外し方法は、マニュアル9ページの「USIMカードの準備」を参照ください。 購入時は電池パックは十分に充電されていないため、初めて使用する際は必ず充電してから使用してください。また、電池パックを取り外す際は、必ず本機の電源を切ってください。電源が入った状態で取り外すと、本機が故障する可能性があります。 バッテリー残量はスライドスイッチ操作で確認できます。 バッテリーは消耗品であり、使用状況によりますが、充電しても使用時間が極端に短くなった場合は交換が必要です。 新しいバッテリーを購入して交換してください。 長時間充電したり、満充電状態や残量ゼロの状態での保管はバッテリーの寿命を縮めるため避けてください。
4. 無線LAN接続と注意事項
本機は無線LAN機能を搭載しており、パソコンなどの無線LAN端末と容易に接続できます。しかし、無線LANは電波を利用するため、セキュリティ設定が非常に重要です。 購入時の設定ではWPAとWEPが設定されていますが、より安全性を高めるためにWPA/WPA2への変更を推奨します。 お使いの無線LAN端末によって操作が異なる場合がありますので、画面表示に従って設定を行ってください。 無線LAN接続が成功すると、本機ディスプレイの無線LAN接続数表示が増加します。 本機をパソコンに接続した状態で、スタンバイ、休止、再起動、電源投入を行うと、正常に動作しない可能性があります。これらの操作を行う際は、必ず本機を取り外してから行ってください。 また、インストール中に本機を取り外さないでください。システムのダウンやその他の異常を引き起こす可能性があります。 管理者権限でログインし、自動再生画面で「Launcher.exeの実行」をクリックしてください。ネットワーク設定の変更には、無線LAN接続されたパソコンが必要です。Webブラウザを使用して本機の各種機能を設定します。 ブリッジモード中はWeb UIに接続できません。通常モードに戻して接続してください。
5. Web UI設定 トラブルシューティング 安全上の注意
本機の各種機能設定は、Web UI(ユーザーインターフェース)を使用して行います。WPS接続の場合は、正しいPINコードを設定しているか確認が必要です。 WEPキーを忘れた場合は、マニュアル48ページの「本機の設定を購入時の状態に戻したい(リセット)」を参照してリセットするか、WEPキーを再設定してください。 インストールが完了するまで数秒かかる場合があり、インストールが自動的に開始されない場合は、本機をパソコンから取り外し、再度接続してください。それでも開始されない場合は、取扱説明書を参照ください。 安全上の注意として、記載されている注意事項は、人身事故や物的損害を防ぐためのものです。必ず守ってください。本機の故障や誤動作による損害については責任を負いかねます。 安全上のご注意をよくお読みの上、正しくお使いください。 また、高温になる場所での充電や使用、分解・改造は厳禁です。 液体や導電性異物の接触も危険です。 医用電気機器への影響にも注意し、航空機内での使用は禁止されています。 バッテリーの異常時には直ちに使用を中止し、火気から遠ざけてください。 皮膚に異常が出た場合も、直ちに使用を中止し医師の診察を受けてください。
II.セキュリティ設定と注意事項
本機の無線LAN接続は、電波を利用するため、セキュリティ設定が重要です。お買い上げ時の設定はWEPとWPAですが、より安全なWPA/WPA2への変更をおすすめします。設定方法は、本機と無線LAN端末の取扱説明書を参照ください。 WEPキーを忘れた場合は、初期化(リセット)が必要です。 また、無線LANアクセスポイントが近くにある場合、干渉により正しく検索できない場合があります。 医療機器(植込み型心臓ペースメーカなど)への影響を考慮し、使用環境に注意が必要です。 航空機内での使用は禁止されています。 万一、故障や誤動作による損害については、ソフトバンクモバイルは責任を負いかねます。
1. 無線LANセキュリティとWPA WPA2
