
美容サロン顧客管理レジ「レジポ」
文書情報
著者 | ユースネット株式会社 |
会社 | ユースネット株式会社 |
文書タイプ | 機能仕様書 |
言語 | Japanese |
フォーマット | |
サイズ | 2.25 MB |
概要
I.レジポ 美容サロン向け顧客管理レジシステム
本書は、美容サロンの業務効率化を支援する顧客管理レジシステム「レジポ」の機能仕様書です。レジポは、WindowsとAccess 2010 Runtime環境を前提に開発されており、スムーズな会計処理、会員管理、予約管理、そして詳細なデータ分析を可能にします。 美容サロン POS システムとして、売上管理、顧客情報管理、商品管理などの機能を備え、業務の効率化に貢献します。 本システムは、バーコードリーダーやレシートプリンターとの連携にも対応しており、さらに会員カード発行機能も搭載。美容院 レジとしてだけでなく、顧客関係管理(CRM)ツールとしても活用できます。
1. システム概要
美容サロン顧客管理レジシステム「レジポ」は、WindowsとAccess 2010 Runtime環境で動作するPOSシステムです。会計処理の効率化はもちろん、顧客管理、予約管理、データ分析までを網羅した総合的なソリューションを提供します。 機能一覧には、セキュリティ機能(パスワード設定)、レジスター機能(開店処理、現金・商品券管理、領収書・レシート印刷)、顧客情報管理機能(顧客基本情報、注文履歴管理、お客様一覧表印刷、施術内容管理、DMラベル印刷、誕生日リスト印刷)、商品管理機能(簡単入力機能、バーコード管理)、来店状況管理機能(来店間隔別顧客一覧、担当者別顧客一覧、日計表、来店理由別分析、値引き理由分析、未処理一覧)、予約管理機能(担当者別予約一覧、予約スケジュール、メニュー別予約一覧)などが含まれます。 レシートプリンターやバーコードリーダーとの連携にも対応しており、カスタマイズによりロゴ入りのレシートや領収書の作成も可能です。 Accessデータベースを活用し、顧客情報を効率的に管理し、マーケティング施策に役立てることができます。 試用版は提供されますが、保守・保証は有料版のライセンス購入者に限定されます。サポート窓口は平日10:00~16:00にメールフォームから対応しています。
2. レジスター機能の詳細
レジスター機能は、日々の開店時間を自動入力する開店処理、レジ内の現金や商品券の状況を入力して管理する現金管理機能、前日の申し送り内容の入出力機能を備えています。 お会計処理では、お買い上げ商品の入力、総額計算、お預かり金額と総額からの釣銭計算、商品券、クレジットカード、ポイントカードなどによる精算に対応しています。領収書とレシートの印刷機能も備え、カスタマイズでロゴの挿入も可能です。 レシート印刷には別途推奨レシートプリンターが必要です。 キャッシュドロア(現金ドロア)の制御も可能で、ドロアコマンドの設定が必要です。 これらの機能は、美容サロンにおける日々の会計業務を円滑に進めるために設計されており、正確な売上管理と効率的な業務遂行を支援します。 また、システム全体を通して、Windowsの操作に慣れているユーザーであれば直感的に操作できるよう設計されています。
3. 顧客情報管理機能の詳細
顧客情報管理機能は、顧客の基本情報、注文履歴などをデータベースで管理します。 お客様一覧表の印刷機能により、顧客情報のリストを簡単に作成できます。 顧客へのDM送付などが必要な場合、顧客一覧を印刷する機能も提供されます。 さらに、施術内容管理機能では、来店毎に施術内容や画像を登録し、一覧表示することで、顧客の施術履歴を詳細に管理することができます。 顧客の誕生日リストをハガキフォーマットで印刷できる機能も備え、顧客への誕生日メッセージを送信する際に便利です。 会員カード発行機能により、カスタマイズでバーコードを印刷した会員カードを作成し、顧客ロイヤリティを高めることができます。 これらの機能により、顧客情報を一元的に管理し、顧客満足度向上に繋がるサービス提供を支援します。 顧客データのバックアップは、データファイルのコピーによって行います。
4. 商品管理機能の詳細
