fxTradeユーザーズ クイックガイド

MetaTrader4口座開設ガイド

文書情報

著者

Oanda Japan株式会社

専攻 金融工学
会社

OANDA Japan 株式会社

場所 東京都千代田区
文書タイプ マニュアル
言語 Japanese
フォーマット | PDF
サイズ 3.91 MB

概要

I.OANDA Japan MetaTrader 4 MT4 取引プラットフォームの概要と免責事項

本資料は、OANDA Japan株式会社が提供する【MetaTrader 4 (MT4)】プラットフォームを用いた【店頭外国為替証拠金取引(FX)】に関するものです。MT4はMetaQuotes Software Corporationが開発したソフトウェアであり、OANDA fxTradeとは金利計算方法に差異があるため、口座残高の調整(Balance Update)が行われる場合があります。FX取引は元本保証がありません。為替変動や金利変動による損失リスクがあり、証拠金以上の損失が発生する可能性もございます。取引金額に応じた【証拠金】が必要です(個人:取引金額の4%以上、法人:2%以上)。1億米ドル相当(主要通貨ペア)または3千万米ドル相当(その他通貨ペア)以上の決済では、手数料(1.0PIP)が発生する場合があります。スプレッドスワップポイントにもご注意ください。取引開始前に契約締結前交付書面をよくお読みになり、ご自身の判断でご利用ください。OANDA Japan株式会社 関東財務局(金商)第2137号

1. 免責事項とリスクに関する重要な事項

このセクションでは、OANDA Japanが提供するMetaTrader 4(MT4)プラットフォームを用いた店頭外国為替証拠金取引(FX)におけるリスクについて明確に説明しています。まず、FX取引は元本保証がないことを強調し、為替変動や金利変動による損失の可能性を明確に示しています。さらに、証拠金以上の損失が発生するリスクについても触れ、その可能性について警告しています。証拠金必要額は個人で取引金額の4%以上、法人で2%以上と規定されており、高額取引における手数料発生の可能性についても言及しています。具体的には、主要通貨ペアで1億米ドル相当、その他の通貨ペアで3千万米ドル相当以上の決済の場合、実行レートに1.0PIPの手数料が発生する可能性があると記載されています。スプレッドやスワップポイントについても、取引に際して考慮すべき重要な要素として挙げられています。スワップポイントに関しては、受取から支払いへの転換可能性も示唆されています。最後に、取引開始前には契約締結前交付書面を熟読し、自身の判断で取引を行うよう促しています。これらの情報は、FX取引特有のリスクを理解し、適切な判断に基づいて取引を行うために不可欠なものです。OANDA Japan株式会社の所在地(東京都千代田区内神田1-18-12)、フリーダイヤル(0120-923-213)、FAX(03-5259-1502)も記載されています。関東財務局(金商)第2137号、一般社団法人金融先物取引業協会加入という情報も信頼性の担保として提示されています。

2. MetaTrader 4とfxTradeの差異に関する説明

このセクションは、MetaTrader 4(MT4)とOANDAの独自プラットフォームであるfxTradeの相違点、特に金利計算方法の違いについて説明しています。MT4はMetaQuotes Software Corporationが開発したサードパーティ製のソフトウェアであるため、金利計算方法がOANDAのfxTradeと異なる点を強調しています。具体的には、fxTradeでは金利が秒単位で付与されるのに対し、MT4では通常のスワップ金利計算が行われるため、口座残高に差異が生じる可能性があると指摘しています。この差異を解消するために、定期的にBalance Updateを実施し、口座残高を調整することがあると明記されています。プラットフォーム間の差異が発生した場合には、常にfxTradeの情報を参照するよう指示しています。この情報は、MT4を利用するトレーダーが、両プラットフォーム間の不一致による混乱を避けるために重要です。異なるプラットフォーム間での金利計算方法の違いによって発生する可能性のある残高差異を理解し、常に正確な情報を得るための対応策を示している点に留意すべきです。

