
ペップレ活用ガイド
文書情報
学校 | 大学名(不明) |
専攻 | 不明 |
出版年 | 不明 |
場所 | 不明 |
文書タイプ | マニュアル |
言語 | Japanese |
フォーマット | |
サイズ | 5.96 MB |
概要
I.ペップレアカウント作成とログイン
本資料は、ペップレアプリを利用するためのアカウント作成方法を説明します。ペップレWeb管理画面(https://ペップレ.com/presentation/usermain/)にアクセスし、「アカウント作成」ボタンから新規登録を行います。必須項目を入力後、「新規登録を行う」ボタンをクリックすると、[email protected] から本登録用URLを含むメールが届きます。本登録完了後、会社名とアルデバランアカウント(ペップレご注文に使用したメールアドレス)を登録することで、ペップレのプレゼン作成機能が利用可能になります。詳細は別資料「ペップレマニュアル_Web管理画面の使い方」をご参照ください。
1. ペップレWeb管理画面へのアクセスとアカウント新規登録
ペップレアカウントの作成は、まずペップレWeb管理画面(https://ペップレ.com/presentation/usermain/)へのアクセスから始まります。 画面下部の「アカウント作成」ボタンをクリックすると、アカウント新規登録画面が表示されます。 この画面では、必須項目①~⑤の全てを入力する必要があります。 メールアドレスはペップレアカウント名として使用されますが、アルデバランアカウントとは異なるメールアドレスを使用することも可能です。 全ての必須項目を入力し終えたら、「新規登録を行う」ボタンをクリックします。この操作により、アカウント登録プロセスが開始されます。 登録完了後、指定したメールアドレス宛に[email protected]から「ユーザ登録受付完了」という件名のメールが送信されます。このメールに記載されたURLをクリックすることで、本登録が完了し、アカウントが有効化されます。 アカウント登録完了後に、ペップレサービスの利用を開始するために必要な手続きが続きます。 スムーズなアカウント作成のため、各項目の入力を正確に行うことが重要です。 不明な点があれば、別資料「ペップレマニュアル_Web管理画面の使い方」を参照してください。
2. 本登録完了後の手続きとプレゼン機能の利用開始
本登録が完了すると、ペップレサービスの利用を開始するための次のステップに進みます。 ログイン後、会社名とアルデバランアカウントの登録フォームが表示されます。 会社名とアルデバランアカウントの登録は必須項目であり、必ず入力する必要があります。 アルデバランアカウントには、ペップレのご注文に使用したメールアドレスを入力してください。 この情報を入力することで、アカウント情報が完全に登録され、システムと連携されます。 この段階で、[email protected]から「ペップレサービス利用開始のお知らせ」というタイトルのメールが送信されます。 このメールは、アカウント登録完了とサービス利用開始を通知する重要なメールです。 会社名とアルデバランアカウントの登録が完了すると、いよいよペップレのプレゼン作成機能が利用可能になります。 この機能を活用して、効果的なプレゼンテーションを作成し、ビジネスに役立てましょう。 アカウント登録とサービス開始までの手順を正しく理解し、スムーズにサービスを利用開始することが重要です。
3. ペップレアプリの月額利用契約とアカウントメールへの通知
ペップレアプリを利用するには、事前に月額利用契約が必要です。 この契約は、ロボアプリマーケット for Biz (http://bizapp.robot.softbank.jp/shopdetail/000000000024) を通じて行います。 月額利用契約が完了するまでは、プレゼンの登録を行うことができません。 契約が完了した後は、ペップレ運用担当者がご注文情報の確認を行います。 確認が完了次第、ペップレアカウントのメールアドレス宛にメールが送信されます。 このメールは、ご注文内容の確認と、サービス提供開始に関する情報を通知するものです。 納品は、ご注文確認後5営業日以内に行われます。 契約完了から納品までの期間を把握しておくことで、サービス開始までのスケジュールを正確に計画できます。 月額利用契約は、ペップレアプリを利用するための必須条件ですので、忘れずに行うようにしましょう。
II.ペップレWeb管理画面でのプレゼン作成と管理
ペップレWeb管理画面にログイン後、「追加」ボタンからプレゼンを追加できます。PDFファイルと動画ファイルをアップロードし、セリフ編集などの詳細設定が可能です。作成したプレゼンは、iOS端末とPepperを接続して大型ディスプレイに表示したり、Pepper単体で表示することもできます。Pepperプレゼンテーション機能を最大限に活用しましょう。