商品管理機能は、会計時に表示する商品の順番設定、バーコードによる商品管理、会計入力機能を提供し、会計処理の効率化を図ります。 商品登録画面では、商品コード、商品名、価格などの商品情報を登録できます。 前受金管理機能では、「前受金」という商品名で商品を登録し、代金前受時に会計画面から選択、金額を設定することで前受金の管理を行います。前受金消化時には、該当注文を取り消し、マイナス値で入力します。 小口入金・小口出金用の商品設定も可能です。小口入金は売上として計上されません。 バーコード付きの商品一覧プレビュー機能も提供しますが、バーコードリーダーの別途購入が必要です。 商品区分名は全角30文字まで入力可能です。 これらの機能により、商品情報の正確な管理とスムーズな会計処理を実現し、経営の効率化に貢献します。
5. 予約管理機能の詳細
予約管理機能では、指定した期間における担当者別の予約一覧、予約のタイムテーブル(スケジュール)、メニュー(予約内容)別の予約一覧を作成できます。これにより、予約状況を視覚的に把握し、予約管理業務の効率化を図ることが可能です。 予約状況の把握により、顧客への適切な対応や、スタッフの勤務シフト調整などに役立ちます。 複数の担当者がいる美容サロンにおいて、予約の重複を防ぎ、顧客満足度向上に寄与します。 予約に関する情報を効率的に管理することで、顧客対応の迅速化と業務の効率化に貢献する機能です。
6. 管理メニューの詳細
管理メニューは、店舗情報、商品情報、顧客情報、システム設定などの登録・変更を行うための機能を提供します。 メインメニューの「管理画面」ボタンを押下し、IDとパスワードを入力することでアクセスできます。初期パスワードは「1234」です。 管理メニューでは、管理パスワードの変更、会員カードの設定、アンケートのプレビュー、ドロアコマンドの設定、プリンター設定、データファイルの設定、クレジット/電子マネー手数料率の登録、消費税率の設定、来店理由の登録などが行えます。 CSVファイル出力機能では、顧客マスター、商品マスター、注文マスターの3種類のCSVファイルを出力し、Excelなどの表計算ソフトでデータ分析を行うことが可能です。 複数店舗を管理する場合は、店舗情報を登録することで、各店舗のデータを個別に管理・集計できます。 データファイルの設定変更は、慎重に行う必要があります。売上データがある場合は、実績表を出力後に修正を行う必要があります。
II.レジスター機能
レジポの中核をなすレジスター機能は、開店処理、お会計処理、領収書・レシート印刷を効率的に行います。現金管理はもちろん、商品券やクレジットカード、ポイントカードにも対応。カスタマイズにより、貴店のロゴ入りのレシートや領収書を発行可能です。日々の売上状況を正確に把握し、経営の改善に役立てます。美容院 レジの機能を強化し、顧客満足度向上を支援します。
1. 開店処理
レジスター機能の開店処理では、日々の開店時間が自動入力され、システムによって管理されます。これは、人為的なミスを減らし、正確な営業時間の記録を確保するために設計されています。 自動入力された開店時刻は、売上データと連携し、日々の営業状況の分析に役立ちます。 この機能は、美容サロンの開店準備を効率化し、スムーズな営業開始をサポートします。開店処理の完了後、レジ内の現金や商品券の状況を入力する画面に移行し、日々の営業開始に必要な準備をシステム上で行うことができます。 正確な初期データの入力は、その日の売上管理の正確性に直結するため、この機能はレジスター機能の重要な一部です。また、前日の申し送り事項を入力・表示する機能も備えており、日々の業務の引き継ぎをスムーズに行うことができます。
2. お会計処理
レジポのお会計処理機能は、お買い上げ商品の入力と総額計算を自動で行います。 入力された商品情報に基づいて、正確な総額が計算され、会計処理のミスを軽減します。 お預かり金額を入力すると、自動的に釣銭金額が計算されるため、釣銭の計算ミスを防ぎ、顧客対応の迅速化に貢献します。 さらに、商品券、クレジットカード、ポイントカードなど、様々な決済方法に対応しているため、顧客の利便性を向上させます。 様々な決済手段への対応は、顧客満足度向上に直結する重要な要素であり、レジポはこの点においても優れた機能を提供します。 会計処理のスピード向上は、顧客回転率の向上にもつながり、美容サロンの経営効率の改善に貢献するでしょう。
