
AOSBOX Cool ユーザーマニュアル( 更新)
文書情報
言語 | Japanese |
フォーマット | |
サイズ | 4.01 MB |
文書タイプ | ユーザーマニュアル |
概要
I.AOSBOX Cool のインストールと登録
Webブラウザから登録画面にアクセスし、メールアドレス、ライセンスキー、名前、パスワードを入力して登録します。これにより、AOSBOX Cool を使用したファイルのクラウドバックアップを開始できます。1ライセンスキーにつき1ユーザーアカウントです。
II.AOSBOX Cool アプリとWeb管理画面
AOSBOX Cool はアプリとWeb管理画面の両方から操作できます。アプリではバックアップ設定、Web管理画面ではバックアップデータのプレビュー(一部画像ファイルのみ)が可能です。アプリとWeb管理画面でデータ復元も可能です。ファイルバックアップ対象は選択可能です。ロックされたファイルや頻繁に更新されるファイルは、次回のバックアップまで待機します。
1. アプリとWeb管理画面の違い
AOSBOX CoolはアプリとWeb管理画面の両方から操作可能です。どちらもバックアップデータの復元に対応していますが、機能に違いがあります。アプリはバックアップ設定を行うためのインターフェースとして機能し、バックアップのスケジュール設定や、バックアップ対象となるファイルやフォルダの選択といった基本的な設定を容易に行うことができます。一方、Web管理画面は、バックアップデータのプレビュー機能を提供します。ただし、プレビュー可能なのは一部の画像ファイルに限定されています。このプレビュー機能により、バックアップされたデータの内容を事前に確認することが可能となり、データの整合性確認や、必要なデータが正しくバックアップされているかの確認に役立ちます。さらに、アプリでは「XXファイル」をクリックすることで、次回バックアップされるファイルの一覧を表示する機能があります。これは、現在バックアップが保留されているファイルを確認し、バックアップ処理の状況を把握するのに有用な機能です。ロックされたファイルや頻繁に更新されるファイルは、バックアップされずに次回のタイミングまで待機状態となるため、この機能で状況を確認することで、バックアップが正常に動作しているか確認することができます。アプリとWeb管理画面はそれぞれ異なる役割を持つため、ユーザーは状況に応じて適切なインターフェースを選択することで、効率的なバックアップ管理を行うことが可能です。例えば、迅速なバックアップ設定変更にはアプリが、バックアップデータの確認にはWeb管理画面が適しています。
2. アプリ画面の詳細説明
AOSBOX Coolアプリの画面には、バックアップ設定、スケジュール設定、リソース最適化設定、接続設定、高度な設定などの項目があります。各設定項目はそれぞれのパネルからアクセス可能です。バックアップするカテゴリやファイル、フォルダを選択するには青いパネルをクリックします。バックアップスケジュールの設定やバックアップ環境の設定を行うことも可能です。「今すぐバックアップを実行」ボタンを使用すれば、スケジュールに関係なく即座にバックアップを開始できます。「検索する」ボタンをクリックするとWeb管理画面の「マイコンピューター」が表示され、より詳細なバックアップデータの確認や管理が行えます。ネットワーク速度表示と速度調整機能も備え、ネットワーク状況に応じて最適なバックアップ環境を維持できます。ツリーウィンドウとリストウィンドウでは、フォルダにチェックを入れると、そのフォルダ内の全てのファイルとフォルダにも自動的にチェックが入るため、効率的なファイル選択が可能です。バックアップデータの選択では、「選んでバックアップ」と「ファイルフィルター」の2つの方法が提供されています。「選んでバックアップ」ではリストウィンドウに表示されたファイルからバックアップ対象を選択し、一部のファイルをバックアップから除外することも可能です。「ファイルフィルター」では、特定のファイル拡張子や条件式を指定して、バックアップ対象を絞り込むことができます。「追加」ボタンをクリックすると条件設定画面に移動し、より詳細なフィルター設定を行うことができます。これらの機能を活用することで、ユーザーはニーズに合わせた柔軟なバックアップ設定を行うことが可能です。
III.バックアップ設定