3. 契約形態と取引開始に関する注意喚起

本セクションでは、OANDA Japanとの契約形態と取引開始に関する重要な注意喚起が記載されています。まず、取引における契約形態が店頭外国為替証拠金取引であることを明確にしています。これは、取引における法的枠組みを明確にする上で重要な情報です。さらに、取引開始にあたっては契約締結前交付書面を熟読し、その内容を十分に理解した上で、自己責任において取引を行うよう強く促しています。これは、取引に伴うリスクを理解し、適切な判断に基づいて取引を行うための重要な手順です。契約書面の内容を理解せずに取引を開始することは、大きな損失につながる可能性があるため、この注意喚起は非常に重要です。 このセクションは、取引開始前に必要な情報を網羅しており、トレーダーが情報に基づいた意思決定を行うための基盤となります。OANDA Japan株式会社が関東財務局(金商)第2137号として認可されていること、一般社団法人金融先物取引業協会に加入していることも、信頼性と法令遵守を強調する要素として機能しています。

II.MetaTrader 4口座開設と設定

MetaTrader 4を利用するには、まずOANDA fxTrade口座が必要です。OANDA Japanのホームページ(http://www.oanda.jp)から口座開設を行い、その後MT4口座の設定を行います。MT4のインストール、ログインIDとパスワードの設定、そしてダイレクト入金(三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、ゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行、イオン銀行)またはfxTradeからの振替による入金方法について説明されています。

1. MetaTrader 4口座開設の必要条件

MetaTrader 4(MT4)プラットフォームを利用するには、まずOANDA fxTradeの口座開設が必須であることが強調されています。 fxTrade口座をお持ちでない場合は、OANDA Japanの公式ホームページ(http://www.oanda.jp)から口座開設手続きを行う必要があります。この手順は、MT4を利用するための最初のステップであり、この点において、fxTrade口座とMT4口座は密接に関連していることが分かります。 MT4は単独で利用できるプラットフォームではなく、OANDA fxTradeとの連携が不可欠なシステムであることを理解する必要があります。この情報は、MT4の利用を検討するユーザーにとって非常に重要な情報となります。MT4を利用したいユーザーは、まずfxTradeの口座開設手続きを完了させる必要があることを明確に理解しておくべきです。ホームページへのリンクが明示的に提示されていることから、スムーズな口座開設手続きを促進する意図が読み取れます。

2. MetaTrader 4のインストールとログイン

MT4口座の設定手順として、まずMetaTrader 4ソフトウェアのインストール方法が説明されています。インストール後、MT4プラットフォームが起動し、取引口座へのログイン手順に進みます。ログインには、MetaTrader 4のログインIDとパスワードが必要です。ログインIDはアカウントページで確認できますが、パスワードはMT4のパスワード作成画面で設定したものを利用します。パスワードを忘れた場合は、カスタマーサービスセンターへの問い合わせが必要になります。デモ口座の申請についても触れられていますが、この手順ではOANDA JapanのMT4デモ口座の申請はできないと明確に記載されている点に注意が必要です。これは、デモ口座の申請には別途手順があることを示唆しており、ユーザーは適切な手順に従う必要があります。このセクションでは、MT4の利用を開始するために必要な具体的な手順がステップごとに記述されており、ユーザーがスムーズにプラットフォームを利用開始できるよう配慮されています。 特にパスワード管理については、紛失時の対応策が提示されており、ユーザーサポート体制が整備されていることを示しています。

3. MetaTrader 4口座への入金方法

MT4口座への入金方法は、ダイレクト入金とfxTradeからの振替の2つの方法が説明されています。ダイレクト入金は、指定された8行の銀行(三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、ゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行、イオン銀行)からのネットバンキングを通じて行うことができます。入金手続きは、OANDA Japanのホームページからアカウントページにログインし、「入金」をクリックして開始します。ダイレクト入金利用規約への同意が必要であり、その後、入金元銀行を選択し、入金額を入力して手続きを進めます。一方、fxTradeからの振替は、OANDA JapanのホームページからMy fxTrade Account(マイページ)にログインし、「資金の移動」をクリックして行います。どちらの方法も、利用規約への同意と、手順に沿った操作が求められます。 このセクションでは、利用可能な入金方法を明確に示し、それぞれの方法について具体的な手順を記述することで、ユーザーが容易に資金を口座に入金できるよう支援しています。 利用可能な銀行のリストを明確に示すことで、ユーザーの利便性を高めています。