本機の無線LANは、初期設定でWPAとWEPの2つのSSIDが設定されています。しかし、より高いセキュリティを確保するためには、WEPよりもセキュリティ性の高いWPA/WPA2への変更が強く推奨されています。 WPA/WPA2はWEPと比較して、不正アクセスに対する防御能力が大幅に向上しているため、個人情報や機密データの保護に有効です。ただし、一部の古い周辺機器ではWPA/WPA2に対応していない可能性があるため、接続できない場合は、対応するセキュリティプロトコルを選択する必要があります。 無線LANのセキュリティ設定は、通信の安全性を確保するために非常に重要です。設定方法については、本マニュアルとご使用の無線LAN端末の取扱説明書を参照して、適切な設定を行うようにしてください。 また、無線LANアクセスポイントが近隣に複数存在し、同じチャンネルを使用している場合、干渉により正常に動作しない可能性があります。この場合、チャンネルを変更するか、アクセスポイントの位置を調整するなどの対策が必要となる場合があります。
2. セキュリティ設定に関する注意事項とトラブルシューティング
WEPキーを忘れてしまった場合、48ページに記載されている「11.本機の設定を購入時の状態に戻したい(リセット)」の手順に従って、本機を初期化(リセット)することで、工場出荷時の状態に戻すことができます。 初期化後は、改めてWEPキーを設定する必要があります。 無線LANのセキュリティ設定は、専門知識が必要となる場合もあります。お客様自身で対処できない場合は、マニュアル64ページに記載されているお問い合わせ先に、状況を詳しく説明してご相談ください。 無線LANのセキュリティは、常に最新の技術動向を把握し、適切な対策を講じる必要があります。最新のセキュリティ情報や設定方法については、ソフトバンクモバイルのホームページなどでご確認いただくことをお勧めします。 不正アクセスやデータ漏洩を防ぐためには、定期的なセキュリティ設定の見直しとパスワード変更が非常に重要です。 セキュリティ設定に関する不明点や、トラブルが発生した場合には、速やかに適切な対応を取るようにしてください。
3. その他のセキュリティ上の配慮と免責事項
本機を使用する前に、近隣で移動体識別用の構内無線局、特定小電力無線局、アマチュア無線局が運用されていないことを確認してください。万が一、有害な電波干渉が発生した場合は、使用周波数の変更、使用の中断、混信回避のための処置(パーティションの設置など)、または使用場所の変更が必要となる場合があります。 2.4GHz帯を使用する無線LAN機器は、電子レンジなどの家庭用電化製品や産業・科学・医療用機器との電波干渉に注意が必要です。 無線LANの仕様上、高度な技術を用いた攻撃によってセキュリティ設定が破られる可能性があることをご理解ください。 本機の故障、誤動作、または不具合により、通信機会を逸したことにより発生したお客様または第三者の損害については、当社は一切責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。 安全な利用環境を維持するため、常に最新のセキュリティ情報をチェックし、適切な対策を講じるよう心がけてください。
III.バッテリーと保管方法
本機には2,190mAhのリチウムイオンポリマーバッテリーが搭載されています。 高温になる場所での充電・保管は避けてください。 バッテリーの寿命を延ばすために、満充電状態または残量がない状態での長期保管は避け、バッテリーLED表示がレベル3の状態での保管をおすすめします。 バッテリーが劣化し、使用時間が極端に短くなった場合は交換が必要です。 使用済みのバッテリーは、一般ゴミとして捨てず、ソフトバンクショップなどに持ち込むか、各自治体の指示に従って処分してください。
1. バッテリー仕様と充電
本機には、2,190mAhのリチウムイオンポリマー電池が内蔵されています。 ご購入直後は十分に充電されていないため、初めて使用する際は必ず充電してからご使用ください。 充電方法は、付属のACアダプターまたはUSBケーブルを使用します。モバイルバッテリーを使用する場合は、充電時間が通常より長くなる可能性があることをご承知おきください。 バッテリー残量の確認は、スライドスイッチをCHECK方向に1秒以上押すと、バッテリーLEDが点灯します。 LEDの点灯レベルでバッテリー残量を大まかに確認できますが、使用環境によって変動する可能性がある点にご注意ください。 電池パックを取り外す際は、必ず本機の電源を切ってください。電源が入った状態で取り外すと、機器の故障や異常の原因となります。 バッテリーは消耗品です。十分に充電しても使用時間が極端に短くなった場合は、バッテリーの交換時期です。新しいバッテリーをお買い求めください。