バックアップスケジュールは、等間隔または一定時刻で設定できます。高速バックアップ(マルチスレッド)も可能です。ネットワーク帯域の設定で速度を制限し、リソース最適化もできます。ファイルフィルター機能で特定のファイル拡張子や条件式でバックアップ対象を絞り込めます。デュアルバックアップの設定も可能です。
1. バックアップスケジュールの設定
AOSBOX Coolでは、バックアップのスケジュールを柔軟に設定できます。二つの方法が用意されており、一つ目は「等間隔でバックアップする」設定です。これは、前回のバックアップ完了後、指定した時間間隔が経過したら自動的にバックアップを実行する設定です。デフォルトでは2時間間隔ですが、ファイルの更新頻度に合わせて変更可能です。頻繁にファイルが更新されない場合は、間隔を長く設定することで、システムへの負荷を軽減し、効率的なバックアップを実現できます。もう一つの設定方法は「スケジュールを設定する」です。これは、曜日と時刻を指定してバックアップを実行する設定です。例えば、毎朝8時にバックアップを実行する、といった設定が可能です。これらの設定を組み合わせることで、ユーザーは自身のファイル更新頻度や利用状況に合わせて、最適なバックアップスケジュールを設定することが可能です。また、「バックアップデータ整合性チェックの実行間隔」を設定することで、バックアップ漏れがないか定期的にスキャンするタイミングを指定できます。この機能は、データの完全性を確保するために重要な役割を果たします。バックアップの整合性を定期的に確認することで、データの欠損や破損といった問題を早期に発見し、適切な対応を取ることが可能になります。これにより、データ損失のリスクを最小限に抑えることができます。
2. リソースの最適化設定
AOSBOX Coolでは、バックアップ時のリソース使用量を最適化するための設定が可能です。「マルチスレッドでアップロードする(高速バックアップ)」オプションは、バックアップのアップロード速度を向上させる機能です。複数のスレッドを使用して同時アップロードを行うことで、バックアップ時間を短縮できます。ただし、パソコンのリソースを多く消費するため、パソコン全体の動作が遅くなる可能性があるため、通常はチェックを外しておくことを推奨しています。ネットワーク帯域の設定も重要です。「ネットワーク帯域の設定を有効にする」オプションを選択すると、アップロード速度を制限することができます。これにより、ネットワークへの負荷を軽減し、他のアプリケーションへの影響を最小限に抑えることが可能です。さらに、「帯域の設定をスケジュールする」オプションを使用することで、設定したアップロード速度を特定の時間帯のみに有効にすることができます。例えば、夜間などのネットワーク負荷が少ない時間帯に高速バックアップを実行し、日中などの作業時間帯は速度を制限するといった設定が可能です。これらの設定によって、バックアップ速度とパソコンのパフォーマンスのバランスを最適化し、効率的なバックアップを行うことができます。
3. バックアップ接続とその他の設定
バックアップ接続の設定では、インターネット接続方法を選択できます。「有線LAN」、「無線LAN」、「モバイルネットワーク」から選択し、バックアップ実行時のネットワーク環境を制限することができます。「無線LAN」を選択した場合、WiFiセーフリストを設定することで、接続可能なWi-Fiアクセスポイントを限定し、セキュリティを強化することも可能です。デュアルバックアップ機能を使用する場合は、「デュアルバックアップに以前バックアップしたファイルを再コピー」オプションで、以前AOSBOXクラウドにバックアップしたデータをデュアルバックアップに含めることができます。これにより、デュアルバックアップの開始時点からより多くのデータが保護されます。その他高度な設定として、「パソコン起動時にAOSBOX Coolを実行する」オプションがあり、パソコンの起動と同時にAOSBOX Coolを起動させることができます。起動時の処理を優先させるために、バックアップ開始を遅らせることも可能です。「VSS対象の拡張子」と「ブロックレベル対象の拡張子」を設定することで、開いているファイルやロック中のファイルのバックアップ、変更部分のみのバックアップが可能になります。さらに、「RAW画像のプレビューを生成」、「Web管理ページおよびモバイルアプリでのプレビューを有効にする」といったオプションで、Web管理画面やモバイルアプリでの画像プレビュー機能を調整できます。「選んでバックアップにおいて隠しファイルを表示する」オプションは、隠しファイルもバックアップ対象に含めたい場合に使用します。これらの設定を組み合わせることで、ユーザーはより高度で柔軟なバックアップ環境を構築することができます。
