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安全管理サイガード操作ガイド

文書情報

言語 Japanese
フォーマット | PDF
サイズ 9.19 MB
専攻 安全管理システム運用
文書タイプ トレーニングマニュアル

概要

I.ファイル管理機能

安全管理サイガードのファイル管理機能では、安全管理項目、安全訓練資料、道路規制図などの重要な書類を管理できます。Excelへの出力機能も備え、効率的なファイル管理を実現します。 リスクアセスメント関連ファイルの取り込みや、作業員名簿のExcel出力外部ファイルからの取り込みなども可能です。

1. 安全管理項目の作成と登録

このセクションでは、安全管理項目の作成とシステムへの登録方法について説明しています。安全管理項目を作成する手順(30番)と、作成した安全管理項目をマスターデータに登録する手順(31番)が詳細に解説されています。効率的な安全管理を実現するために、安全管理項目を正確かつ迅速に登録することが重要であり、このマニュアルではそのための具体的なステップが示されています。 安全管理項目の登録は、後続の安全管理業務の円滑な遂行に直結するため、正確な情報入力とデータの整合性を確保することが求められます。 この機能により、企業は安全管理に関する情報を体系的に管理し、必要な時に迅速にアクセスできるようになります。 これらの手順は、安全管理体制の構築と維持において重要な役割を果たし、作業現場の安全確保に貢献します。

2. 事例を使った安全管理書類の作成

このセクションでは、ヒヤリハット事例などの具体的な事例を用いた安全管理書類の作成方法を説明しています。Excelファイルに事例を貼り付ける方法(32番)が中心となっており、実践的な安全管理書類の作成を支援する内容となっています。 ヒヤリハット事例のような具体的な事例を安全管理書類に含めることで、より現実的なリスク評価と対策の立案が可能となります。 この機能は、過去の事例を活かし、将来的な事故防止に繋げるための重要なステップとなります。 具体的な手順が記載されているため、初心者でも容易に安全管理書類を作成できます。作成された書類は、安全管理の改善や従業員の安全意識向上に役立ちます。

3. 安全訓練資料のマスター登録

安全訓練資料をシステムのマスターデータに登録する方法について説明しています(33番)。安全管理タブから安全訓練マスター登録を選択し、登録範囲を指定することで、安全訓練に関する情報を効率的に管理できます。 安全訓練資料を適切に管理することで、従業員への効果的な安全教育の実施が可能になります。 この機能によって、企業は安全訓練資料の一元管理を実現し、最新の情報が常に従業員に提供されるようにすることができます。 登録された資料は、必要に応じて検索や参照を行うことができ、安全管理業務の効率化に貢献します。 安全教育の質向上と、安全意識の醸成に資する重要な機能です。

4. レイアウト登録とデータ取り込み

このセクションは、ファイル管理におけるレイアウトの登録と、外部ファイルからのデータ取り込みの方法について説明しています(34番)。具体的には、表形式の作業員名簿をレイアウトとして登録する方法と、そのレイアウトを用いてデータを取り込む手順が示されています。 この機能により、既存のExcelファイルなどのデータ資産をシステムに取り込むことができ、データ入力の手間を大幅に削減することができます。 作業効率の向上だけでなく、データの一貫性を保つ上でも重要な機能です。 登録されたレイアウトは、繰り返し利用することが可能であり、標準的なフォーマットを維持することで、データ管理の質を高めることができます。 ファイル管理機能全体の効率化に大きく貢献する重要な機能です。

5. 道路規制図の作成

このセクションでは、システムを利用した道路規制図の作成方法について説明しています(35番)。 道路規制図の作成は、工事現場における安全管理において非常に重要であり、正確な図面を作成することが求められます。この機能により、必要に応じて道路規制図を容易に作成することができ、作業現場の安全性向上に貢献します。 作成された道路規制図は、関係者への周知徹底を行い、安全な工事作業の実施に役立ちます。 この機能は、工事現場における安全管理の向上に大きく貢献する重要な要素です。 正確な道路規制図の作成は、事故防止に繋がるため、その作成手順を理解することが重要です。

II.施工体制管理機能

この機能では、建設業許可業種登録、工事請負契約内容入力、下請会社追加などが可能です。施工体制に関わる情報を一元的に管理し、会社情報のマスター登録や施工体制台帳のExcel出力もできます。