2. バッテリーの保管方法と注意事項
バッテリーを長時間(1日以上)連続して充電することは避けてください。 充電中はバッテリーが高温になる可能性があり、危険を避けるため、ストーブの近くやこたつの中など高温になる場所、または布などで覆った状態での充電は避けてください。 風通しの良い場所で充電してください。 バッテリーの保管方法も重要です。満充電状態や電池残量がない状態(電源が入らない状態)での保管は、バッテリーの性能や寿命を低下させる原因となります。 最適な保管状態は、バッテリーLEDの表示がレベル3の状態です。この状態を保つことで、バッテリーの劣化を最小限に抑えることができます。 バッテリーの取扱いには十分注意し、異臭、発熱、変色、変形などの異常を発見した場合は、直ちに使用を中止し、火気から遠ざけてください。異常な状態のまま使用すると、漏液、発熱、破裂、発火などの危険性があります。 使用済みバッテリーは、一般ゴミとして捨てないでください。 ソフトバンクショップなどに持ち込むか、各自治体の指示に従って処分してください。
IV.修理とサポート
修理が必要な場合は、お問い合わせ先(64ページ)または最寄りのソフトバンクショップにご相談ください。保証期間中は保証書の記載内容に基づいて修理いたします。保証期間終了後の修理は有償となります。 海外からの問い合わせは、ソフトバンクモバイル国際コールセンター(+81-3-5351-3491)までご連絡ください。
1. 修理依頼の方法
本機の修理が必要になった場合は、マニュアル64ページに記載されているお問い合わせ先、または最寄りのソフトバンクショップにご連絡ください。 修理依頼の際には、機器の故障状況や発生している問題点をできるだけ詳細に説明することで、迅速かつ的確な対応が可能になります。 修理依頼をする前に、本マニュアルをよく読み直し、問題が解決できる可能性がないかご確認ください。 また、修理依頼前に、機器の電源をオフにし、すべての接続を外してから梱包してください。 修理の際には、保証書の内容に基づいて対応いたします。 修理依頼連絡時に、お客様の氏名、電話番号、住所、機器の型番、故障状況などを正確に伝えることで、スムーズな対応が期待できます。
2. 保証期間内外の修理について
保証期間中は、保証書の記載内容に従って無償で修理を行います。保証期間内の修理依頼は、購入店またはソフトバンクショップにて対応可能です。 保証期間が過ぎた後の修理につきましては、修理によって機能が回復できる見込みがある場合に限り、有償修理とさせていただきます。 有償修理の場合、修理費用は故障内容や修理方法によって異なります。修理費用については、修理依頼時にソフトバンクショップから見積もりを提示させていただきます。 修理費用は、事前に確認し、了解を得た上で修理を進めさせていただきます。 修理完了後、機器が返却される際に、修理内容や費用に関する明細書が同梱されます。
3. 免責事項と海外からの問い合わせ
本機の故障、誤動作、または不具合により通信機会を逸したことにより発生したお客様または第三者の損害については、当社は一切責任を負いかねますので、予めご了承ください。 これは、予期せぬ機器の故障や不具合によって生じる可能性のある損害をカバーするものではありません。 重要なデータは定期的にバックアップをとるなど、データ消失のリスクを軽減する対策をとることを推奨します。 修理によって、お客様が登録・設定した内容が消失または変化する可能性があることをご了承ください。 海外からのお問い合わせ、盗難・紛失のお問い合わせは、ソフトバンクモバイル国際コールセンター(+81-3-5351-3491)へご連絡ください。(有料、ソフトバンク携帯電話からは無料) 海外からの修理依頼は、個別の対応が必要となるため、直接国際コールセンターへご連絡ください。