1. プレゼンの追加と編集
ペップレWeb管理画面(https://ペップレ.com/presentation/usermain/)にログイン後、右上の「追加」ボタンをクリックすることで、新しいプレゼンの作成を開始できます。 プレゼンにはPDFファイルと動画ファイルの両方をアップロードすることが可能です。 アップロード後、プレゼン編集画面にて、セリフの編集やその他詳細設定を行うことができます。 この編集機能により、プレゼンテーションの内容を自由にカスタマイズし、最適化できます。 プレゼンの表示方法として、「プレゼンと同期」というオプションを選択できます。このオプションは、iOS端末で表示しているスライドとPepperの表示を同期させる機能です。 この機能により、iOS端末とPepperの画面を一致させることが可能となり、スムーズなプレゼンテーションを実現できます。 さらに、iOS端末とプロジェクタ、モニタを接続することで、大画面でのプレゼンテーションも可能です。 これらの機能を効果的に活用することで、より魅力的で分かりやすいプレゼンテーションを作成できます。
2. プレゼンの表示方法とPepperのディスプレイ設定
ペップレでは、プレゼンの表示方法を柔軟に設定できます。 iOS端末とPepperを接続することで、大型ディスプレイにスライドを表示したり、動画プレゼンテーションを再生することができます。ただし、動画プレゼンテーションを行うには、iOSアプリが必要です。 Pepperの胸のディスプレイには、「なし」「あり」「プレゼンの1ページ目」の3つの表示オプションがあります。「なし」を選択すると何も表示されず、「あり」を選択すると任意の画像を表示できます。「プレゼンの1ページ目」を選択すると、プレゼンの最初のページのスライドが表示されます。 iOS端末を接続する場合、動画はiOS端末の画面上で再生され、Pepperの胸のディスプレイには動画は表示されません。一方、スライドはiOS端末またはPepperの胸のディスプレイのどちらにも表示できます。 iOS端末を接続しない場合は、Pepperの胸のディスプレイにスライドが表示されますが、動画のプレゼンテーションは再生できません。 これらの設定によって、プレゼンテーションの環境や目的に最適な表示方法を選択できます。
III.iOSアプリとPepperの設定と接続
iOSアプリとPepperを接続することで、大型ディスプレイでのスライド表示や動画再生が可能です。アプリ起動後、ペップレアカウントのメールアドレスとパスワードを入力し、「同期」ボタンを押下することで、Webで作成したコンテンツを同期します。Pepperの胸のディスプレイにはスライド(動画は不可)を表示できます。iOS端末とPepperの接続には、同一ネットワーク内にあることを確認し、IPアドレスを入力する必要があります。ロボットプレゼンをスムーズに行うための設定手順です。
1. iOSアプリとPepperの接続手順
iOSアプリとPepperを接続することで、Pepperの大型ディスプレイでスライド表示や動画再生が可能になります。ただし、動画再生にはiOSアプリが必要となります。接続手順は、まずアプリを起動し、ペップレのメニュー画面を表示します。「同期」タブをタップし、ペップレアカウントのメールアドレスとパスワードを入力します。「同期」ボタンを押下すると、Web上で作成したコンテンツがPepperに同期されます。「PW保存」ボタンのON/OFFでパスワード保存の設定ができます。ONにするとパスワード入力が保持され、OFFにするとメニュー画面から離れるとパスワード入力欄が空欄になります。 次に、iOSアプリとPepperをペアリングします。同一ネットワーク内にいるPepperが表示されるので、接続したいPepperをタップしてチェックマークを付けます。「接続確認」をタップするとペアリングが実行され、接続が完了すると緑色のチェックマークが表示されます。 iOS端末のIPアドレスは、iOSアプリの設定画面→端末情報→IPアドレスで確認できます。 Pepper単体でプレゼンを行う場合は、iOSアプリとのペアリングは不要ですが、動画再生はできません。
2. iOSアプリでのコンテンツ同期とプレゼンの再生
iOSアプリでWebで作成したコンテンツを同期させるには、アプリ起動後に「同期」タブを開き、ペップレアカウントのユーザ名(メールアドレス)とパスワードを入力して、「同期」ボタンをタップします。雲マークの同期ボタンをタップすると同期が開始され、完了すると「プレゼン」タブにコンテンツが表示されます。ロボアプリ利用権を未購入の場合は、アプリ紹介用コンテンツが同期されます。 同期が完了したら、「プレゼン」タブからプレゼンを行いたいコンテンツをタップして選択します。プレゼンの再生は、選択したコンテンツをタップすることで開始されます。プレゼン終了後、次のプレゼン開始までの時間を「プレゼン間の時間」(0.1分単位)で設定できます。「プレゼン再生中にプレゼン終了ボタンを表示」設定をONにすると、プレゼン再生中にタブレットの左上にプレゼン終了ボタンが表示され、タップすることで待機状態または選択画面に戻ります。OFFにするとプレゼン終了ボタンは表示されません。「アプリ起動直後に選択画面を表示」設定をONにすると、アプリ起動時にメニュー画面ではなく選択画面が表示されます。OFFにすると、通常通りメニュー画面が表示されます。「選択画面にアプリ終了ボタンを表示」設定も同様にON/OFFで切り替えられます。これらの設定を調整することで、利用シーンに最適なアプリ動作を実現できます。