1. 建設業許可業種の登録

このセクション(19番)では、システムへの建設業許可業種の登録方法について解説しています。 正確な許可業種の登録は、法令遵守と適切な業務遂行に不可欠です。 マニュアルでは、登録手順をステップバイステップで説明することで、ユーザーが容易に登録作業を行えるよう支援しています。 この登録情報は、工事の請負や施工体制の構築において重要な役割を果たし、プロジェクト全体の法的な整合性を確保することに貢献します。 登録された情報は、システム内で一元的に管理されるため、必要な時に迅速に確認することが可能です。 この機能は、施工体制の透明性と信頼性の向上に繋がる重要な要素です。

2. 工事請負契約内容の入力

このセクション(20番)は、工事の請負契約に関する情報の入力方法について説明しています。契約内容を正確に入力することで、プロジェクトの進捗管理やコスト管理、そしてリスク管理を円滑に行うことが可能となります。 マニュアルでは、入力項目とその重要性について解説することで、ユーザーが正確な情報を登録できるようサポートしています。 契約内容の正確な記録は、紛争発生時の証拠としても活用できるため、非常に重要な役割を果たします。 入力された情報は、システム内で安全に保管され、必要に応じて参照することができます。 この機能は、工事請負契約に関する情報を一元的に管理し、プロジェクトの円滑な進行を支援します。

3. 施工体制への下請会社の追加

このセクション(21番)では、施工体制に下請会社を追加する方法について解説しています。 下請会社情報の正確な登録は、安全管理や責任分担の明確化、そして円滑な協力体制の構築に必要不可欠です。 マニュアルでは、下請会社を追加する手順を分かりやすく説明し、ユーザーが容易に操作できるよう支援しています。 下請会社に関する情報の正確な管理は、責任の所在を明確にし、事故発生時の対応を迅速化することに役立ちます。 この機能により、施工体制全体をシステム内で可視化し、プロジェクトの管理を効率化することができます。 下請会社との連携を強化し、安全で効率的な工事の実施に貢献します。

4. 会社情報のマスター登録

このセクション(22番)は、会社情報をマスターデータに登録する方法について説明しています。 正確な会社情報の登録は、スムーズな情報共有とプロジェクトの円滑な進行に不可欠です。 マニュアルでは、登録手順を詳細に説明することで、ユーザーが容易に登録作業を行えるよう支援しています。 登録された情報は、システム内で一元的に管理されるため、必要な時に迅速にアクセスすることができます。 この機能は、複数のプロジェクトにまたがる会社情報の管理を効率化し、データの整合性を確保することに役立ちます。 会社情報の正確な管理は、プロジェクト全体の効率性と信頼性の向上に貢献します。

5. 施工体制台帳のExcel出力

このセクション(23番)では、システムに登録された施工体制に関する情報をExcelファイルとして出力する方法を説明しています。 Excel出力機能により、作成された施工体制台帳を他のシステムやツールと容易に連携させることができます。 出力された台帳は、関係者への報告や書類作成などに活用することができ、プロジェクトの進捗管理や情報共有を効率化します。 この機能は、施工体制に関する情報を分かりやすく視覚的に提示し、関係者間の情報共有を促進します。 Excel出力された台帳は、印刷して紙媒体として保存することも可能です。 施工体制の管理を効率化し、プロジェクト全体の透明性を高める重要な機能です。

III.会社管理情報機能

作業員情報の入力・管理、作業員名簿の出力・取り込み、有資格者確認、そして持込機械使用届書の出力が可能です。 作業員管理においては、健康診断状況や資格有効期限なども確認できます。Excelファイルとして出力された作業員名簿持込機械使用届書の取り込みもサポートしています。 効率的な会社情報管理に役立ちます。

1. 作業員情報入力

このセクション(24番)では、作業員に関する情報の入力方法について説明しています。氏名、資格内容、健康診断情報、連絡先、保険加入状況など、作業員に関する様々な情報を正確に入力することが重要です。入力された情報は、安全管理や人事管理、そしてプロジェクトの円滑な遂行に不可欠な要素となります。 正確な情報入力は、作業員の安全確保や適切な配置、そして緊急時における迅速な対応に繋がるため、細心の注意を払って作業を行う必要があります。 システムでは、入力された情報の整合性チェックが行われ、誤入力の防止に役立ちます。 この機能は、作業員に関する情報を一元的に管理し、必要な時に迅速にアクセスできるようにするものです。