III.取引の基本操作 新規注文と決済

MT4では、【成行注文】、【指値注文】、【逆指値注文】、【IFD注文】、【IFO注文】など様々な注文方法が利用できます。1ロットは100,000通貨単位です。新規注文では、通貨ペア、数量、注文種別(成行注文など)、決済逆指値(ストップロス)、決済指値(テイクプロフィット)などを設定します。保有ポジションの決済は、【成行決済】、【指値決済】、【逆指値決済】、【トレールストップ】などで行えます。取引タブで注文状況、ポジション、口座情報(残高、有効証拠金、必要証拠金、余剰証拠金、損益など)を確認できます。口座履歴で取引結果を確認できます。

1. 新規注文の方法

このセクションでは、MetaTrader 4(MT4)における新規注文の発注方法について詳細に説明しています。新規注文の発注画面の開き方として、メニューバーからのアクセス方法が示されています。 注文の種類として、リアルタイムの相場状況を見ながら取引できる成行注文、事前に価格を設定する指値注文や逆指値注文、そしてIFD注文(新規指値注文と同時に決済注文の指値を設定)とIFO注文(新規指値注文と同時に利食い、損切りの注文を同時に設定)といった、様々な注文方法が紹介されています。 各注文方法において、通貨ペア、数量、注文種別、決済逆指値(ストップロス)、決済指値(テイクプロフィット)といったパラメータの設定方法が解説されています。 100,000通貨単位を1.00ロットと定義し、取引理由などを記録できるコメント欄についても言及しています。成行注文、指値注文、逆指値注文、IFD注文、IFO注文それぞれについて、具体的な操作手順(ボタンクリック、値入力など)がステップごとに丁寧に説明されています。注文完了後には、注文番号、売買種別、取引数量、通貨ペア、約定価格などが表示され、確認を行うよう指示されています。これらの情報は、ユーザーが取引を正確に行い、取引内容を把握するために不可欠なものです。

2. 決済注文の方法

このセクションでは、MT4における保有ポジションの決済方法について説明しています。決済方法は、成行注文、指値注文、逆指値注文、そしてトレイリングストップ注文の4種類が紹介されています。成行注文による決済は、ターミナルウィンドウの取引タブから決済したいポジションを選択し、右クリックもしくはダブルクリックで決済画面を開き、「決済注文」をクリックすることで実行できます。指値注文や逆指値注文による決済も同様に、ターミナルウィンドウの取引タブからポジションを選択し、右クリックして決済画面を開き、希望の価格を設定することで実行できます。 トレイリングストップ注文は、決済注文の逆指値が相場の動きに合わせて連動する機能で、ターミナルウィンドウの取引タブからポジションを選択し、右クリックして「トレイリングストップ」を選択することで設定できます。設定可能な値は15pips以上とされています。さらに、新規注文の変更や取消し、決済指値や決済逆指値の変更や取消しについても説明があり、約定前の注文であれば変更や取消が可能なこと、操作可能な範囲が明確に示されています。これらの操作手順も、ターミナルウィンドウの取引タブから行うことが示されています。これらの決済方法に関する説明は、ユーザーが柔軟にポジション管理を行い、リスクをコントロールするために不可欠な情報です。

3. 注文 ポジション 口座情報の確認

このセクションでは、MT4のターミナルウィンドウの「取引」タブで確認できる情報について説明しています。このタブでは、注文情報(注文中の新規注文)、ポジション情報(約定済みの新規注文、決済注文)を確認できます。口座情報としては、残高(預入金額±実現損益)、有効証拠金(残高±未実現損益)、必要証拠金、余剰証拠金、現在の価格(売り注文では買値、買い注文では売値)、手数料(OANDA MetaTrader 4では常に0円)、スワップ(通貨間の金利差から生じる損益)、損益(現在の相場価格で決済した場合の損益)などが表示されます。これらの情報は、リアルタイムで取引状況を把握し、適切な判断を行うために不可欠なものです。 さらに、注文番号と約定日時または注文日時の確認方法についても説明されており、取引履歴の追跡管理にも役立つ情報です。口座履歴タブでの取引結果の確認方法についても言及されており、過去の取引内容を詳細に確認できる仕組みが整っていることが分かります。 これらの情報は、取引の透明性を高め、ユーザーが自身の取引状況を正確に把握することを支援しています。

IV.チャート機能と自動売買

MT4は様々なチャート表示方法、テクニカル指標の追加、チャートのカスタマイズ機能を提供しています。テクニカル指標には、MACDや移動平均線などが含まれます。また、自動売買プログラム(Expert Advisor、EA)を実行できます。サンプルEA(MACD Sample、Moving Average)が搭載されていますが、利益を保証するものではありません。バックテスト機能を用いてEAの検証を行うことができます。自動売買実行時は、オプション設定で自動売買を許可し、DLLの使用を許可する必要があります。