3. ネットワーク環境と接続に関する注意事項
PepperとiOS端末の接続は、両者が同一のネットワーク上に存在することが前提となります。Pocket Wifiをご利用の場合、「プライバシーセパレータ」機能を無効にする必要がある場合があります。詳細な設定方法はご利用の端末マニュアルを参照してください。社内ネットワークをご利用の場合、PepperとiOS端末が接続されているLAN内で、機器同士の通信にhttp, wsプロトコルが許可されている必要があります。ネットワーク管理者様に確認が必要です。 接続できない場合は、LAN内の機器同士が通信可能な設定になっているか確認が必要です。モバイルWi-Fiルーターをご利用の場合は、セキュリティ設定をご確認ください。 これらのネットワーク設定に関する注意点を守り、スムーズな接続とアプリの動作を実現しましょう。 ネットワーク環境によっては、PepperとiOS端末の接続ができない場合がありますので、あらかじめご承知おきください。
IV.ロボアプリの設定と配信
ペップレアプリをPepperで利用するには、Softbankロボティクス(http://www.softbank.jp/robot/biz/cloud-service/)の「ロボアプリ配信管理」から「お仕事かんたん生成」を使って、ビヘイビアパスbiz_market_xware_presen_app/behavior_1を指定してペップレアプリのお仕事を生成・配信する必要があります。 配信後、Pepper上でアプリを起動し、アカウントを同期することでプレゼンコンテンツを利用できます。各種設定手順に関するヘルプ(http://help.mb.softbank.jp/robot/pepper-for-biz/pc/06-02.html, http://help.mb.softbank.jp/robot/pepper-for-biz/pc/06-03.html#06-03-05, http://help.mb.softbank.jp/robot/pepper-for-biz/pc/06-03.html#06-03-06)も参照ください。
1. ロボアプリ配信管理画面へのアクセスと お仕事かんたん生成
ペッパーへのロボアプリ配信は、Softbankロボティクス社のロボアプリ配信管理画面(http://www.softbank.jp/robot/biz/cloud-service/)から行います。 まず、ブラウザで上記URLにアクセスし、「ロボアプリ配信管理」をクリックします。 次に、「お仕事かんたん生成」をクリックします。これは、Pepperで実行するタスク(この場合はペップレアプリ)を作成する機能です。 この画面では、SBRアカウントまたはアルデバランアカウントのメールアドレスとパスワードを入力し、「サインイン」をクリックしてログインします。 アカウント情報が正しく入力されると、お仕事作成画面に遷移します。 この画面では、ペップレアプリをPepperで実行するための設定を行います。 この「お仕事かんたん生成」機能は、ロボアプリの配信を簡素化するための重要なツールです。
2. お仕事の作成とメニュー設定
「お仕事かんたん生成」では、まずお仕事名(例:ペップレ)を入力し、「次へ進む」をクリックします。 その後、テンプレートを選択するなど、必要に応じて設定を進めます。テンプレートの詳細については、http://help.mb.softbank.jp/robot/pepper-for-biz/pc/06-02.html を参照できます。メニューの設定については、http://help.mb.softbank.jp/robot/pepper-for-biz/pc/06-03.html#06-03-05 を参照してください。 メニュー画面表示中のPepperのセリフを設定する必要があります。「メニュー開始時トーク」と「メニュー戻り時トーク」の設定は、鉛筆アイコンをクリックしてセリフを入力し、「OK」をクリックします。「日本語メニューを編集する」ボタンをクリックし、ビヘイビアパスbiz_market_xware_presen_app/behavior_1を入力し、「OK」をクリックします。これはペップレアプリを特定するための重要なパスです。 これらの設定により、Pepperがユーザーに適切な案内を行うことができます。