2. 作業員名簿出力と取り込み

このセクション(25番、26番)では、作業員名簿の出力と、外部ファイルからの取り込み方法について解説しています。作業員名簿は、工事現場の安全管理や人員配置において重要な役割を果たします。システムでは、作業員名簿をExcel形式で出力することができ、必要に応じて印刷したり、他のシステムと連携したりすることができます。また、外部ファイルから作業員名簿を取り込む機能も備えており、既存のデータを活用して効率的に作業を行うことが可能です。 すでに登録済みの作業員とデータが重複する場合には、情報更新確認画面が表示され、データの整合性を維持することができます。 出力された作業員名簿は、関係者への報告や、各種書類作成に利用できます。 この機能は、作業員情報の管理を効率化し、正確な情報の共有に貢献します。

3. 有資格者確認

このセクション(27番)では、登録されている作業員が保有する資格を確認する方法について説明しています。工事内容や設計書管理から作業を選択することで、その作業に必要な免許や訓練の保有状況を確認できます。 この機能は、法令遵守の観点から非常に重要であり、適切な資格を有する作業員を配置することで、安全な作業環境を確保することに貢献します。 資格確認の結果は、作業員の配置計画や安全教育計画の策定に役立ちます。 必要な資格を保有していない作業員に対しては、適切な訓練を実施するなどの対策を講じる必要があります。 この機能により、企業は法令遵守を徹底し、安全な作業環境を維持することができます。

4. 持込機械使用届書出力と取り込み

このセクション(28番、29番)では、持込機械使用届書の出出力に関する機能について説明しています。 持込機械使用届書は、工事現場に持ち込まれる機械の安全管理において重要な書類です。システムでは、Excel形式で届書を出力でき、下請会社への提出依頼などに利用できます。また、下請会社から提出されたExcelファイルの情報をシステムに取り込む機能も備えています。 取り込み時には、すでに登録済みの機械とデータが重複する場合、情報更新確認画面が表示されます。 この機能は、機械の管理を効率化し、安全な機械の使用を促進します。 正確な情報の記録と管理は、事故発生時の原因究明や責任の所在の明確化にも役立ちます。 この機能は、安全な作業環境の維持に貢献する重要な要素です。

IV.リスクアセスメント機能

リスクアセスメントの実施を支援する機能です。施工方法から作業手順を取り込み、リスクアセスメントをマスターに登録できます。 リスクアセスメント一覧へのクリップボードからの貼り付け、リスク見積りの設定変更も可能です。実施一覧表をExcelで出力できます。 作業に必要な資格登録、作業手順書出力機能も含まれます。

1. リスクアセスメントの実施と登録

このセクション(10番、11番)では、リスクアセスメントの実施からシステムへの登録までの手順を説明しています。 まず、リスクアセスメントを追加し(10番)、作業を選択して必要な項目を設定します。その後、リスクアセスメントの内容をマスターデータに登録します(11番)。 このプロセスにより、リスクアセスメントの結果を体系的に管理し、必要に応じて参照・分析することが可能になります。 正確なリスク評価と適切な対策の実施は、安全な作業環境の確保に不可欠であり、この機能は、そのための基盤となります。 リスクアセスメントの登録情報は、後続の安全管理活動に活用され、事故防止に貢献します。 クリップボードからの貼り付け機能も提供され、効率的なデータ入力もサポートしています。

2. 施工方法からの作業手順の取り込み

このセクション(10番)では、施工方法ファイルから作業手順を取り込む機能について説明しています。 システムは、事前に用意された施工方法ファイルから作業手順情報を自動的に取り込むことができます。 この機能により、作業手順書の作成にかかる時間と労力を大幅に削減することができ、作業効率の向上に貢献します。 取り込んだ作業手順は、必要に応じて修正・編集することができ、現場の状況に合わせた柔軟な対応が可能です。 不要な項目は解除することができるため、必要な情報のみを取り込むことができます。 この機能は、リスクアセスメントと連携し、より正確なリスク評価を行うための重要な役割を果たします。