3. 領収書 レシート印刷
レジポは、お客様への領収書とレシートの印刷機能を備えています。領収書の出力はオプションで、顧客の要望に応じて発行できます。 レシートは、お客様への会計明細の確認と、今後の来店促進に役立ちます。 カスタマイズ機能により、貴店のロゴを領収書やレシートに挿入することが可能で、ブランドイメージの向上に貢献します。 領収書やレシートへのロゴ挿入は、顧客への印象を高め、リピーター獲得に繋がる効果が期待できます。 レシート印刷には別途推奨レシートプリンターが必要となります。 これらの印刷機能は、顧客へのサービス向上と、サロンのブランドイメージ強化に役立ちます。
4. 現金管理機能
レジポの現金管理機能は、レジ内の現金と商品券の状況を入力することで、レジ内現金を正確に管理することを目的としています。 日々の現金の入出金を正確に記録することで、現金の紛失や不正を防止し、財務管理の精度を高めます。 この機能は、美容サロンの財務状況を正確に把握するために不可欠な要素です。 現金管理の正確性向上は、経営の安定化に大きく貢献します。 また、前日の申し送り事項を入力、表示することで、日々の業務の引き継ぎをスムーズに行うことが可能となります。 正確な現金管理とスムーズな業務引き継ぎは、美容サロンの運営を効率化し、経営の安定化に繋がります。
III.顧客情報管理機能
顧客の基本情報、注文履歴、施術内容などをデータベースで管理する顧客情報管理機能を搭載。お客様一覧表、DMラベル、誕生日リストなどを印刷できます。顧客の来店状況を分析し、リピート率向上のための施策に役立てます。会員管理システムとしての機能も充実しており、顧客ロイヤリティを高めます。 美容サロン 顧客管理システムとして、顧客データを有効活用できます。
1. 顧客基本情報管理
顧客情報管理機能の中核をなすのは、顧客の基本情報管理です。お客様の氏名、住所、電話番号、メールアドレスといった基本的な情報に加え、注文履歴などの情報をデータベースで一元的に管理します。この機能は、顧客一人ひとりの情報を正確に記録し、迅速な顧客対応を可能にするために不可欠です。 正確な顧客情報の蓄積は、顧客へのパーソナライズされたサービス提供や、効果的なマーケティング活動の実施に繋がります。 データの入力や修正は、システム上で直感的に操作できるよう設計されており、業務効率の向上に貢献します。 また、システムは顧客情報のプライバシー保護にも配慮した設計となっており、安全なデータ管理を実現しています。 顧客の基本情報は、他の機能と連携して活用され、例えば、顧客へのDM発送や誕生日メッセージの送信などに活用されます。
2. 顧客情報出力機能
顧客情報管理機能は、蓄積された顧客情報を様々な形式で出力する機能も提供します。 お客様一覧表印刷機能では、登録されている顧客情報を一覧表形式で印刷することができ、顧客情報の確認や、顧客リストの作成に役立ちます。 お客様に郵便物等を送付する場合に必要な顧客情報一覧も印刷できます。 これにより、DM発送やアンケート調査などの際に、顧客リストを手軽に作成することができます。 出力される情報は、顧客名、住所、電話番号などの基本情報に加え、必要に応じて追加情報を含めることも可能です。 これらの出力機能は、顧客管理業務を効率化し、正確な情報に基づいたマーケティング活動の実施を支援します。 印刷物のカスタマイズは、サロンのブランドイメージに合わせて行うことができます。
3. 施術内容管理
施術内容管理機能は、顧客ごとに施術内容や画像を登録し、一覧表示できる機能です。 各顧客の施術履歴を詳細に記録することで、顧客のニーズを正確に把握し、よりパーソナライズされたサービス提供を可能にします。 顧客ごとの施術履歴を記録・管理することで、顧客の好みや、施術の効果などを把握することができます。 画像データの登録により、施術前後の状態を視覚的に比較することができ、施術効果の確認や、顧客への説明にも役立ちます。 この機能により、顧客満足度向上のための施策立案や、施術技術の向上にも貢献します。 記録された情報は、顧客への次回予約案内や、適切な施術プランの提案などに役立てられます。