3. ロボアプリの配信とステータスの確認
設定が完了したら「次へ進む」をクリックし、配信方法を選択します。「全てのロボットに配信」を選択すると、登録されている全てのPepperにアプリが配信されます。「手動で個別に配信」を選択すると、個々のPepperへの配信設定を行うことができます。 「全てのロボットに配信」を選択し、「完了」ボタンをクリックすると、配信プロセスが開始されます。 「お仕事リスト」タブをクリックすると、お仕事のステータスを確認できます。配信開始時は「配信データ転送中」、数分後には「配信中」にステータスが変化します。 ステータスが「配信中」になれば、Pepperへのアプリ配信が完了したことを示します。 配信完了後、Pepper上でアプリを起動し、アカウントを同期することで、ペップレアプリが利用可能になります。「締めトーク」の設定方法についてはhttp://help.mb.softbank.jp/robot/pepper-for-biz/pc/06-03.html#06-03-06を参照してください。お仕事の期間は「指定しない」を選択し、配信設定を完了させます。
V.ペップレアプリの使い方とトラブルシューティング
ペップレアプリのメニュー画面からプレゼンを選択し、再生できます。プレゼン間の時間設定や、プレゼン終了ボタンの表示設定、アプリ終了ボタンの表示設定などが可能です。 接続トラブル(PepperとiOS端末の接続、ネットワーク設定)やアプリ起動しない場合の対処法についても記載されています。 モバイルWi-Fiルーター等のセキュリティ設定や、Pepperの機体交換後のアカウント紐付け解除方法も重要な情報です。
1. ペップレアプリの起動とコンテンツ同期
Pepper上でペップレアプリを起動すると、ペップレのメニュー画面が表示されます。「同期」タブをタップし、ペップレアカウントのユーザ名(メールアドレス)とパスワードを入力します。「PW保存」ボタンでパスワードの保存設定を切り替えることができます。ONにするとパスワードが入力された状態が保持され、OFFにするとメニュー画面から離れるとパスワード入力欄が空欄になります。雲マークの同期ボタンをタップすると、Webで作成したコンテンツの同期が開始されます。 同期が完了すると、「プレゼン」タブにコンテンツが表示されます。ただし、ロボアプリ利用権を未購入の場合は、アプリ紹介用コンテンツのみが同期されます。 同期機能は、Web管理画面で作成したプレゼンテーションコンテンツをPepperに反映させるために不可欠な機能です。 正しくアカウント情報を入力し、同期処理が完了していることを確認することが重要です。
2. プレゼンの選択と再生 各種設定
ペップレメニュー画面の「プレゼン」タブをタップすると、同期済みのコンテンツ一覧が表示されます。プレゼンしたいコンテンツをタップして選択します。 プレゼン開始前に、プレゼン間の時間を0.1分(6秒)単位で設定できます。 プレゼンの表示モードは、選択画面、1つループ、全部ループから選択可能です。 「プレゼン再生中にプレゼン終了ボタンを表示」設定をONにすると、プレゼン再生中に終了ボタンが表示され、タップすることで待機状態または選択画面に戻ります。OFFにすると終了ボタンは表示されません。「アプリ起動直後に選択画面を表示」設定をONにすると、アプリ起動時に選択画面が表示されます。OFFにするとメニュー画面が表示されます。「選択画面にアプリ終了ボタンを表示」設定も同様です。 タブレットが反応せずアプリを終了できない場合は、バックバンパーを5秒以上長押しすることで強制終了できます(詳細は40ページを参照)。これらの設定により、ユーザーはプレゼンテーションを柔軟に制御できます。
3. トラブルシューティング 接続問題とアプリ起動問題
PepperとiOS端末が接続できない場合、ネットワーク設定を確認する必要があります。Pocket Wifiを使用している場合は「プライバシーセパレータ」機能の無効化が必要となる場合があります。詳細な設定方法はご利用の端末マニュアルを確認してください。社内ネットワークを使用している場合は、http, wsプロトコルが許可されているかネットワーク管理者にご確認ください。 ペップレアプリが起動しない場合は、お仕事かんたん生成で登録したビヘイビアパス(biz_market_xware_presen_app/behavior_1)に誤りがないか確認してください。 Pepperの機体を交換した後に同期ができなくなった場合は、ペップレWeb管理画面の「登録済みPepper」ページで交換前のPepperの情報を解除する必要があります。 これらのトラブルシューティング情報は、ペップレアプリの利用における問題解決に役立ちます。 問題が発生した場合は、手順に沿って原因を特定し、解決策を適用することで、スムーズな運用を維持できます。