3. リスクの計算式変換とリスク見積りの設定

このセクションでは、リスクアセスメントにおけるリスクの計算式とリスク見積りの設定について説明しています。 「重篤度」と「発生可能性」といったパラメータを自社に合わせて変換する機能があり、企業固有の状況を反映したリスク評価を行うことができます。 リスク見積りをシステムに取り込まないオプションも提供されており、柔軟なリスク管理を実現できます。 リスク評価の精度を高めるためには、企業独自の基準に基づいた設定が重要であり、この機能は、そのための柔軟な設定を可能にしています。 適切なリスク評価は、安全対策の有効性を高め、事故防止に繋がる重要な要素です。

4. 実施一覧表のExcel出力

このセクション(12番)では、リスクアセスメントの結果をまとめた実施一覧表をExcelファイルとして出力する方法を説明しています。 Excel出力された一覧表は、関係者への報告や、会議資料、そして記録として活用することができます。 この機能は、リスクアセスメントの結果を分かりやすく可視化し、関係者間の情報共有を促進します。 Excelファイル形式で出力されるため、他のシステムやツールとの連携も容易です。 この機能は、リスクアセスメントの結果を効率的に管理・共有するための重要な機能です。 迅速かつ正確な情報伝達により、安全管理の向上に貢献します。

5. 作業に必要な資格の登録と作業手順書出力

このセクションでは、リスクアセスメントと関連する作業に必要な資格の登録方法と、作業手順書の出力を説明しています。 作業に必要な資格を事前に登録しておくことで、適切な資格を持つ作業員を配置し、安全な作業を確保することができます。 また、作業手順書は、安全な作業手順を明確に示すものであり、事故防止に大きく貢献します。 実施予定日を設定し、出力する作業手順が登録されている作業を選択することで、必要な手順書のみを出力することが可能です。 これらの機能は、リスクアセスメントと連携し、安全な作業環境の構築と維持に不可欠な要素となります。

V.デキスパートとの連携

安全管理サイガードは、デキスパート基本部と連携し、設計書管理で登録された作業一覧を表示します。 積算情報を取り込む機能も備えており、スムーズなデータ連携を実現します。 ただし、一部機能はデキスパート保守会員様限定で、インターネット接続が必要です。

1. デキスパート基本部との連携と積算情報取り込み

安全管理サイガードは、デキスパート基本部と連携して動作します。デキスパート基本部のオプションボタンから安全管理サイガードを起動します。デキスパート基本部で既に積算情報を取り込んでいる場合は、安全管理サイガードのデータ取り込み画面は表示されません。 KSDXファイルからの積算情報の取り込み機能(Lesson 05)も提供されており、デキスパート基本部とシームレスなデータ連携を実現しています。 この連携により、設計情報や積算情報などを安全管理サイガードに効率的に取り込み、重複入力の手間を省くことができます。 両システム間のデータ連携は、業務効率化に大きく貢献する重要な機能です。 設計書管理機能で登録済みの工種情報なども活用可能です。

2. 設計書管理との連携と作業一覧表示

安全管理サイガードは、デキスパート基本部の設計書管理機能と連携し、登録済みの作業一覧を表示します。ツリー構造で作業一覧を表示することで、直感的に必要な作業を選択することが可能です。 設計書管理の使い方については、別途「設計書管理 基本操作マニュアル」を参照するよう指示されています。 この連携により、設計書管理で管理されている作業情報と安全管理情報をスムーズに統合し、一元的な管理を実現することができます。 作業一覧の表示は、リスクアセスメントや作業手順書の作成など、様々な機能において重要な役割を果たします。 設計書管理との連携は、システム全体の利便性を向上させる重要な機能です。

3. 保守会員限定機能とインターネット接続

マニュアルでは、いくつかの機能が「デキスパート保守会員様のみご利用いただけます。また、ご利用にはインターネット回線への接続が必要です。」と明記されています。「照合」「手動」といった機能、そして「検索」機能などがこれに該当します。 これらの機能を利用するには、デキスパートの保守契約を締結し、インターネット環境が整っている必要があります。 保守契約は、システムの安定稼働や機能拡張、そして技術サポートを受ける上で重要です。 インターネット接続は、データの送受信やクラウドサービスの利用に不可欠です。 保守会員限定機能の利用には、これらの条件を満たす必要があります。