4. その他顧客関連機能
顧客情報管理機能には、顧客へのDM発送を効率化するDMラベル印刷機能も含まれています。指定の定型ラベル以外についてはカスタマイズが必要となります。 また、顧客の誕生日一覧を印刷する機能も備えており、顧客への誕生日メッセージを送信する際に便利です。 さらに、顧客の最終来店日から1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月経過した顧客の一覧を表示する機能も備え、顧客の来店状況を把握し、リピート率向上のための施策に役立ちます。担当者別のお客様一覧表も作成可能です。これらの機能は、顧客との関係性を強化し、リピーターの獲得に貢献します。 顧客データは、CSVファイルとして出力することもでき、外部システムとの連携や、データ分析にも活用できます。 顧客情報の活用は、美容サロンの経営戦略上非常に重要です。
IV.商品管理機能
商品管理機能では、商品情報を効率的に管理します。バーコードによる商品管理、簡単入力機能により、会計処理を迅速化。前受金や小口入出金管理にも対応しています。美容サロン ソフトウェアとして、在庫管理の効率化に貢献します。
1. 商品登録機能
商品管理機能において、商品登録画面では商品の情報を登録します。商品コード、商品名、価格、商品区分などの必要な項目を入力し、「登録」ボタンを押下することで、商品情報をデータベースに登録することができます。 商品コードは自動的に最大の商品コードに1を加えた値が表示され、ユーザーはそれを修正して入力することも可能です。 商品区分は、技術、店販、その他など、サロンのサービス内容に合わせて適切な区分を選択できます。 正確な商品情報の登録は、会計処理の正確性や、在庫管理の精度に直結するため、この機能はシステム全体にとって非常に重要です。 入力された商品情報は、会計処理、在庫管理、売上分析など、様々な場面で活用されます。 登録された商品情報は、いつでも修正や削除を行うことができますが、変更を行う際には、既存データへの影響を十分に考慮する必要があります。
2. バーコード管理機能
バーコード付きの商品管理機能では、バーコードリーダーを使用することで、商品コードの入力作業を効率化できます。 商品の一覧表示画面の商品コード欄にフォーカスを合わせ、バーコードリーダーでバーコードを読み込むことで、商品コードを自動入力します。 この機能は、会計処理のスピード向上に大きく貢献し、顧客対応の迅速化を実現します。 別途、バーコードリーダーの購入が必要となります。 バーコードリーダーと連携することで、人為的なミスを減らし、より正確な会計処理が可能になります。 バーコード管理は、商品管理の効率化と、会計処理の迅速化を両立させる重要な機能です。 バーコードを用いた管理は、特に商品数の多いサロンにおいて、その効果を発揮します。
3. 商品一覧 管理機能
商品一覧画面では、登録済みの商品一覧を表示します。 一覧表から商品の修正、追加、使用停止などの操作を行うことができます。 一覧表示では、商品コード、商品名、価格などの主要な情報を確認できます。 入力可能な商品は通常商品(技術、店販、その他)のみで、前受金や小口入出金用の商品は売上として計上されません。 前受金は「前受金」という商品名で登録し、代金前受時に会計画面から選択して金額を設定します。 前受金消化時には、当該注文を取り消し、マイナス値を入力します。小口入金、小口出金についても同様の商品設定を行います。 商品一覧画面は、商品情報の確認や管理を行うための重要なインターフェースであり、日々の業務において頻繁に利用される機能です。
4. その他商品関連機能