IV.バックアップデータの選択と除外
バックアップ対象となるファイル・フォルダを選択できます。リストウィンドウで個別に選択するか、フォルダ単位で選択できます。不要なファイル・フォルダは除外設定で指定できます。ファイルフィルター機能を活用し、拡張子や条件式で除外設定を行うことで、効率的なファイルバックアップを実現できます。
1. 選んでバックアップ
AOSBOX Coolでは、バックアップ対象ファイル・フォルダをリストウィンドウから個別に選択できます。バックアップしたいファイル、フォルダにチェックを入れることで、選択的にバックアップを実行できます。この機能は、全てのファイルをバックアップする必要がない場合に特に便利です。例えば、一時的なファイルや不要なファイルをバックアップから除外することで、バックアップ容量を削減し、バックアップ時間を短縮できます。また、バックアップしたいファイル・フォルダ群の中から、一部を除外したい場合にもこの機能が役立ちます。重要なファイルだけを選択的にバックアップすることで、ストレージ容量の節約だけでなく、復元時の作業効率も向上させることができます。リストウィンドウは、直感的な操作でファイルの選択、除外を可能にするため、初心者ユーザーでも容易にバックアップ対象を管理することができます。ファイルやフォルダの選択、除外作業は、このリストウィンドウを通じて行うことで、バックアップ対象を明確に把握しながら効率的に作業を進めることが可能です。この機能は、バックアップデータの管理において柔軟性と効率性を両立させるために不可欠な要素です。
2. ファイルフィルターによる選択と除外
より高度なファイル選択、除外機能としてファイルフィルターが提供されています。これは、ファイルの拡張子や条件式を指定することで、バックアップ対象を細かく制御する機能です。「次のファイル拡張子や条件式だけを含める」オプションを選択すると、指定した拡張子や条件に一致するファイルのみをバックアップ対象とすることができます。逆に、「次のファイル拡張子や条件式だけを除外する」オプションを選択すると、指定した拡張子や条件に一致するファイルをバックアップ対象から除外できます。条件式には正規表現を使用することも可能です。この正規表現を用いることで、複雑な条件を指定したファイルの選択や除外も可能になり、より精密なバックアップ設定が可能となります。例えば、特定のプログラムに関連するファイルのみをバックアップする、特定の拡張子のファイルを除外するなど、様々な用途に対応できます。このファイルフィルター機能は、大規模なファイル群を扱う場合や、特定のファイルタイプのみをバックアップしたい場合などに特に有効です。この高度なフィルター機能を駆使することで、ユーザーはバックアップ対象を詳細に制御し、より効率的で精度の高いバックアップを実現できます。正規表現の知識があれば、さらに高度なカスタマイズが可能です。
V.復元方法
データ復元は、アプリ、Web管理画面、そしてAOSBOX Cool復元ユーティリティから可能です。Web管理画面からの復元はダウンロード形式で行われ、3~5時間程度の時間を要します。リモート復元も可能です。復元する際には、ファイルの置換方法を選択できます。パソコン上のファイルと重複するファイルの扱い方を設定できます(上書き、置換など)。
1. アプリからのデータ復元
AOSBOX Coolアプリからは、AOSBOX Cool復元ユーティリティを使用してデータ復元が可能です。このユーティリティは、アプリ内の「復元する」ボタンをクリックすることで起動します。具体的な操作手順は本文の「4.復元」セクションを参照ください。アプリからの復元は、AOSBOX Coolがインストールされているパソコンを復元先として使用します。この方法は、ローカル環境で直接復元を行うため、インターネット接続の状況に左右されず、比較的迅速な復元が期待できます。ただし、具体的な操作手順については、別途記載されている「4.復元」セクションを参照する必要があるため、ユーザーはそちらの情報を参照する必要があります。アプリからの復元は、Web管理画面からの復元と比較して、ユーザーがより直接的に復元処理に関与できるため、状況によってはより柔軟な復元処理が行える可能性があります。復元ユーティリティのインターフェースや操作性については、ドキュメントの他のセクションで詳細に説明されていると推測されます。