1. チャート機能の概要

このセクションでは、MetaTrader 4(MT4)プラットフォームが提供するチャート機能について説明しています。チャートの表示方法は、メニューバーからの操作やその他の方法(本文からは具体的な方法は不明)で実行できると記述されています。表示内容の変更、複数チャートの整列、テクニカル指標の追加、パラメーターの変更、チャートのカスタマイズ、そしてチャートの保存といった機能が提供されていることが示されています。カスタマイズ機能としては、トレンドラインやフィボナッチリトレースメントの描画機能などが挙げられています。 チャートの設定は定型として保存でき、他のチャートに簡単に適用できる機能も備えているため、複数のチャートを統一した表示設定で利用したい場合に便利です。これらの機能は、テクニカル分析を行い、市場の動向を的確に把握するために不可欠です。 具体的な操作方法は、メニューバー、ツールバーの操作といった概要のみが説明されており、詳細な手順については、別途マニュアルを参照する必要があることを示唆しています。

2. 自動売買 Expert Advisor 機能

このセクションでは、MT4の自動売買機能、特にExpert Advisor(EA)の利用について解説しています。MT4にはサンプルEAとして、「MACD Sample」と「Moving Average」が搭載されていると記載されています。ただし、重要な注意として、サンプルEAは実際の売買において利益を保証するものではなく、バックテストで得られる情報は過去のデータに基づいているため、将来の有効性を保証できないと明記されています。 自動売買の実行には、ツールバーの「オプション」をクリックし、「エキスパートアドバイザー」タブを開き、以下の項目にチェックを入れる必要があります。自動売買を許可する(必須)、アカウントが変更されたら自動売買を停止する(任意)、プロファイルが変更されたら自動売買を停止する(任意)、チャートのシンボルまたは時間足が変更されたら自動売買を停止する(任意)、DLL使用を許可する(必須)。 これらの設定項目は、自動売買の安全性を確保し、予期せぬ事態による損失を防ぐための重要な要素です。 キーボードショートカットとして、Ctrl+Eで自動売買の開始・停止ができることも記載されています。

3. バックテスト機能

このセクションでは、MT4に搭載されているバックテスト機能について説明しています。バックテスト機能は、自動売買プログラム(Expert Advisor)の動作を検証するための機能であり、過去の相場データに基づいてEAのパフォーマンスをシミュレーションすることができます。 この機能を利用することで、EAの戦略やパラメータを最適化し、実際の取引におけるリスクを低減することができます。しかし、繰り返し強調されているように、バックテストの結果は過去のデータに基づいており、将来の結果を保証するものではないことを理解する必要があります。 この機能は、EAを利用するユーザーにとって、取引開始前にEAの戦略を検証し、リスクを評価する上で非常に重要なツールとなります。 サンプルEAを用いた具体的なバックテスト手順については、本文からは詳細な説明が省略されています。

V.お問い合わせ

OANDA MetaTrader 4の操作方法に関するご不明な点は、本資料、OANDA Japanのホームページのよくあるご質問、またはカスタマーサービスセンターまでお問い合わせください。

1. お問い合わせ先

このセクションでは、OANDA MetaTrader 4の操作方法に関する不明点について、問い合わせ先が示されています。 本資料やOANDA Japanのホームページにある「よくあるご質問」を参照するよう促しています。 具体的な問い合わせ先として、電話番号やFAX番号は本文中に記載されています。電話番号はフリーダイヤル(0120-923-213)、FAX番号は03-5259-1502と明記されています。住所も記載されており、東京都千代田区内神田1-18-12となっています。 これらの情報は、ユーザーが問題発生時や不明点が生じた際に、迅速かつ的確なサポートを受けるために不可欠です。ホームページの「よくあるご質問」へのリンクを示すことで、よくある質問への回答を事前に確認できるよう配慮しており、ユーザーの利便性を向上させるための工夫がなされています。 カスタマーサービスセンターへの問い合わせ方法についても言及されていることから、ユーザーサポート体制が整っていることが分かります。住所の記載は、物理的な場所を示すものであり、信頼性の向上に貢献しています。

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