商品管理機能には、DMラベル印刷機能も含まれています。 これは、顧客へのダイレクトメール送付時に必要なラベルを印刷する機能で、指定の定型ラベル以外の場合はカスタマイズが必要となります。 お客様の誕生日一覧を印刷する機能も備えており、顧客への誕生日メッセージを送信する際に役立ちます。 これらの機能は、顧客への効果的な情報発信を支援し、顧客との関係強化に貢献します。 商品情報と顧客情報は連携しており、例えば、顧客の購入履歴に基づいたDM発送など、効果的なマーケティング活動の実施を支援します。 これらの機能は、売上向上や顧客満足度向上に繋がる重要な要素となります。効率的な商品管理は、美容サロンの円滑な運営に不可欠です。
V.予約管理機能
予約管理機能は、期間を指定した担当者別予約一覧、予約スケジュール、メニュー別予約一覧の作成が可能です。予約状況を把握し、予約管理の効率化を図り、顧客満足度向上に繋がります。予約管理システムとして、予約に関する業務を効率化できます。
1. 担当者別予約一覧
予約管理機能では、指定した期間内の担当者別の予約一覧を作成できます。 この機能は、各担当者の予約状況を把握し、予約の重複を防いだり、適切な顧客対応を計画するのに役立ちます。 一覧には、予約日時、顧客名、予約内容などが表示され、担当者は自分の予約状況を簡単に確認することができます。 期間指定機能により、任意の期間の予約状況を詳細に確認することが可能です。 この機能は、スタッフの勤務シフト調整や、顧客への最適な時間帯の提案を行う際に非常に役立ちます。 担当者ごとの予約状況を明確に把握することで、顧客満足度を高めるための効果的なスケジューリングが可能となります。
2. 予約スケジュール タイムテーブル 表示
予約管理機能は、指定した期間の予約をタイムテーブル形式で表示する機能を備えています。 この機能は、予約状況を視覚的に把握し、予約の空き状況を簡単に確認するために役立ちます。 タイムテーブル形式では、時間軸に沿って予約状況が表示されるため、予約の空き時間や、予約の集中している時間帯などを直感的に理解することができます。 視覚的な表示により、予約状況を素早く把握し、顧客からの予約受付や、スタッフの勤務シフト調整を効率的に行うことができます。 この機能は、予約管理業務の効率化に大きく貢献し、顧客対応の迅速化にも繋がります。 予約の空き状況を把握することで、顧客への柔軟な対応が可能になります。
3. メニュー 予約内容 別予約一覧
予約管理機能では、指定した期間におけるメニュー(予約内容)別の予約一覧を作成できます。 この機能は、特定のメニューの予約状況を把握し、メニューごとの需要を分析する際に役立ちます。 一覧には、予約日時、顧客名、予約メニューなどが表示され、どのメニューが人気であるか、どのメニューに予約が集中しているかなどを確認できます。 メニュー別の予約状況を把握することで、メニュー構成の見直しや、新たなメニュー開発などに役立てることができます。 この機能は、美容サロンの経営戦略立案に役立ち、顧客ニーズに合わせたサービス提供を支援します。 メニュー別予約数の分析は、売上予測や在庫管理にも役立ちます。
VI.データ出力機能
顧客情報、商品情報、注文情報といったデータをCSVファイルとして出力できます。これにより、Excelなどの表計算ソフトでデータ分析を行うことが可能です。美容サロン データ分析に役立ちます。
1. CSVファイル出力機能
レジポは、システム内に蓄積されたデータをCSVファイルとして出力する機能を備えています。 この機能により、顧客情報、商品情報、注文情報などを、Microsoft Office Excelなどの表計算ソフトで利用することが可能になります。 出力されるファイルは、顧客マスター(顧客情報)、商品マスター(商品情報)、注文マスター(注文・会計情報)の3種類です。 ファイル名は、出力日付を先頭に付加された形式(例:20091211_顧客マスタ.csv)で保存されます。 出力されたCSVファイルは、様々なデータ分析に活用することができます。 売上データの集計、顧客属性別の売上分析、人気商品の分析など、様々なビジネス上の意思決定に役立つ情報を抽出できます。 この機能によって、データに基づいた経営戦略の立案が可能になります。 データ出力機能は、経営分析や業務改善に欠かせない重要な機能です。
VII.管理メニュー