2. Web管理画面からのデータ復元
Web管理画面からもデータ復元が可能です。これは、Webブラウザ経由でリモート操作を行う方法です。「マイコンピューター」へ移動し、復元したいデータのあるコンピューターを選択した後、復元したいファイルやフォルダにチェックを入れます。必要に応じて「(世代の表示)」をクリックして、復元したいデータの世代を選択することも可能です。このWeb管理画面からの復元方法は、ダウンロード形式で行われます。ダウンロードが開始されるまで3~5時間程度の時間を要し、ダウンロード完了後、メールで送られてくるリンクからファイルを復元します。メール受信後、24時間以内にダウンロードする必要があります。複数ファイルを同時にダウンロードする場合は、「Download.zip」という一つの圧縮ファイルにまとめられていますので、解凍して使用します。Web管理画面からの復元は、場所を選ばずに復元操作を行えるというメリットがあります。しかし、ダウンロードに時間がかかるため、緊急度の高い復元には適さない可能性があります。また、メールリンクを使用するため、メールの受信状況にも依存します。一括復元はフォルダ単位となり、ファイル単体や複数のファイルを選択した場合は使用できません。日付範囲を指定して復元することも可能です。
3. 復元時のファイル重複処理
Web管理画面からの復元において、復元しようとするファイルとパソコン上のファイルが重複する場合、ファイルの扱いを指定できます。「すべてのファイルを置換する(ファイルは上書きされます)」を選択すると、クラウド上のバックアップデータでパソコン上のファイルを上書きします。一方、デフォルトでは重複するファイルは復元されません。この設定は、復元操作におけるデータの整合性を維持するために重要です。特に、重要なデータの更新履歴を維持したい場合や、誤って上書きしてしまうリスクを避けたい場合は、デフォルトの設定が適切です。一方、最新データに更新したい場合は、上書きオプションを選択することで、確実に最新のバックアップデータに置き換えることができます。この重複ファイル処理の設定は、復元操作における重要な決定事項であり、ユーザーは自身の状況に合わせて適切なオプションを選択する必要があります。復元処理を開始する前に、このオプションを慎重に検討することが重要です。
VI.AOSBOX Cool Viewerとモバイルアプリ
AOSBOX Cool Viewer はバックアップしたファイルを閲覧・管理するためのアプリです。iOS、Android、Windows Phoneに対応したモバイルアプリも提供しており、Web管理画面からアクセス可能です。(P18参照)
1. AOSBOX Cool Viewer
AOSBOX Cool Viewerは、パソコン版AOSBOX Coolでバックアップしたファイルを閲覧、管理するためのアプリケーションです。パソコンでバックアップしたデータを、別のデバイスや場所から確認したい場合に非常に便利です。AOSBOX Cool Viewerを使用することで、バックアップデータへのアクセスが容易になり、データの確認や管理作業を効率化できます。例えば、バックアップデータに問題がないか確認したり、必要なファイルだけを抽出したりといった作業がスムーズに行えます。このViewerアプリケーションは、AOSBOX Coolの機能を拡張する重要なツールであり、ユーザーはバックアップデータの管理をより効果的に行うことが可能です。Viewerアプリケーションのインターフェースや操作性については、ドキュメントの他のセクションで詳細に説明されている可能性があります。このアプリケーションは、バックアップデータの利便性を高めるために不可欠な要素です。バックアップデータの確認や管理が容易になることで、ユーザーの安心感も向上します。
2. モバイルアプリとWeb管理画面からのアクセス