管理メニューでは、店舗情報、商品情報、顧客情報、システム設定などを登録・変更できます。パスワードによるセキュリティ機能も備えています。美容サロン POS システム全体の管理を容易にします。
1. 店舗 会社情報登録
管理メニューでは、店舗情報および会社情報を登録できます。 店舗名が複数ある場合は、各店舗の情報を個別に登録することが可能です。 データファイルで複数店舗の情報を集めて集計する場合に利用します。1店舗のみの場合は、「本店」という名称がデフォルトで登録されており、そのまま使用するか、名称を変更して使用できます。 会社情報には、社名、住所、電話番号、FAX番号などの情報を入力します。 入力された情報は、領収書や会員カードなど、様々な出力物に表示されます。 正確な店舗・会社情報の登録は、顧客への情報提供や、サロンの公式文書作成などに必要不可欠です。 これらの情報は、サロンの運営管理上重要な情報を網羅しています。
2. 商品情報管理
管理メニューでは、商品情報に関する設定や管理も行います。「商品一覧」画面では、登録済みの商品一覧を表示し、修正、追加、使用停止といった操作が可能です。 通常商品(技術、店販、その他)のみを入力できます。「前受金」などの商品名は、代金前受時に会計画面から選択し金額を設定する用途で使用します。前受金消化時には、該当注文を取り消し、マイナス値で入力します。小口入金・小口出金用の商品設定も可能です。小口入金は売上として計上されません。 商品番号は自動的に最大の商品コードに1を加えた値が表示されます。 商品登録画面では、商品コード、商品名、価格などの必要な項目を入力し、登録ボタンを押下することで商品情報を登録します。 正確な商品情報の管理は、売上計算や在庫管理の精度に直接影響するため、重要な機能です。 バーコード管理機能は、別途バーコードリーダーが必要となります。
3. システム設定
管理メニューでは、システム全体の様々な設定を行うことができます。 プリンター設定では、レシートプリンターなどのプリンター設定を行います。通常使用するプリンターとレシートプリンターをそれぞれ設定できます。 データファイル設定では、データファイルの保存場所を変更できます。 ドロアコマンド設定では、キャッシュドロアの扉を開くためのコマンドを登録します。ドロアの設定方法はドロアの取扱説明書を参照してください。 消費税率の設定、クレジット/電子マネーの手数料率の登録、来店理由の登録なども管理メニューで行います。 クレジットカード会社情報は、一度登録した情報は変更・削除できないため、変更が必要な場合は新しいIDで登録する必要があります。売上データがある場合は、各種実績表を出力後に消費税率の修正を行う必要があります。 これらの設定は、システムの運用効率や、データの正確性に影響するため、適切な設定を行うことが重要です。
4. セキュリティ設定
管理メニューでは、システムへの不正アクセスを防ぐためのセキュリティ設定を行うことができます。 管理パスワード変更機能では、管理メニューへのアクセスに必要なパスワードを変更できます。 初期パスワードは「1234」ですが、セキュリティ強化のため、すぐに変更することを推奨します。 パスワードは半角英数字記号を使用できます。パスワードを忘れると管理メニューにアクセスできなくなるため、注意が必要です。 適切なパスワード設定は、システム全体のセキュリティを確保するために非常に重要です。 セキュリティ対策を徹底することで、システムの安全性を高め、データの漏洩を防ぎます。
5. 会員カード設定 その他
管理メニューでは、会員カードの設定を行うことができます。会員カード印刷設定画面では、印刷面(表面または裏面)、開始会員番号、終了会員番号、余白などを設定します。 会員カードの印刷には、名刺サイズ(91mm×55mm)を10枚印刷できるA4サイズの名刺用紙を使用します。 アンケート機能では、アンケートのプレビュー画面を表示できます。 これらの機能は、顧客管理やマーケティング活動の効率化に役立ちます。 会員カードは顧客ロイヤリティ向上のための重要なツールであり、適切な設定を行うことで顧客満足度を高めることができます。 アンケート機能は、顧客のニーズを把握し、サービス向上に役立てるための機能です。