AOSBOX Coolは、モバイルアプリにも対応しています。iOSとAndroidのモバイルアプリを利用することで、スマートフォンやタブレットからでもバックアップデータの閲覧や管理が可能になります。モバイルアプリは、場所を選ばずにバックアップデータを確認したいユーザーにとって非常に便利な機能です。これにより、外出先でもバックアップ状況の確認や必要なファイルへのアクセスが可能となります。また、iOSとAndroidに加え、Windows PhoneからもAOSBOX Web管理画面にアクセスできます。Web管理画面はパソコンからアクセスする際に使用するインターフェースですが、モバイルデバイスからでもアクセスできるということは、場所を選ばずにバックアップデータの管理を行うことが可能であることを示しています。モバイルアプリとWeb管理画面からのアクセスは、場所やデバイスに制限されない柔軟なデータ管理を実現します。これにより、ユーザーはより自由度の高いデータ管理を行うことができます。詳細については、本文のP18を参照ください。
VII.高度な設定
高度な設定では、パソコン起動時の実行設定、VSS対象/ブロックレベル対象の拡張子設定、RAW画像プレビュー、バックアップマーカー表示などの詳細設定が可能です。これらの設定によって、高速バックアップや効率的なストレージの使用、データ復元の簡素化などが実現できます。
1. パソコン起動時の実行設定とバックアップ開始タイミング調整
高度な設定では、パソコンの起動と同時にAOSBOX Coolを自動的に起動させる設定が可能です。「パソコン起動時にAOSBOX Coolを実行する」オプションにチェックを入れることで、この機能を有効化できます。これは、バックアップを常に確実に実行したいユーザーにとって便利な機能です。パソコンの起動時に他のプログラムの処理を優先させる必要がある場合は、バックアップ開始のタイミングを遅らせることもできます。これにより、パソコン起動時のパフォーマンス低下を防ぎ、スムーズなシステム起動を実現できます。この機能は、パソコンの起動時間やリソース状況を考慮して、最適なバックアップスケジュールを設定したいユーザーにとって有用です。起動時の処理状況に合わせてバックアップ開始時間を調整することで、システム全体の動作を安定させることができます。この設定は、システムの安定性とバックアップの確実性の両立を図る上で重要な役割を果たします。
2. VSSとブロックレベルバックアップの設定
AOSBOX Coolは、開いているファイルやロック中のファイルであってもバックアップ処理を可能にするVSS(Volume Shadow Copy Service)に対応しています。「VSS対象の拡張子」を設定することで、これらのファイルのバックアップを有効化できます。これは、通常であればバックアップできないファイルも確実にバックアップできることを意味し、データ損失のリスクを軽減します。さらに、ファイルの変更部分のみをバックアップする「ブロックレベルバックアップ」にも対応しています。「ブロックレベル対象の拡張子」を設定することで、この機能を有効化できます。この機能は、ファイル全体ではなく変更部分のみをアップロードするため、アップロードにかかる時間と容量を大幅に削減できます。特に、大容量ファイルや頻繁に変更されるファイルのバックアップにおいて、その効果は顕著です。これらの機能は、より効率的で高速なバックアップを実現するために重要な役割を果たします。VSSとブロックレベルバックアップを組み合わせることで、ユーザーはより柔軟で効率的なバックアップ戦略を立てることができます。
3. 画像プレビューと隠しファイル表示設定
高度な設定では、画像プレビュー機能に関する設定も可能です。「RAW画像のプレビューを生成(要追加処理)」オプションは、RAW画像ファイルのサムネイルを生成し、Web管理画面上でプレビュー表示できるようにする機能です。これにより、RAW画像ファイルの内容をWeb管理画面から直接確認することが可能になります。「Web管理ページおよびモバイルアプリでのプレビューを有効にする」オプションは、Web管理画面とモバイルアプリ上で画像プレビュー機能を有効化します。プレビュー可能な画像のサイズを制限することも可能です。これらの設定は、画像ファイルの確認を容易にすることで、バックアップデータの管理効率を向上させます。また、「選んでバックアップにおいて隠しファイルを表示する」オプションを選択することで、「選んでバックアップ」機能において隠しファイルを表示できるようになります。これにより、隠しファイルもバックアップ対象として考慮できるようになり、より完全なバックアップを実現できます。これらの機能により、ユーザーはより詳細な設定を行うことで、より効率的で使いやすいバックアップ環境を構築できます。